12/16 12月の韓旅④全州編④中庭のある日本式韓屋カフェで国楽公演を鑑賞しながら伝統茶を | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
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전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

182回目の韓旅
12月の韓旅(12/15~19)レポ
こちらの記事↓のつづきです

12/16 12月の韓旅③全州編③チャイナ通りにある小豆粥店とウェルビーンなビュッフェレストラン

 

かつての全州邑城(チョンジュウプソン)に設置された4つの門のうち

唯一現存する(再建されたものですが)豊南門(プンナムン)

そのすぐ傍に、かねてから気になっていた立派な門構えの店があります。

杏園(ヘンウォン 행원)

以前は韓定食の食堂だったのですが、現在はカフェとして営業しています。

門に創業1928年と書かれていますが、全州未来遺産に登録されている建物です。

こちらで注文をし好きなお部屋で待っていると

サジャンニムが部屋まで運んできてくれました。

中央に庭を配したコの字型の建物なのですが、

柱が見える入口側の建物が1928年に建てられたものとのこと。

庭を挟んで

奥の建物は、1946年に建てられたものだそうです。

1942年、全州国楽院である「楽園券番(낙원권번)」の建物を
全州最後の妓生(キーセン)と呼ばれる藍田(ナムジョン)ホ・サンオク(1926~1993)が買収、
料亭として営業を始めたのが杏園(ヘンウォン)の始まりでした。
建物の前に庭園を配する伝統韓屋とは異なり、コの字型の建物の内側に
小さな蓮池と庭園を配する独特な日本式韓屋として設計されたもの。

地方の政治家や高官、有力者たちの宴会の場として活用されるなど、
一時は密室政治の象徴として浮き彫りにされたこともあったそうです。
朝鮮戦争の混乱の中で生計を立てるのが困難であったり避難してきた芸術家たちに
声をかけ、後援したこともあったとのこと。
1983年頃、パンソリ名人で全北無形文化財であるソン・ジュンソク名匠が主となり
全州を代表する料亭として名声を高めたそうです。
2000年代に入り韓定食店となり、現在は毎週土曜日の16時~
ソン・ジュンソク名匠のお弟子さんによる国楽公演を鑑賞しながら
お茶を楽しむことができるパンソリカフェとして営業しています。
(1928年築の建物内部↓)

2つの建物を結ぶ廊下に面したこちらのお部屋は、1970年代に建てられたもの。

こちらの椅子席で、雙和茶(サンファチャ 쌍화차 8,000ウォン)と

アイス生姜茶(センガンチャ 생강차 6,000ウォン)をいただきました。

そして、キビ粉でつくるススプックミ(수수부꾸미 4,000ウォン)は

中に粒あんと栗が入っていました。

寒い冬場は、こちらで国楽公演が行われるそうです。

全州の風流を楽しめる、そんなカフェです。

雪杏園(ヘンウォン 행원)
住所 全州市完山区殿洞96-1(전주시 완산구 전동 96-1)
道路名住所 全州市完山区豊南門3キル12(전주시 완산구 풍남문3길 12)

電話番号 063-284-6566
営業時間 10:30~22:00

不定休

国楽公演は毎週土曜日16時~

KONEST地図

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