Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

後の月・十三夜

2020年10月29日 18時24分55秒 | 俳句・短歌・詩等関連



 午後になってから発熱が無いか心配していたが、異常はなかった。
 16時半を過ぎてから、団地の集会所と近くのドラッグストアまで出かけてみた。往復で4000歩余りをゆっくりと歩いた。
 いくつかの買い物をして、外に出ると十三夜の月がもう出ていた。ほとんど満月に見えるけれども、十五夜兼満月は明後日である。

★我衣に洩る思ひ有り後の月       高桑闌更
★月よりも雲に光芒十三夜        井沢正江
★胸さびしゆゑにあかるき十三夜     石原八束
★十三夜波の間に間に浮ぶもの      鈴木真砂女 

 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久しぶりにのぞいたら (通りがかり人)
2020-10-30 11:30:34
月ではないか。しかもこの月は氏に教えてもらった川瀬さんの川瀬巴水の月じゃないか…・巴水が今も生きていたなら、やはり電線の上の月と、屋根のごく一部だけしかとらないだろう。いかにも令和的な巴水である。良い月だ。背景の暗さが絶品だ。
通りがかり人様 (Fs)
2020-11-02 11:51:19
返信遅くなりました。せっかくお褒めの言葉を貰ったのに、失礼しました。
巴水の月はいいですね。春・夏・秋・冬、満月・三日月、どれもいい。人物を点景として、その表情からはなにも語らせない作品がいいです。風景から人の会話や思いが伝わります。人が登場しない作品ても人家から洩れる灯が人の気配を感じさせます。
せっかくコメントをいただいたので、本日中に巴水の月の作品を2点、アップしたいと思います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。