伊賀市から、現状では、電化よりもハイブリッド方式の電車を導入する支援をする方が得策では?で回答を | 鉄道ジャーナリスト加藤好啓(blackcat)blog

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福祉と公共交通の視点から、鉄道のあり方を熱く語る?
blackcat こと加藤好啓です。
現在の公共交通の問題点などを過去の歴史などと比較しながら提言していきます。
随時更新予定です。

昨年12月8日に下記のようなblogを作成していたのですが、実はこの後、伊賀市に実際に質問してみました。

内容は、blogで書いた内容を元に詳細は書かず、

「関西線は電化ではなく、蓄電池式電車による伊賀鉄道から柘植までの直接乗入れを行う方が利便性は高くなるのではと考えております。 」

 

といういことで、前半は、勉強会等は行われていないのかと言ったことを書かせていただきました、一応この件について回答も欲しい旨書いてメッセージを問い合わせフォームからさせてもらったところ、回答を得ることができました。

 

大いなる妄想 関西線 加茂~亀山間電化 再び

 

伊賀市からの回答

一応、回答をオープンにしても良いと私の方では伝えてありますので、遅かれ早かれ掲示されるかと思いますが、一足先にこちらで頂いた回答をアップさせていただこうと思います。

以下は、伊賀市の交通政策課からの回答です。

 

JR関西本線(亀山-加茂間)の電化については、沿線自治体や各種団体と連携し、JR西日本へ要望を行っています。また、電化の実現に向けて、利用者を増やすことが最優先課題という共通認識のもと、現在は利用促進等についてJR西日本との意見交換会も実施しています。個別の勉強会の開催は予定しておりませんが、開催する機会がございましたら市ホームページ等でお知らせいたします。
電化が実現し、京都-伊賀上野間で乗り換えることなく利用できれば、沿線住民のみならず、観光客にとっての利便性向上も期待できます。引き続き、電化のみならず蓄電池式電車等について情報収集に努め、JR西日本へ働きかけていきます。

 

まぁ、回答を貰えない自治体もある中で、きちんと答えていただいたと言うことになります

ただ、伊賀市としては電化ありきという感じがします、JR西日本とも定期的に意見交換しているとのことですが、電化に対する費用負担もありますし、JR西としても電化設備が増えれば固定資産税も増えますし、まして列車本数が少なければ、電車よりも気動車の方が固定費が不要になる分安くなります(肥薩おれんじ鉄道が交流電車ではなく気動車にしたのもその辺の事情から)

思い切って伊賀線も電化ではなく非電化にしてと言うのは暴論ですが、それくらいの発想の転換は欲しいですよね。

 

、取りあえず、伊賀市に面倒くさい人が来たと思われない程度に、伊賀線と関西線のハイブリッド方式電車などでの乗入れを事例や、経済性なども比較しながら地味に提案していこうと思っております。
まぁ、どうしても大学の教授とかの先生の意見は尊重されても、一鉄道ファンの戯れ言と思われているでしょうね。
今後も、何かのおりに付けて、提案なり資料送付など邪魔にならない範囲でしていければと思っております。苦笑

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