本業が多忙のため、前回更新から2カ月以上経過してしまいました。

 

920日に開票された自民党総裁選で、安倍信三首相が連続3選を果たしました。もし、石破茂氏が当選してしまった場合は、日本が大変な危機に陥るところでした。

 

石破氏の政策は具体的な中身はほとんどなく、これから議論しますと言っていたので政策論争はほぼ行われませんでした。しかし、安全保障と経済について石破氏の大まかな方針を見ると、日本を危機に追いやるようなことを表明していました。

 

安全保障面について石破氏は、戦力不保持を定義している憲法92項の破棄を訴えていました。憲法92項の破棄については正論ですが、反日のマスコミや政党が跋扈している状態では破棄するのは難しいのが現状です。また、92項の破棄について時期を明言せず、先延ばしするようなことを示唆していました。

 

石破氏は、すぐにできない憲法92項の破棄を訴えて、一見正しいことを主張していました。実際には実現不可能な理想論をかざして、結果として憲法を改正しないように持って行くのが狙いだったのかもしれません。

 

しかし、チャイナや北朝鮮など周辺国の姿勢を鑑みれば、少しでも自衛隊の足枷を外して、普通の軍隊として機能できるようにしなければいけません。最終的には92項を破棄しなければいけませんが、とりあえずは自衛隊と少しでも軍隊として機能する状態にすることが喫緊の課題だと思います。

 

 

経済政策については、デフレを脱却できていない状況にあるにも関わらず、石破氏は金融緩和には懐疑的であり、しかもバリバリの財政緊縮論者です。経済音痴なのか財務省の操り人形なのか、どちらか分かりませんが、日本経済を破滅に導くような政策を主張していました。

 

アベノミクスが機能するのを阻害している緊縮財政と消費税率引き上げについて、それを否定すれば賛同する人は数多くいると思います。アベノミクスが機能しない点について真っ当な政策を掲げれば、安倍首相に対して優位性を示すことはできたのですが・・・

 

 

安全保障と経済政策だけを見ても、石破氏が首相になったら日本を危機に陥れることが目に見えていました。また、石破氏が地方創生大臣をしていときにやったのが、獣医学部の新設を阻むための石破4条件を作ることでした。地方を活性化させるどころか、地方が活性化することを阻害していたのです。

 

もし石破氏が(万が一)自民党総裁選に勝っていたら、日本は立ち直れないくらい酷い状況に陥っていたかもしれません。

 

ちなみに、反日のマスコミは石破氏は善戦したと訴えていますが、前回の自民党総裁選の時よりも石破氏は議員票も党員票も得票率を落としていますので、石破氏に次はないと考えるのが普通です。それとも反日のマスコミは、石破氏は無能だからもっと惨敗すると予想していたのでしょうか。

 


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