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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
五能線クルージングトレイン5号(「リゾートしらかみ5号」運休日の代打列車)は、東能代駅を定刻に発車。私Kazuも、無事(?)ホットコーヒーをGetして、車窓を楽しむ用意万端♪
※ホットコーヒーは、東能代駅停車中に、改札を出て買いに行ったものです。 売店に行く旨を申し出ると改札外に出してもらえますが、時間が7分ほどしかないので、前回の文末でも記した通り、オススメはしません。 五能線クルージングトレイン5号は、東能代駅を発車するとまもなく、次の能代駅に停車します。先の東能代駅は本線との接続駅でみどりの窓口もあり、JRとしては要衝となっているのですが、能代市の街の中心部はこちら能代駅となっております(みどりの窓口はなく、指定席券売機設置)。 能代市は米代川・阿仁川の舟運による木材の集散地として栄えた街「木都」で、駅舎は近年、木材を基調としたデザインに改装されました。「リゾートしらかみ橅編成」の秋田杉モデルが展示されていますね。 能代市といえばもうひとつ、「バスケの街」。 これは、県立能代工業高校男子バスケットボール部が強豪として知られているためです。全国大会制覇回数は58回 田臥勇太をはじめ多数のプロプレーヤーを育てたチームです。 「スラムダンク」のモデルとなった高校だと言われています。 で、駅の構内になぜゴールがあるかというと、リゾートしらかみ1・3号ではこのゴールと本物のバスケットボールで遊ぶことができ、シュートが決まると記念品が貰えます♪ 残念ながら、リゾートしらかみ5号・クルージングトレイン5号では停車時間がないため体験できません。 能代駅を1分停車で発車すると、ほどなく大河を渡ります。 この川は米代川で、秋田県内2位、東北地方でも5位の大河で、秋田県北部を横断し、源流の一部は岩手県域にあるとされています。 (列車の後方を撮影) 能代駅からしばらくは、途切れ途切れに集落が続く田園地帯を進みます。車窓左側には、この先青森県の五所川原付近まで五能線とピッタリ並走する3ケタ国道のトップナンバー国道101号が見えます。 このあたり、八峰町峰浜地区(旧峰浜村)は、メロン栽培や蕎麦で有名です。 余談ですが、お車で五能線沿いを北上する場合、このあたりにあるコンビニが最後の大手コンビニです。この先は80km近く先、鰺ヶ沢の手前まで大手コンビニはありません(大手系列の店という括りでは、食品スーパーとドラッグストアが1軒づつ、深浦にある)。 白神山地を正面~右手にみつつ、東八森駅を通過すると、山が急にせり出してくると共に、ついに日本海が車窓に登場します! この日はあいにくのドンより曇り空 灰色の空に覆われた日本海はまるで初冬のようで、とても夏至間近とは思えません。トホホ テレビ紹介により今や全国区になった謎のネバネバ海藻「ギバサ」は、もともとこの辺~男鹿半島で食されていました。原料の海藻自体は全国に生えているみたいですが、それを「食す」という思考に至ったのは秋田県民だけだったみたい。秋田では生、または解凍済みの小分けパックも売られているので、御来秋の際は買ってみてください。 海とは反対側の車窓の山々は、世界自然遺産白神山地につながる山々です。世界遺産地域はもっともっと山奥ですが、車窓からでもその雰囲気は楽しめます。ブナの原生林が残る最奥部(核心地域)は、生半可な装備ではたどり着けない秘境です。 列車は能代駅からノンストップで走ること22分、あきた白神駅に到着です。この駅は、リゾートしらかみが走るようになってから設置された駅で、無人駅ですが観光駅長さんのお出迎えがあります。 国道の向こう側には、駅と直結した観光施設・温泉「八森いさりび温泉ハタハタ館」があります。 そして、列車旅の最高のお供「晩酌セット」を予約制で購入することができるそうです。地元名産品を使ったお料理に地酒ワンカップがついた逸品 以前は車内で予約を受け付け、発車後に車内販売から受け取りというシステムがあり、皆さんのしらかみ乗車ブログなどでも絶賛されていた折詰です。 ワゴン販売なき現在、車内販売での受け取りはできませんが、駅での受け取りは可能のようです。予約制となっているので、前日までにハタハタ館に電話予約をとのこと 2019-06-25ここから追記 列車の行く先に、感じのよさそうな青い鉄橋が見えてきました。 有名撮影地であります小入川鉄橋です。 並行する国道の橋から撮影された写真が、雑誌やポスターでよく紹介されています。鉄橋を渡る五能線列車のシルエット写真は、あそこ。 また、岩館の漁港から見上げるように撮影するのも乙なポイントです。 あの橋の上(国道101号小入川橋)から撮影するのがベーシックです。 橋の北側(深浦方)には、撮り鉄さん集まれ~と言わんばかりの駐車場がございます。「国道101号小入川パーキング」といいまして、大型車用区画まである念の入れようです。観光施設やトイレはないので、まさに「五能線を見せる・撮らせる」ためのパーキングです。 2019-06-25追記ここまで 小入川橋梁を通過すると間もなく、岩館駅(いわだて)に停車します。 2018年の春より無人駅ですが、リゾートしらかみは今も全列車停車駅で、外観が木質化リニューアルされています。 岩館の海岸には、浅い磯浜の一部を防波堤で囲った海浜プールがあり、子供のころ遊びに来たことがありますが、今も賑わっているのかなあ? 古くは海水浴列車が能代から走ったようです。 岩館駅では列車交換のためちょっと長めの停車。 こちらが、五能線の普段の普通列車です。いま乗っている「クルージングトレイン」と「リゾートしらかみ くまげら編成」は、このタイプの車両から改造されました。 (青池編成と橅編成は新車) 岩館駅では、リゾートしらかみの指定席券を買うことができません。 事前に大きな駅で購入(受け取り)しておきましょう。 岩館駅を発車すると、列車は青森県に入ります。 記事が長くなったので、ここで一旦切りまして、次回は青森県側(但し深浦まで)の車窓をご紹介します。 つづくっ! ちなみに・・・秋田名物八森はたはた♪男鹿で男鹿ブリコ♪贈答向け「はたはた寿司」の最大手「鈴木水産」さんの本社・工場も五能線沿線(八森)にあります。出川哲郎氏が充電させてくれ~と電動バイクで立ち寄ったそうです。私はその放送、見事に見逃しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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