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革靴,ブーツの靴磨き,シューケア用品の選び方

 いつもアクセスいただきありがとうございます。靴磨き、手入れの頻度に関する情報から、シューケア用品の選び方と使用方法紹介。ビジネス、冠婚葬祭、就活など、革靴が活躍するシーン別での、お勧めの手入れや革靴紹介。また、ブーツの履きこみとエイジングのレビュー等です。(Amazon.co.jpアソシエイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。)

トリッカーズ マロン!カントリーブーツの靴磨き!8年選手の靴磨き!

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トリッカーズ マロン!カントリーブーツの靴磨き!8年選手の靴磨き!

こんにちは。今回は、久々にトリッカーズの靴磨きを記事にしたいと思います。
 靴磨き前の状態です。購入してから、8年とちょっと。大事なシーンでこいつを何回も履いてきた非常に思い入れのあるブーツです。写真の通り、サイド部分等は、履き皺が、色抜けしてきて、いい感じに経年変化してくれています。色の経年変化を楽しみたい方は、靴磨きの際に、ニュートラルのクリームを使用することを強くお勧めします。

 カスタマイズとして、ダブルレザーソールだったのを、ハーフラバーにし、さらにつま先にスチールを入れています。このおかげで、靴底は非常に頑強で、雨の日等でも滑りにくいので安心です。

 トリッカーズのみならず、ダブルレザーソール仕様の革靴は、購入したてだと、返りが悪く、あっという間につま先が削れていくので、つま先スチールを入れておくと、安心して履くことが出来ます。

 さて、今年も、夏前まで活躍してくれた、トリッカーズですが、秋口までは、さすがに履かないので、靴磨きを実施することにしました。シーズンごとに、長期間履かない場合は、靴磨きをして保管しておくことで、革靴の寿命を延ばすことが出来ますので、お勧めです。

 上の写真は、管理人の靴磨きセットです。雑多ですみません。所有している革靴の数が多いので、色クリームが多いのと、スエード用や、革靴によって、ブラシを使い分けているので、上のような状態となっています。ブラシだけで10本超えています、、、その中から、今回使用するのは、ベーシックなこちらです。
 左から
[コロニル] 馬毛ブラシ 17cmx5.4cmx4.5cm CN044042 Brown F
 →汚れ落とし、仕上げ磨き用

[エム・モゥブレィ] 仕上げ用化繊ブラシ プロブラシ(化繊) ホワイト(ドイツ製) Free
 →シュークリームを馴染ますため

[エム・モゥブレィ] クロス グローブクロス 91382 メンズ ブラウン Free
 →ステインリムーバーをしようするため 仕上げ磨き

[エム・モゥブレィ]クリーム塗布用ブラシ ペネトレィトブラシ 7012
 →シュークリームを革靴に添付するため

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし M.モゥブレィ ステインリムーバー 60ml
 →古いクリームを落とすため

[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY アニリンカーフクリーム 2027 (ニュートラル)
 →靴磨きのため

 こちらを使って、靴磨きしていきたいと思います。非常にオーソドックスな道具を使用しています。

 では、革靴にブーツツリーを入れて、まずは、シューレースを解いていきます。
 
 シューレースは、消耗品なので、できるだけ擦らずに、優しく解いていくのが長持ちさせるポイントです。次に、シューレースをステインリムーバーを含ませたグローブで、汚れ落とししていきます。
 
 シューレースは意外と汚れています。汚れがひどい場合は、中性洗剤で落としても良いのですが、シューレースに対するダメージが大きいので、ステインリムーバーでさっとひと拭きする程度で十分です。

 作業完了した、シューレースです。全体にステインリムーバーの水分が染みわたっているのが分かります。シューレースのお手入れはこれで完了なので、あとは、日陰に干しておきましょう。

 次に、革靴の状態を見ていきます。
 
 シューレースを外した部分です。少し乾燥気味ですね。ここは、汚れがたまりやすい部分です。馬毛ブラシで優しくブラッシングしていきます。また、この段階で革靴全体を馬毛ブラシでブラッシングし、ほこりを落とします。
 
 馬毛ブラシのブラッシングが完了したら、ぼろ布(今回は綿のTシャツ)を利き手に巻いていき、ステインリムーバーを含ませ、革靴の古いクリームを落としていきます。

 この時のポイントは、あくまでもなでるように、全体をふき取ることです。途中で布のステインリムーバーが足りなくなったら、随時少しづつ足してください。焦って、力を入れて革靴をこすると、傷になる場合があります。

 このステインリムーバーで古いクリームを落とす作業は、化粧でいう所の、メイク落としになります。つまり、クレンジングと洗顔にあたります。革の表面には、目に見えない無数の穴が存在しています。何が言いたいかというと、人間の肌と同じで、無理に力を入れて擦ると、ダメージが出るので、あくまでもそっとなでるようなフィーリングを大事にしたいということです。

  
 写真左の革靴に、ステインリムーバーで汚れ落としした段階です。古いクリームという化粧が完全に落ちて、ツヤが無くなっていることが分かると思います。この状態がいわゆる革靴のすっぴんの状態です。この作業を両足とも実施したら、シュークリームを入れていきます。 

 
 今回使用するシュークリームは、アニリンカーフクリームです。本来、ツヤ革よりもデリケートな川に使うもので、モウブレイの普通のシュークリームよりも若干高いのですが、こちらのクリームの方が、仕上げ磨きの際のツヤが出やすいのと、クリームの浸透率が良いので、この商品がでてからは、もっぱらこちらのクリームを使用しています。

 もちろん、モウブレイの普通のシュークリームも十分に良いのですが、後発のアニリンカーフクリームは、もっと良いという感じです。指にクリームをとってもらったら、分かると思いますが、軽く、スーッと革靴に馴染むのです。

 ということで、クリームを指で入れていきます。メダリオン(飾り穴)の部分は、ペネトレイトブラシを使用し、全体に馴染ませます。

 また、忘れがちですが、上の写真の通り、コバの部分にもしっかりとクリームを入れましょう。コバが光っているかどうかで、靴の印象はがらりと変わります。
 
 クリームを塗り終えたら、プロホワイトブラシで、革靴全体にクリームを馴染ませます。 
 その後、馬毛ブラシで仕上げ磨きしていきます。馬毛ブラシのブラッシングのポイントは、優しく撫でるように、ブラシを革靴に当てていくことです。歯磨きと同じで、強く革靴に押し付けると、ブラシの寿命が短くなります。また、丁寧に使用している馬毛ブラシは、ブラシにクリームが浸透しているので、出かける前にさっとかけるだけで、革靴にツヤを出すことが出来ます。

 所感ですが、コロニルのこの馬毛ブラシは、値段の割には、非常に良いです。もう5年程使用していますが、毛先が開くこともなく、いい状態を保ってくれます。

 仕上げ磨き後の革靴は以下の通りです。
 



 とても自然なツヤが出ました。この後、クロスで追いこんでもですが、私は馬毛ブラシの仕上げ磨きの自然なツヤ感が好きなので、これで終了です。シューレースが乾いたら、靴ひもを通して、次のシーズンまで保管です。

 サイド部分です。もう8年経つので、履き皺にも貫禄が出てきました。よく、良い革靴は、10年選手として活躍できるといいますが、トリッカーズのカントリーブーツは、グッドイヤーウェルと製法で、非常に頑強に作ってあるので、メンテナンスさえしっかりしておけば、20年ぐらいは履き続けることが出来ると思います。

 また、ちまたの靴のショップで、この商品に似せた商品を多く見かけますが、本家はトリッカーズです。いわゆるルック革靴になるので、じっくりと楽しみたい方は、と本家を買って長く楽しむことをお勧めします。

 ということで、今回は、「トリッカーズ マロン!カントリーブーツの靴磨き!8年選手の靴磨き!」という記事でした。まだまだ大好きな子のブーツ。これからもメンテナンスをしっかりとして、大事に履いていこうと思います。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。



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