昨年の夏から和精油にハマっているアロマ講師の久保真希です
アロマと言えば、フランスのラベンダー、ブルガリアのローズというように、
外国の精油が一般的かと思いますが、
日本で作られる和精油を私たちが使うことによって、
その生産者さんである、みかん農家さんや林業をされている組合を
買い支えできると教えていただき、
是非是非もっと和精油を広めたいと思うようになりました。
そして、昨年 秋の9月には和精油を使ったアロマブレンド精油づくりをし、
10月、11月と冬にかけて、写真展のアロマ空間デザインにも
和精油である「いよかん」がとても人気で、ご好評いただけました
この時、私はてっきり「オレンジ・スイート」のような西洋の精油よりも、
「いよかん」のような和精油の方が、日本人には好まれるのだと思っていましたが。。。
しかーし、先日のあだちFUNマーケットで気づきました
冬から春になってきた3月の日曜日。
日差しもぽかぽか、日中はコートやマフラーは暑いぐらいの日でした。
そのイベントでは和精油のみを香料として使い、
アロマミストを作るワークショップをやったのですが、
なんと「いよかん」が良いと言う人には出会わず、
90%ぐらいの方が甘夏のとりこにされていらっしゃいました。
柑橘の和精油は、ほかにはすだちも持っていったのですが、
ツウ好みと申しますか、ハキハキして世話好きなおふた方のみハマり、
あとの方みなさんは好きというよりすだち精油のユニークさに驚いていらしたので、
すだち好きの方は性格や心身の状態による好みかな〜と感じました。
ちなみに、いよかんはイベントの前日に開封したので劣化ではありませんよ。
この経験から学んだのは、
ただ、アロマの香りをフローラル系、柑橘系と系統別に分け、
合いやすい法則に当てはめて調香するのでなく、
その香りを楽しむ「季節」も、香りを創る上で大切になってくるということでした。
イベントや空間の趣旨として、
リラックスしたり、打ち解けやすい空間にするには、
その季節に合った精油を使用するのがいいのかなと思います。
例えば、冬に開催される婚活パーティーの香りを創るならば、
参加者同士の緊張を少しほぐし、
楽しく、明るく、安心してお互いに盛り上がれるよう、
安心できる甘い柑橘の香りと癒し効果抜群のマンダリンやオレンジスイートを使いたいですね
若しくは、デキる大人の女性向けアパレルブランドのプレス発表会みたいな機会には、
安心感や親しみやすさよりも、カッコよく、オシャレに見せたいので、
すんなり受け入れられる香りよりも、意外性というかハッとする香りに仕上げたいので、
冬であっても、ライムやすだちのようなシャープで都会的な香りの精油を使って、
よりスタイリッシュに空間デザインしたいですね
このほかアロマを空間に使うには、TPO(時と場所と場合)が大切なのですが、
アロマで調香される方以外には専門的な話ですので、
そんな話は「AEAJアロマブレンドデザイナー講座」でしたいと思います。
御社のイベントや店舗などにアロマでオリジナルの空間を創りたいという方も
是非ご相談くださいませ。笑
本日もブログをお読みいただきまして、ありがとうございます
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
AEAJ認定アロマブレンドデザイナー
久保 真希