あなたは過去、恋愛で幸せだった思い出がたくさんありますか？

 

過去に大恋愛したり、とても幸せな気持ちで交際をしていた経験がある方は、その体験を忘れる事が出来ません。

 

たとえ失恋でも、幸せだった時の思いでだけが、良い思いでとして甘酸っぱい気持ちとして心の片隅に残っているものです。

 

童謡の”まちぼうけ”の歌詞を覚えていますか？

 

待ちぼうけ　待ちぼうけ
ある日せっせと　野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた　木のねっこ

 

待ちぼうけ　待ちぼうけ
しめた　これから寝て待とうか
待てば獲物が驅けてくる
兔ぶつかれ、木のねっこ

 

待ちぼうけ　待ちぼうけ
昨日鍬取り　畑仕事
今日は頬づゑ　日向ぼこ
うまい切り株　木のねっこ

 

待ちぼうけ　待ちぼうけ
今日は今日はで　待ちぼうけ
明日は明日はで　森のそと
兔待ち待ち　木のねっこ

 

待ちぼうけ　待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
いまは荒野のほうき草
寒い北風　木のねっこ

 

このお話は実は中国の”韓非子”の中に「守株待兔」として記載されているお話なのですが、

 

ラッキーな事に、自らは何もしなくても、ウサギが勝手に木の切り株に足を取られて、あっさり捕まえる事ができた事に味をしめ、

また同じ事が起きないか、、、、と、来る日も来る日も、じーっと待ち続けて、結局二度とウサギは現れなかった・・・・・・というお話です。

 

人は一度おいしい経験をすると、次もこの方法でうまくいくはずだ！！と思いこむ習性があります。

 

そしてその成功体験は手放しずらいものです。

 

でも、時間軸で考えても、

 

自分自身

対象となる相手

シチュエーション

 

どれをとっても同じものは何一つありません。

 

一度幸せな恋愛をしていても、その恋愛と同じ事は二度と出来ないのです。

 

同じ事をしていても、同じ事をずーっと思っていても、決して結婚相手は現れません。

切り株に座って、ウサギを待ち続けるのと同じです。

 

失敗体験を何度も考えて、二度と同じ事をしないと考えるのは意味ある事です。

 

反対に幸せな成功体験の思い出に何度も浸る事は、まったく意味ないどころか、益々幸せから遠ざかる原因になります。

 

過去から明日へ目線を向けていきましょう。

 

婚活の最中、辛すぎてつい過去に目が向く事が多々あります。

 

そんな時は、”まちぼうけ”の話を思い出してください。

 

それでも、過去に目が向いてしまう時は、カウンセラーに支えてもらってください。

 

話をしながら、一緒に今のあなたに合う素敵なお相手を探していきますよ。

 

頑張って！！

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