こんにちは、tinです。
久々のブログ更新でございます。
皆さまお元気でしょうか?インフルエンザの流行期に入ってきますので、十分注意して下さい。
さて、今回はですね、昨今(今に始まったことでは決して無いのですが)
「高齢者講習」(講習予備検査)等についての私の意見です。
テレビニュースやネットニュースで、高齢者に起因する悲惨な交通事故が報じられ、元指導員としては悲しい思いです。
悲しいさなか、私もテレビニュース等で視聴者や識者、コメンテーター、一般の方々の意見を聞いてました。
皆でどうにか悲惨な事故を無くそうと知恵を出しているのは良いことだと思います。
ところが、「検査する側」の意見があまりメディアに出てきません。。??
「何故だろう?情報操作か?」
と疑ってしまいます。
きっと今から私が述べる意見は、正しい考えを持った指導員ならば共感していただけると思います。
でも、私が考えるに、「共感しているのに述べることができない理由もある」のも十分理解できているつもりです。
「現役だから本音を言えない、正論を言ったら仕事を飛ばされる・首になってしまう」
などがあるからでしょう。
ま、その辺はこれくらいにしておいて、、、
以下の文は私が書いたものです。
経緯は「あるネットニュースで記者が、一定の年齢になったら免許証を一律で失効にしてしまえ」
という、100か0かの、いわゆる「考えるのがめんどくさい」又は「本当にその問題について真摯に考えていない」
人特有の考え方で、異論を持っている私はキーボードを叩こうと思って、書いた文です。
「元指導員が語る高齢者講習の真実と問題点と解決策」
とでも言っときましょう。
以下本文です。
一定の年齢で免許を取り上げてる国は確かにあるが、そこはHさん(この元記事を教えてくれた私の友人)のいう通りの環境が揃ってる又は家族がかわりに足となって運転していることができているからだ。
私のスーパーでも買い物難民となっている(何らかの事情で車に乗れない)方向けに、無料のショッピングバスを出している。
しかし、週3回出していたが、利用者の数と経費が全く釣り合わない。利用者からは「助かってますありがとう!」と言われるのですが。。
担当は現社長がやっているので詳しい運営方法などは一社員には詳しい数字は公開されていません。
ただ、ようやく大赤字に気がついたのか減便を決意したようだ。
それでも赤字であるのは間違いないが。
せめて行政と折半とかにはならないのだろうか?
まあ、身内の話はこれくらいにして、、
一律に免許取り上げは画一的過ぎる。
そして、最近は
「高齢者の免許更新を毎年にする」
「講習内容を変える」
とか話題に出ているが、そもそもね、
「技能試験」ではなくて「講習」の時点でダメなんだよ。
教習所が公安委員会から委託されて実施して、認知機能検査して、分類してるけど、認知機能が怪しい人を報告することしかできないので全く意味はない。
一応制度上はね、「この人危ないから」と
公安委員会に報告し、マークさせて、「特定の違反」信号無視や一時不停止などをした場合に、専門医に認知機能検査をさせて「認知症」と判断されたら免許取り消しという流れはある。
でもね、「特定の違反があったら」では遅い時もあるんだよ。「特定の違反」を起こした時に「死亡事故」になっていたっておかしくない。
だって「特定の違反があって死亡事故」になってるんだから。
が、なかなか年配者に運転辞めて下さいとは、皆言いにくいのもわかる。だって検査が曖昧で説得力がない。
もっと、初めて免許を取る時と同じ、「運転免許試験」を実施して、白黒ハッキリ「数字・点数」が出れば、判定する側もハッキリ審判を下しやすいし、本人も納得させやすい。
高齢者講習の現状はね、教習所に来れれば(それこそ歩いてでも、車いすで酸素ボンベつけてても、受付さえして、講習の時間中教習所にいれば)更新がそれで決定してしまうくらいザルなんですよ。
「見学がいいです、乗りたくありません」
と申し出があれば指導員が技能自体も観察できないザル状態。
これでは悲惨な事故は減らない。
今の講習予備検査という講習は廃止して、
「運転免許試験」を実施して、不合格なら、教習所で数時間教習を受けて、から試験場でまた「運転免許試験」を実施。
合格者に認知機能検査を実施するのが正しい姿だと思う。
ポイントは教習所で「技能検定」ではなく、試験場で「技能試験」というところ。
教習所は残念な事に会社だから、新規免許取得の時と同じで「あそこは厳しい」と噂されるのが嫌いなのです。ですからいずれ、ザルになるのは目に見えてます。
ですから、そういうしがらみのない「運転免許試験場」で「技能試験」の実施が大事な所で、譲れない所なのです。
大型二輪免許(昔で言う限定解除)が以前は試験場で「技能試験」をしなければ取得できない免許でしたよね、でも法改正により、指定自動車教習所で卒検合格したら免許取得できるようになっちゃった。
その後、30〜50代の新規免許取得者の重大死亡事故が増えましたよね!
あの法改正は改悪ですよ。
きっと将来こうなる事は予想できたもの。
私だって。
最後に、
仮に高齢者の免許更新希望者が何度も補習教習を行い、ギリギリ、「技能試験」に合格したとしよう、
でもそれは、新規免許取得希望者がギリギリ「技能試験」に合格したのと同じレベルに「やっとこさ到達」
しただけの話で、新規免許取得者とせいぜい同レベルであることを忘れずに。
皆さんどう思いますか?
シェア大歓迎です
久々のブログ更新でございます。
皆さまお元気でしょうか?インフルエンザの流行期に入ってきますので、十分注意して下さい。
さて、今回はですね、昨今(今に始まったことでは決して無いのですが)
「高齢者講習」(講習予備検査)等についての私の意見です。
テレビニュースやネットニュースで、高齢者に起因する悲惨な交通事故が報じられ、元指導員としては悲しい思いです。
悲しいさなか、私もテレビニュース等で視聴者や識者、コメンテーター、一般の方々の意見を聞いてました。
皆でどうにか悲惨な事故を無くそうと知恵を出しているのは良いことだと思います。
ところが、「検査する側」の意見があまりメディアに出てきません。。??
「何故だろう?情報操作か?」
と疑ってしまいます。
きっと今から私が述べる意見は、正しい考えを持った指導員ならば共感していただけると思います。
でも、私が考えるに、「共感しているのに述べることができない理由もある」のも十分理解できているつもりです。
「現役だから本音を言えない、正論を言ったら仕事を飛ばされる・首になってしまう」
などがあるからでしょう。
ま、その辺はこれくらいにしておいて、、、
以下の文は私が書いたものです。
経緯は「あるネットニュースで記者が、一定の年齢になったら免許証を一律で失効にしてしまえ」
という、100か0かの、いわゆる「考えるのがめんどくさい」又は「本当にその問題について真摯に考えていない」
人特有の考え方で、異論を持っている私はキーボードを叩こうと思って、書いた文です。
「元指導員が語る高齢者講習の真実と問題点と解決策」
とでも言っときましょう。
以下本文です。
一定の年齢で免許を取り上げてる国は確かにあるが、そこはHさん(この元記事を教えてくれた私の友人)のいう通りの環境が揃ってる又は家族がかわりに足となって運転していることができているからだ。
私のスーパーでも買い物難民となっている(何らかの事情で車に乗れない)方向けに、無料のショッピングバスを出している。
しかし、週3回出していたが、利用者の数と経費が全く釣り合わない。利用者からは「助かってますありがとう!」と言われるのですが。。
担当は現社長がやっているので詳しい運営方法などは一社員には詳しい数字は公開されていません。
ただ、ようやく大赤字に気がついたのか減便を決意したようだ。
それでも赤字であるのは間違いないが。
せめて行政と折半とかにはならないのだろうか?
まあ、身内の話はこれくらいにして、、
一律に免許取り上げは画一的過ぎる。
そして、最近は
「高齢者の免許更新を毎年にする」
「講習内容を変える」
とか話題に出ているが、そもそもね、
「技能試験」ではなくて「講習」の時点でダメなんだよ。
教習所が公安委員会から委託されて実施して、認知機能検査して、分類してるけど、認知機能が怪しい人を報告することしかできないので全く意味はない。
一応制度上はね、「この人危ないから」と
公安委員会に報告し、マークさせて、「特定の違反」信号無視や一時不停止などをした場合に、専門医に認知機能検査をさせて「認知症」と判断されたら免許取り消しという流れはある。
でもね、「特定の違反があったら」では遅い時もあるんだよ。「特定の違反」を起こした時に「死亡事故」になっていたっておかしくない。
だって「特定の違反があって死亡事故」になってるんだから。
が、なかなか年配者に運転辞めて下さいとは、皆言いにくいのもわかる。だって検査が曖昧で説得力がない。
もっと、初めて免許を取る時と同じ、「運転免許試験」を実施して、白黒ハッキリ「数字・点数」が出れば、判定する側もハッキリ審判を下しやすいし、本人も納得させやすい。
高齢者講習の現状はね、教習所に来れれば(それこそ歩いてでも、車いすで酸素ボンベつけてても、受付さえして、講習の時間中教習所にいれば)更新がそれで決定してしまうくらいザルなんですよ。
「見学がいいです、乗りたくありません」
と申し出があれば指導員が技能自体も観察できないザル状態。
これでは悲惨な事故は減らない。
今の講習予備検査という講習は廃止して、
「運転免許試験」を実施して、不合格なら、教習所で数時間教習を受けて、から試験場でまた「運転免許試験」を実施。
合格者に認知機能検査を実施するのが正しい姿だと思う。
ポイントは教習所で「技能検定」ではなく、試験場で「技能試験」というところ。
教習所は残念な事に会社だから、新規免許取得の時と同じで「あそこは厳しい」と噂されるのが嫌いなのです。ですからいずれ、ザルになるのは目に見えてます。
ですから、そういうしがらみのない「運転免許試験場」で「技能試験」の実施が大事な所で、譲れない所なのです。
大型二輪免許(昔で言う限定解除)が以前は試験場で「技能試験」をしなければ取得できない免許でしたよね、でも法改正により、指定自動車教習所で卒検合格したら免許取得できるようになっちゃった。
その後、30〜50代の新規免許取得者の重大死亡事故が増えましたよね!
あの法改正は改悪ですよ。
きっと将来こうなる事は予想できたもの。
私だって。
最後に、
仮に高齢者の免許更新希望者が何度も補習教習を行い、ギリギリ、「技能試験」に合格したとしよう、
でもそれは、新規免許取得希望者がギリギリ「技能試験」に合格したのと同じレベルに「やっとこさ到達」
しただけの話で、新規免許取得者とせいぜい同レベルであることを忘れずに。
皆さんどう思いますか?
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