韓国でお刺身盛り合わせを注文すると、必ずと言っていいほど出てくるほど、
韓国では大変ポピュラーな白身魚のクロソイ。
韓国語では우럭(ウロッ)といいます。
この画像はコチラからお借りしました。
水温が下がり始める秋冬にかけて南へ移動し、3月頃まで南部海域で越冬するそうです。
養殖も盛んにおこなわれています。
先程も申し上げた通り、最もポピュラーなのがお刺身。
(右側の皮目がグレーがかっているのがクロソイ)
大邱の西門市場にある食堂では、慶南 統営から直送されたクロソイを使った
海鮮丼(회덮밥)とにぎりずしをいただいたことがあります。
全南 新安郡に属する黒山島(フクサンド)のコソン水産という食堂では、
ホタテのテンジャンチゲのおかずとして、クロソイの一夜干しを出してくださいました。
ソウルからいらしたご夫婦からお裾分けいただいたクロソイのお刺身。
クロソイのアラが入ったメウンタン。
韓国ではお刺身を注文すると、もれなくアラでメウンタンを作ってくれますよね。
鮮度抜群のクロソイだから、浮袋まで食べられました。
黒山島のクロソイはとてもおいしかったのですが、私の韓旅人生の中で
最も印象に残ったクロソイ料理は、
忠南 瑞山(ソサン)の郷土料理であるクロソイの塩辛鍋(우럭젓국)。
米のとぎ汁にオキアミの塩辛で味付けをしたスープに、
さばいてから振り塩して天日干ししたクロソイ、豆腐や野菜類を加え煮込んだもの。
干すことでうまみが凝縮されたクロソイと絶妙な塩加減のスープ。
箸とスプーンが止まらなくなるほど絶品の鍋料理でした。
昔は海岸沿いにクロソイの塩辛鍋を出す食堂が軒を連ねていたそうですが、
年々この料理を出す食堂がなくなり、今や幻の鍋となりつつあるとのこと。
私がお邪魔したチャンオコッケジャンという食堂はコチラ↓です。
アフターコロナの旅では、再度食べてみたい激ウマお鍋です。
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