せきらん | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

フィリピンの東にある熱帯低気圧が「台風9号」に発達しました。9月が目前せまり、いよいよ「台風」のシーズンの到来です。日本近海の海面水温が高くなっているようです。この海面水温の高さが、台風の勢力、つまり「強さ」に大きく影響するそうです。1980~2019年の観測データによると、2019年までの後半20年間に東京に接近する台風は1シーズン平均2.35個で、前半20年間に比べ約1.5倍だったそうです。これを増加率で分析し直すと、40年間で1.2個増えたことになるそうです。勢力が強い中心気圧980ヘクトパスカル未満の台風に絞ると、後半20年間の東京への接近数は前半の2.5倍で、ほぼ同じ強さの台風の移動速度は、前半に比べて後半20年間では36%遅くなっていたそうです。そのため、暴風雨などの影響を受ける時間が長くなっているそうです。

『台風(たいふう、英: Typhoon)は、北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧で、かつ低気圧域内の最大風速が約17.2 m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す呼称。強風域や暴風域を伴って強い雨や風をもたらすことが多く、ほとんどの場合気象災害を引き起こす。上空から地球に向かって見ると反時計回りの積乱雲の渦からなる。超大型と呼ばれる台風は風速15m/sの強風域が半径800km以上と、とても大きな台風となる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』『たい ふう 【台風・颱▼風】北太平洋の南西部に発生する熱帯低気圧のうち、最大風速が毎秒17.2メートル 以上に発達したもの。直径数百から千キロメートルほどの渦巻で、風は中心に向かって反時計回りに吹き込む。風速は中心から数十キロメートル離れたところが最大で、中心では静穏になっていることが多い。また、進行方向に対して右側が強い。 』

『積乱雲せきらんうん/積雲が更に発達したもので、頭部が圏界面(対流圏と成層圏の境界面)に達して平らになった雲です。この雲の下では激しい雨が降り、雷や雹を伴うことがあります。積乱雲は夏の風物詩、と思われていますが、冬の日本海側の地方に豪雪をもたらすのも積乱雲です。(空の名前高橋健司著1999角川書店)』秋の気温の移り変わりを、一回雨が降る毎に気温が1度下がるとして、「一雨一度(ひとあめいちど)」と呼ぶそうです。雨を降らす原因である低気圧の後ろ側には北から冷たい空気が流れており、低気圧が通過した後は、大陸から冷たい空気が日本付近に流れ込み、気温が下がるそうです。こうして雨が降るごとに気温が少しずつ下がり、秋が深まってゆくそうです。
 

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