こんにちは。ponio20です。o(*^▽^*)o~♪


今年4月30日~5月1日は

今上天皇陛下の譲位(退位)と現在の皇太子、徳仁親王が

 

新天皇になられるようです。

ようですとは、「女性宮家創設」によってです。

要は、以後、天皇制が続いていくならば「女性宮家創設」か

 

「男系天皇」になっていくわけで、

「女性宮家創設」とか「皇室典範」なんて言われても、

 

私たちにはいまいち、ピーンときませんね。

このまま「男系男子」が維持されれば、

 

秋篠宮さま、そして悠仁さまが将来の天皇になられますが、

現在の皇太子、徳仁親王が新天皇に即位される場合は「皇室典範」を改正して、

 

「女性宮家創設」して、徳仁親王が新天皇に即位されるわけです。

例えば徳仁新天皇となられた場合、

 

その子、愛子さまが次期「女性天皇」と思いますよね。

でも、そこで、「男系天皇」は終わるようです。

なぜかと言うと、愛子さまが結婚されてお子をもうけられても、

そのお子が男であろうが女であろうが「女系」になってしまいます。

天皇の継承って難しい問題がありますね。

その辺のところを調べた範囲で説明します。


「女性宮家」を作ってしまうと、女系天皇の容認につながってしまうため、

保守派の人たちがそれを警戒して、強く反発しているからです。

この問題は、「女性天皇」と「女系天皇」の違いを理解していないと

 

わけが分からないのですが、

日本の天皇は代々男系によって維持されてきました。

お父さんの血筋に昔の天皇がいる人だけによって、

 

紡がれてきた家系が今の皇室です。

ところが、女系天皇というのは、この伝統から外れてしまうんです。

女系天皇というのは、お母さんの血筋に天皇家の血が存在しているもので、

 

お父さんの血筋は問題にされないからです。

で、これがどうして「女性宮家」に関わるかといいますと。

「宮家」というのは、皇位継承権を持つ人達によって構成されるものです。

ですので、現在、この中に所属している方々は、

 

全員がお父さんの血筋の先祖に天皇を持つ、男系の方々だけ、

 

ということになります。

この宮家の中には当然女性の皇族の方もいらっしゃいます。

その女性の方が一般人の男性と結婚すると、

 

その子供は男系ではなくなってしまいます。

そりゃそうですよね。

一般人の男性のお父さんの先祖に天皇はいませんから。

なので、その子供は皇位継承権を持たず、一般人となります。

また、その女性も、男性と結婚した時点で宮家から抜けて、

 

一般人と同じ身分になります。


「女性宮家」というのは、本来ならば結婚した時に宮家を抜ける女性を、

 

そのまま残してしまおう、というものです。

皇族が減少しているので、宮家に残って貰って、

 

皇室の公務を分担してもらおうという考えですね。

これだけなら良いのですが、問題なのは、その女性の子供の皇位継承権です。

今までの皇室のルールで考えるのなら、その子供に皇位継承権はありません。

でも、それじゃあ皇族の数が減ってしまって仕方がないので、

その子供(女系の人)にも継承権を認めよう、という話が、

 

「女性宮家」の下敷きにあります。

つまり、「女性宮家」を認めた時点で、

 

今までずっと続いてきた天皇家の伝統が途絶えてしまうわけです。

なので、保守派の人たちが、怒って「そんなの認められるか! 

皇室は今までずっと男系でやってきたんだから、

そこを変えたらもう『皇室』じゃないじゃないか!」と猛烈に反発して、

 

話が進まないのです。

ちなみに、何故かリベラルの人たちは、

 

この「女性宮家」にものすごくこだわります。

その中には、天皇制に反対していた人なんかも混じっており、

将来的に日本の天皇制をなくしてしまいたいと考えているのではないか、

 

と保守派は疑っているわけです。

大変難しい問題ですね。

ありがとうございました。o(*^▽^*)o~♪    



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