描かれた「猫」3.ギリシャ・ローマ | スーラ・ウタガワの「画家ごっこ雑記帳」

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画家ゴッホではありません、画家ごっこです。

浮世絵名所の再発見をコンセプトに自分の気に入った名所を探して油絵を描いています。

そんなリタイア後の画家ごっこライフや、美術についての受け売り雑話をアップしているブログです。

 

ギリシャもローマも基本は神々や英雄の世界ですので

 

猫のようなちっぽけな動物はあまり絵には描かれておりません。

 

はい、以上おしまい・・・えーん

 

 

 

では、このブログが先に進みませんので

 

ネットや書籍を探しまくり、例のごとく拝借して来た画像で・・・笑い泣き

 

 

 

 

 

古代ギリシャの赤絵の壷

紀元前380年頃

 

飼い主がボールを投げてくれるのを待っている猫

これを見るとペットとして可愛がられていたようです。

 

 

 

古代ギリシャの大理石の浮き彫り

紀元前500年頃

 

一方こちらは猫と犬をけしかけて闘わせ賭けをしているのでしょうか?

古代エジプトでは神だったのに気の毒なねこちゃん・・・

 

 

(陰の声:でも、こんな賭けが成立すると言う事は猫が勝つ事も

あるのでしょうね。「窮猫、犬を噛む?」てへぺろ

 

 

 

 

 

 

ポンペイから発掘されたモザイク画

 

ナポリ近郊のポンペイの街はヴェスヴェオ火山噴火の火砕流のため

長く地中に埋もれて保存されたためタイムカプセルのように現代に

発見されました。

この絵は猫が鳥達を狙っている図なのでしょうか。

 

 

 

ポンペイから発掘されたモザイク画

 

こちらの猫は上首尾で鳥を捕らえたところを描いています。

細部まで描かれたトラ猫で毛並みも整い幸せに暮らしているみたいです。

 

(陰の声:働きが良いから飼い主の覚えも良かったのかな?口笛

 

 

 

でも、まだまだ猫の地位(?)は低く、一部富裕層のペットや

 

害虫退治の使役には使われても、絵に描かれるほどではなかったようです。

 

次回からは中世の時代に猫が味わった天国と地獄を順次ご紹介しますね。

 

 

さて、記事がコレでは皆様は短くて駄文を読む手間がはぶけ

 

良いかもですが発信者としては寂しいので猫と関係ありませんが

 

ポンペイのモザイク画を調べているときに見つた壁画をサービスで・・・

 

真面目なごっこスーラは掲載を反対したんだけど裏陰の声が

 

どうしてもと言うんでやむなくですねんニヤリ

 

<20歳未満の方および紳士・淑女の方々はここまででNGお願いします>

 

 

 

 

スペシャル・サービス画像ダウン

 

ポンペイの娼館の壁画

 

当時のローマ帝国の交通の要衝に位置し、ワインなどの産地でもあった

ポンペイは多くの国の商人が行き来していたらしいです。

と、なるとやはり世界で一番古い職業と言われるあの商売も繁盛し

その館には上記のようなモザイク画が多く描かれていたそうです。

 

(闇陰の声:これらは館の雰囲気作りだけでなく。外国人は言葉が不便なので

モザイク画を見て体位も指示した・・・と、ものの本に書いてありましたグラサン

 

 

描かれた「猫」3.ギリシャ・ローマ・了>

 

 

 

 

 

スーラ・ウタガワの
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