私は、財団法人どうぶつ基金の以下の
メールを読んで、とても嬉しかったです。
掲載の許可を得て、メールを掲載します。
先に、この偉業をしてくださった財団法人どうぶつ基金様に
深く感謝を致しております。
関わった全ての方々、本当にお疲れさまでした。
人口6人、猫200頭以上!瀬戸内の猫島「青島」全頭に無料TNR不妊手術を行いました。
めぐ&ジュリーさま どうぶつ基金理事長の佐上邦久です。 台風が続いていますが、めぐ&ジュリーさまはご無事でしたでしょうか? 私たちどうぶつ基金では、台風24号と25号の狭間を縫うようにして、猫の楽園として世界的に有名になった愛媛県大洲市の青島で島の猫ほぼすべてに無料不妊手術を行ってきました。
岩合光昭さんの写真集で有名になった青島は「猫の楽園」と称され、世界中から観光客が殺到しました。
しかしじっさいに島に来てみると、観光客に気まぐれに与えられるだけのエサにありつけず痩せ細った負け組の猫たち、飢えて食い殺された子猫の死骸、写真集には決して載らない現実に目を覆うばかりでした。
そんな中、地元の獣医師会やボランティアさんによって、メス猫80頭の不妊手術が行われました。しかしここでオスとメスのバランスが崩れたことにより、ますます状況は悪化したのです。メス猫はオス猫たちに囲まれゆっくりご飯を食べることもできずガリガリに痩せている子が多く、子猫はもっと悲惨で、オスに殺されたり、母猫の育児拒否により、ほとんどが成長できないということでした。
悲惨な現実を知った世界中の観光客や、地元のボランティアさん達からどうぶつ基金に救援依頼が来たのは、もう5年ほど前になります。
あれから5年間、地元ボランティア、行政、島民の方と根気強く調整を続け、ようやく今回のさくらねこ一斉TNRが決定したのです。
※ゴールゼロ代表の斎藤獣医もボランティア参加、テキパキと行動していただいたおかげで手術は順調に進みました。
5年越しで決まった事業ですが、9月はじめに予定されていた一斉手術は台風で10月に延期になりました。ところが今回も台風で連絡船が欠航になり、急遽、3日間の手術予定を一昼夜で行う事になりました。島に宿泊施設はありません。手術会場の床で仮眠を取りながら3名の獣医が172頭の手術を施しました。
翌朝は5時に起床して、後片付けを行いました。
旅立ちの朝、島で猫の世話を続けているKさんの言葉で疲れは吹っ飛びました。
「助かります。手術に反対の考えを持っている人も居るけど、本当に大変なんです。このままでは猫たちが可哀想なんです。
子猫たち、すぐ死ぬんですよ。オスに噛み殺されてね、頭だけになったり、手足だけバラバラになっていたり。もうそんなの見るのはイヤなんです。
メスもね、ご飯を食べることもできないくらい、オスに囲まれて襲われ続けてるんですよ。だから手術をして下さることで、それらが無くなって、ケンカも無くなってくれたら本当にうれしい。70年間生きてきて今日が一番うれしいです。本当にありがとうございました」
今回の一斉TNRによりほぼすべての猫への不妊去勢手術ができました。青島の猫たちはこれ以上増えることなく将来的には減っていきます。
一代限りの命を健気に生きる青島の猫たちを温かく見守っていただければと思います。
どうぶつ基金 理事長 佐上邦久
全国から殺到する無料不妊手術の要請に対して資金不足は深刻です。また今回のように予定変更があると、航空券のキャンセル、チケットの再購入等で多額の費用がかさなってしまいます。20000頭分の無料不妊手術もあと一月ほどで底をつきます。十分な獣医療のためのお金が足りません。
産まれてすぐに殺される、そんな悲劇をゼロにするために、めぐ&ジュリーさまの温かいご支援を願いいたします。
★さくらねこサポーターに参加してめぐ&ジュリーさまの力を分けてください。
「さくらねこサポーター」は、毎月2,222円から継続的にさくらねこTNR無料不妊手術の取り組みを応援いただく仕組みです。
救いの手を差し伸べるために、今を救う今回の寄付をお願いします。
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/business
閉鎖空間である島にいる野良猫。
商業主義の写真集で有名になったのはいいけれど、
現実は悲惨な状況だったと思います。
私も、似たような現実を見たことがありました。
秘境と呼ばれる温泉に行ったときに、大きな駐車場に
片目のガリガリに痩せた三毛猫がいて、5~6匹の雄猫に
取り囲まれて交尾をしていました。
ほとんど、無理やりに見えてしまい・・・
思わず、オスを追い払ったけど・・・また、私がいなくなったら
同じことが繰り返されるんだろうと暗い気持ちになったんです。
誰かが捨てた家猫が野良化して増えたんだと思いますが、
みんな、栄養状態は良くないみたいなのに、必死で発情期の為に
子孫を残そうと躍起になってました。
短い命を削ってまで。。。しかも、生まれても、野生動物や
雄猫に食べられてしまったりして、殆ど育たないのに
猫や犬は自然界には存在しない動物です。
人間が作り出したのですから、責任を持って不幸な猫を
増やさないようにしなければいけません。
その為には、TNRです。
今回、青島のTNRで前頭手術が終わったことで、
猫達は今までと全く違う生活を送れるはずです。
私は、これを知って、TNRをするボランティアの一人として
本当に嬉しかったです。
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今日の映画・本のご紹介はお休みです<(_ _)>
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