こんばんは、守田矩子(のり子)です。
和歌山県・紀の川市にある友人のご実家の山に
梅の実の採取に行ってきました。
「山に梅が沢山なっているのだけれど、
人手が足りずに収穫できない」という情報を得まして。
しかも、無農薬の梅!
放置したら、そのまま枯れてしまいます。
それ勿体ない!
欲しい!!!
ということで、急遽お声がけして、
平日昼間に和歌山に同行してくださるメンバーを募りました。
・岡先生のお父様(=梅林の持ち主))
かなりの急斜面を昇りながらの作業は、
想像以上に大変でした↓
どんくさい私は、何度か、坂から転がり落ちました(≧▽≦)
お父さんの指示で梅の枝を剪定しながら、
手分けして、梅の採取しましたよ。
どの枝を切り、どの枝を残せば良いのかを教えて頂きました。
・脚立の上で枝を切り落とす人
・下で枝を受け取る人
・その枝から梅の実をもぐ人
と手分けすることで、効率よく作業が進みます。
これ、ひとりではとても出来ない作業です。
普段は、お父さんひとりで作業をされているんですって。。。
1日かけて、約50キロの梅を収穫し、皆で分配↓
分けて頂いた梅の半分を、
『すずなり』の
南かおるさんに送り↓
残りを、家で酵素ジュースに↓
ブクブクに発酵中でございます♪
1日山の中で過ごして、お父さんに色々教えて頂いたり、
皆との対話の中で、様々な発見があったり。
山で暮らすお父さんのお話は、驚くことばかりでした。
もともとこの辺りは、ミカン農家だったそうです。
それが、40年前に、「アメリカのオレンジを売るから」
という理由で、ミカンの栽培が禁止になったそうなのです。
え?
そんな理不尽なこと。。。
ハッサクなどの柑橘類でさえ、
栽培していると罰金をかせられたのだとか。
で、仕方なく、先祖から受け継いで来た
ミカンの木をすべて切り倒したそうです。
しかも、そのまま何も栽培していないと、「耕作放棄だ!」と
叱られるそうなのです。
そこで、ミカンの代わりに、梅の木を植えたそうです。
しかし、梅って、植えてすぐに実がなる訳ではありません。
沢山の実がなる今の状態になるまでに、
かなりの年月と労力が、かかっている事を知りました。
それにしても、政府や農協の理不尽な対応に愕然として、
私はとても腹が立ちました。
それでも、淡々と栽培を続ける農家の方々の気持ちを思うと
めちゃめちゃ切ない気持ちになりました。
帰りに、頂いた梅のお代金をお支払いしようと思ったら、
「物々交換で、何か送って~!」とお父さんに言われて、
なるほどなあぁ!と感心したのです。
●お金で人を雇う
●お金で農作物を買う
ではない世界が、ここにあるんだ。
●人手が足りない時には、時間のある人が手伝いに行く
●収穫した作物を交換する
ことで、『お金』を介さない経済圏が出来上がりますね。
『お互いさま』の精神が、生きている事を感じました。
もし天災や戦争などで、困った事態になったとしても、
こうして日ごろからコミュニティを作っておくことで
『安心・安全』が担保されるな、と思った次第です。
本当の『防災』は、貯金や備蓄じゃないよな、とも。
いくらお金があっても、野菜や食料が買えない日が
来るかもしれませんしね。
平和な日常から、農業を通してコミュニティ作りをしておくことが
必要なんじゃないかな。
お父さんの山や、京都の
『すずなり』さんの畑だけじゃなく、
色々な地域を繋いで、お互いに助け合えたら良いなと
考えています。
ひとりで頑張れる範囲には限りがあるけれど、
人に助けてもらって感謝していると、
その繋がりと循環に、限界は無い気がします。
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