神前神社を参拝させて頂いた後に、麓の神前(こうざき)海岸へと降りました。
この小井戸口山の山頂に、神前神社が鎮座されています。
左向こうへと続く海岸の先っちょが、神前岬。
ちなみに、この海岸側から神前神社へとつながる道は、調べたところ無いようでした。
神前神社へは、国道42号の日の出橋東の交差点から東へ真っ直ぐ、愛受院火葬場の敷地を通り抜けると辿り着けます。
なお愛受院とは、1200年前に行基が開いたと伝えられる二見町江の古刹、潮音山大江寺の別院で、この別院にてペット葬を専門とされています。
神社へお参りするのに火葬場を通り抜けるというのも、ちょっと気持ち的に抵抗ありましたから、なかなか神前神社へはお伺いしにくかったのですが、今回は思い切りました。
まあ、行ってしまえば、ちゃんとしたお寺の施設ですし、どうってことありませんでしたけれど(苦笑)
天気も良くなり、何しろ夏至で気温が低いわけではありませんでしたが、何やら寒そうなサチエ。
少し風が強かったかも知れません。
この海岸の先、神前岬に「潜島(くぐりじま)」という海食洞門があることを、堤防にあった案内看板で初めて知りました。
次の機会には、潮の干満を調べておいて、ぜひとも伺ってみたいと思っています。
神前(こうざき)海岸と潜島(くぐりじま)
Kozaki Coast Kugurijima
神前海岸は海水や磯波の激しい侵食によってできた岩石海岸で、各所に急峻な海食崖が発達しています。崖面にみられる断層や節理と呼ばれる天然の割れ目などの弱帯には、立石崎の天の岩屋を始めとする海食洞が形成されており、特に神前岬の潜島は唯一の海食洞門を成しています。
この潜島は神格化されており、旧暦6月1日頃になると村民総出で注連縄を作って洞門へ懸け替え、家内安全を祈願しています。潜島はこの先800mですが大潮の干潮時でないと行くことができませんので潮時にご注意下さい。
こちらは振り返って、二見興玉神社の方向。
写真を拡大すると、音無山の右下突端に夫婦岩が見えています。
いつもは、あちら側からこちら側を眺めているんだな〜と、実感されました(笑)
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