ゾンビな人生

ゾンビの映画の感想や社会をゾンビ思考で語ります。

アイ・オブ・ザ・デッドのゾンビ感

2019-01-04 23:03:11 | ゾンビ映画

アイ・オブ・ザ・デッド

アイ・オブ・ザ・デッド [DVD]

今回のZ映画は「アイ・オブ・ザ・デッド」

この映画の素晴らしいのはエンディングです。
ぜひ、見て欲しいと思います。
<以後ネタバレ>

自分目線のゾンビ映画。
ビデオからの目線ではなく、その人自身の目から見た世界。
なので終盤まで主人公の顔はわかりません。

 とある農場での話。
目が覚めた主人公が外を見ると、謎のドローンが農薬らしきものを散布している。
うーむ、ゾンビの元臭がプンプンします。

主人公の家に友人たちが集まる中、政府のお役人らしき人が来て農薬散布状況の調査に来たと言う。
主人公は農園を案内していると、近所の人がゾンビとなって襲ってきた。
(ん、この調査員は何か知っているようだぞ)

因みにこのゾンビは短時間変容の走るパワー系です。

捜査官も襲われます。

何人かのゾンビが住人を次々に襲います。

主人公たちは車で逃げようと試みますが、なんか知らんけどどっかに車をぶつけて壊してしまい、仕方なく家に籠城。
籠城とはいってもバリケードもしていないので、ドアや窓をぶち破られゾンビ侵入。
妊娠していたおねーちゃんがやられます。

屋根裏に逃げ込むも、そこにずっといられないので別の車を取りに行くと主人公。
(なにかガキが出てきますが割愛)

家を抜け出て、車を取りに行く途中でゾンビに襲われ、民家に避難するも、そこでゾンビに噛まれます。
ひとり生き残っていた捜査官は解毒剤を持っていたが、子供に使う。

噛まれてからは意識が朦朧となる主人公。
それでも「彼女は俺が守る」と誓う。男だねえ。

 

でも・・でも・・やばいよ、やばいよ
どうもゾンビっぽくなってきたよ。
とにかく地下室へ行く。
うげええええ、黄色いゲロがああああ

ゾンビになるなら自決しよう・・と銃口を自分に向けた瞬間気絶。

次に目が覚めたら。。ああゾンビになっちゃってるよ・・と主人公
(ここで鏡に映った主人公を始めてみる)

もう、ゾンビとなったら、親兄弟子供も関係なく襲っちゃいます。

「俺が守る」と言った彼女を襲います。
サイテー

彼女を噛みまくっていると、政府の駆除部隊が到着。
ワクチンがあるから大丈夫みたいに言っておいて、焼却って・・あんた

しかも、まったく普通の人間も「目撃者排除」で打ち殺す。
ヒデーよ、この女科学者~

で、一人はワクチンの効果サンプルとして連れていかれ、主人公を含めた仲間全員が焼却処分にーー

で、THE END

なんて素晴らしいゾンビーラストでしょうか。

やっぱり、最後は人間全滅が素敵ですね。

正直、始まりや、中盤、ゾンビの質は見れたものではありません。
でも、このエンディングが輝いてました。
正直、最後の5分見れば十分です。

ゾンビだけでなく、普通の人間も殺してしまうところが味噌。
人間の非情さが垣間観れます。

ゾンビが発生した地域。
ワクチンはあるけれど、その地域を封鎖して、そこの人間を皆殺しにする。

これ、人間が鳥や豚などの家畜にやっていること。
病気になったら殺処分。

人間もゾンビになったら殺処分。
99%がゾンビでなくても・・・・

映画だからって?
いやいや現実の人間の方が残酷ですよ。
そういう危機の前ではね。

そんな警告を発してくれる。
だから、ゾンビは素晴らしい。


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