ポッコリお腹をへこますのためには… | パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介のブログ『トップアスリートへの道』

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スポーツパフォーマンスを格段に伸ばすためにホントに必要なことを中心にスポーツネタなどを書いていきます。お楽しみに!

今朝、某情報番組で「ポッコリお腹撃退」という内容で、効果が期待できるとして3つのエクササイズが紹介されていました。

 

「下腹がポッコリ出てしまう原因は股関節が衰えているからという内容です。

これは間違いなく下腹ポッコリの要因の一つと言えるとボクも思います。

 

そして、股関節の衰えを改善するためのエクササイズは以下のものでした。

 

1、「おしり上げ」

2、「しゃがみ立ち」

3、「つまさき立ち」

 

「おしり上げ」は仰向けになり腰の下に手を入れ、腰で手を床に押し付けておしりを持ち上げるというもの。

 

「しゃがみ立ち」は相撲で言う蹲踞(そんきょ)の姿勢からまっすぐ立ち上がるというもの。

 

「つまさき立ち」はかかとを出来るだけ上げて立つとおしりに力が入るので、その状態で10秒キープするというもの。

(3つともボクの記憶と放送された説明とで若干の違いがあるかもしれませんがご了承ください謝)

 

これらのエクササイズ、やる必要がある人にとっては実はとっても難しいエクササイズですあ…

ほぼ100%の確率で間違えると断言してもいいぐらいです(Θ_Θ)

 

「おしり上げ」をきちんとやるためには、手を入れる場所、押し付ける感覚、力が入ってはいけない場所、おこりやすい誤動作を正確に理解しないといけませんポイント2

 

正しいやり方は、手取り足取り教えても簡単には出来ません汗

 

「しゃがみ立ち」は、下の画像のように真っすぐ上体を起こした姿勢をとることがそもそもできないことがほとんどですガックリ・・・

ましてやここから真っすぐに立ち上がるなんて sei

 

立ち上がろうとすると膝に力が入り、その瞬間まず腰が反っておしりが後ろに突き出て、これも下腹ポッコリ状態になりますガーン

 

「つまさき立ち」は、こんなに前傾してはいけません。

かかとを高く上げようとしても足首の動きが悪いので、前にお腹を突き出して立とうとするのでこのような前傾姿勢になってしまいます。

 

たとえおしりに力が入っても、すでにこの時点で出っ尻で下腹を突き出した状態ですからポッコリお腹は引っ込みませんザンネン…。

 

また、足首が外側に広がるのもダメです。

これだけを改善するのにも色々やらないといけません。

 

このように、これら3つのエクササイズをきちんとできるようにすることがとても大変です!

 

誤解されてはいけませんの言っておきますが、このエクササイズが悪いわけではありませんし、番組の内容を否定しているわけでもありません。

 

ボクがお伝えしたいことは、番組で数分間紹介された情報だけでは、その人に必要なことまではほとんど分からないということです。

 

ポッコリお腹を解消するにしても何にしても、ホントに望む体型になりたいと思ったら、自分の体に投資して正しい情報を得た方がいいですよそうだ!

 

 

 

 

 

 

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競技パフォーマンスを向上させたいけれど、従来のトレーニング方法には疑問をお持ちの方、よい姿勢や身体の使い方に興味がある方は下記までお問い合わせください。

 

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