大いなる妄想 海南⇔和歌山市行き区間列車 | 鉄道ジャーナリスト加藤好啓(blackcat)blog

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福祉と公共交通の視点から、鉄道のあり方を熱く語る?
blackcat こと加藤好啓です。
現在の公共交通の問題点などを過去の歴史などと比較しながら提言していきます。
随時更新予定です。

昔から有る、貴志川線の紀勢本線直通計画

和歌山電鉄の貴志川線と、紀勢本線を直接乗入れさせて、貴志川線の車両を和歌山市まで乗入れさせて欲しいという要望は、南海電鉄が運営していた頃からよく聞かされていました。

しかし、JRへの乗入れに関しては中々進んでいないのが現状です。
JRとしても、阪和線に流れる旅客を、南海に持って行かれるの理に合わないと言うことでしょうか。

また、交換設備を撤去しているので、途中での交換も出来ませんが。片道10分ほどですので、需要があれば30分ヘッドでも運転できそうですが、それも実現していません。

発想を変えて、JR内だけで完結することは不可能でしょうか。

そこで、南海電車で来た観光客をそのまま、海南まで運んでしまって、そこからマリーナシティへ、またその逆にマリーナシティでの観光客をそのまま和歌山市まで運んで、加太線に乗り換えて加太まで行って貰うと行った回遊観光のために、和歌山県が補助金を出して、昼間帯だけ海南⇔和歌山市駅間に普通列車が走れないだろうかというのが、今回の妄想の趣旨です。

加太線のダイヤまでは配慮していませんが、現行のダイヤに押し込むとどんな感じになるかシミュレーションしてみました。

使用したのは、「ダイヤ作成ツール」というフリーウエアで。Vectorからインストールしました。

それで、いささか簡単ですが、作成してみたのがこちら。

和歌山市~加太への直通乗入れは、現時点では配慮していません。
それと、このダイヤでいくと、妄想増発列車を仮に運転するとしてもダイヤ上は問題は少なそうです。

海南始発の列車が設定されていますから、信号の修正もさほどもんだは少なそうです。

問題は、運転士の要員をどのように確保するかになりそうです。
さらに、宮前駅での切符回収が問題になりそうですが、Icoca決済とすれば、ワンマン運転でも問題はなさそうです。

以外と実現可能性があると思えるのですが・・・如何でしょうか。

このように考えると、案外、和歌山市~海南の場合は、解決すべき問題は少ないのでは無いでしょぅか。

さらに、和歌山~海南間は15分ヘッドとなり、海南~和歌山間は17分程度で結ばれれば現在自家用車を利用している人も案外、乗り換えてくれるかもしれませんし、紀三井寺からは和歌浦行きバスを、海南からもマリーナシティ行きバスを更に充実させれば、黒江の町並みなどを含めて、観光目的で利用できるのではないでしょうか。

新形の227系での運用を期待?もしくは225系の2連で運用?

現状では、ワンマン仕様の105系、今後は227系和歌山線用の車両を共通運用になると思うのですが、観光利用を考えると、ロングシートは寂しいので、225系の2両編成を専用編成として、ワンマン改造なんてことに成れば少し面白いかもしれませんね。ついでに、和歌山市~和歌山間も225系の2連で運用とか。

225系2連仕様は、御坊以南の113系置換え用に、227系【クロスシート】のワンマン仕様を導入して、共通運用なんてこともありかな・・・なんて妄想が広がっております。

 

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日本国有鉄道研究家・国鉄があった時代

 

 

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