ほっこり湯気のたつ

暖かなおでんを

猛暑の東京で

しかもランチで食する羽目になった

そのワケに関するMEMO・・・！

 

 

 

 

この日が来るのを恐れていた・・・！

7月15日、１６日。

 

というのも・・・

 

 

 

ここ2，3年、ソウルのギャラリーとの交流展をおこなってきて

つい先月、6月にもわがギャラリーの若手作家のグループ展がかの地で開催されたばかり。

 

骨折治癒率５０パーセント、三角巾状態で出張しましたとも。

 

そのソウルでは、毎回、わが日本勢に対して

ものすごい歓待ぶりをしてくださる、あちらのギャラリーの面々。

 

今回の６月出張でも

すばらしい毎回のお食事、さらにギャラリー社長の江華島の別荘にも招かれ

その朝あがったばかりのスズキを漁師さんに届けてもらったのを

刺身にしていただく素敵なガーデン・パーティー

その帰りには北朝鮮を河を挟んで目の当たりにするポイントに案内してくれたり

世界遺産の巨石遺跡に案内してくれたり

 

まあ、とにかく至れり尽くせりの歓迎ぶり。

 

 

建築家でもあるギャラリー社長が

自ら建てた別荘での

ガーデンパーティー

 

 

+　　　　　　　　

「ある晴れた午後 北朝鮮を眺める@江華島」

 

 

 

 

そのギャラリー社長と彼の友人のアーティストが来日したのだ。

 

もちろんただ遊びに来たわけではなく

社長氏の友人のアーティスト、パク・ヒョンス氏の個展を

わがアートラボ・トーキョーでおこなうためだ。

 

この話は２年前から進められていたので

プラン自体は滞りなく進められていたものの

 

 

こちらのディレクター会議で、

もっとも懸案になったのは

彼らの接待プラン・・・！

 

だってソウルで

あれだけ分厚く歓迎されたんだから！

 

 

 

 

 

パク・ヒョンス個展　

＠アートラボ・トーキョー

http://artlab-tokyo.com/exhibition/detail.html?part=part2&id=20180708221751

 

そのすばらしい作品に関してはあらためて記事をアップします。

 

 

 

 

７月１５、１６日と彼らの滞在は２日間。

 

１５日はセッティングからオープン、そしてレセプション・パーティーと

その間にランチをはさみながら、問題なく展示も接待も進行していった。

 

 

 

展示中のパク氏。

世界中で活躍してるアーティストだから

手慣れた手つきであっという間に展示終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、レセプション終了後、明日は和牛のお店でランチをしましょうと告げると

（高い和牛のお店、予約してたわけ。接待返しのつもりで！）

 

あちらのギャラリー社長氏、

「おでんが食べたい」

 

は？　おでん・・・？

この暑い時期に！

 

 

すしも和食も食べた。

ビーフは韓国でも食べられる。

でも「おでん」だけは食べたことがない。

どうしてもこの機会に食べたい！と。

 

 

 

しかし、おでんのあるところって、大抵飲み屋さんでしょ？

５時過ぎのオープンになってしまう。

８時の飛行機で帰る彼らだから、絶対にランチでないと・・・

 

しかもしかも、１６日は海の日。

休日だから閉まっている店も多そう！

 

 

 

 

 

 

というわけで

韓国勢がお帰りになった後

必死で検索する我々

 

キーワードは 「おでん　ランチ　+ 地名」 

 

 

 

で、見つけました！

浅草の「雷門き介」　地鶏とおでんの店。

しかも休日もオープン。

 

　「雷門き介」

 

 

 

 

７月１６日　

猛暑、炎天下の浅草。

 

 

アサヒビールの黄金の泡にツッコミ入れる気力もないほどの暑さの中を

ソウルのギャラリー社長氏とアーティストのパク・ヒョンス氏つれて

やってきました、「雷門き介」。

 

 

 

ご満悦のZEINXENO Gallery社長(向かって左）と

アーティストのパク・ヒョンス氏

＠「雷門き介」

 

 

 

 

 

しかし、何が悲しくて

連日３５度越えの猛暑日に

おでんを食さねばならないのか・・・

 

と思っていた我々日本勢も

おでんの概念が覆る体験を

したのでありました。

 

 

 

あっさりとした上質な出汁での味付け。

大根の上に飾られたとろろ昆布の美しさ。

ちょっと金箔を乗せてるように見える。

 

がんもの優雅でおだやかな味。

つみれのエッジのきいた上品な味わい。

 

猛暑の時期だからかな、冬みたいにアツアツではなく

口に心地よい温度で。

 

 

極めつけがトマトのおでん。

いやぁ、これ、夏にぴったりですなあ・・・・

 

 

　「雷門き介」

 

 

というわけで、真夏のおでんに満足した彼ら

後は自分たちで適当に上野の美術館や博物館をのぞいて

羽田空港に向かうから、とのことで

ここでお別れ。

 

 

 

 

 

 

猛暑の浅草。なんでこんなに人が多いんだ！　インターナショナルな観光客の面々。

３５度を超えてるというのに。

 

 

この後、ギャラリーオープン時間まで少しあったので

日本勢３名で、ちょっと浅草をぶらついて

昭和の雰囲気を楽しんだり、甘味屋さんに寄ったりもしましたが

それはまた別記事で。

 

 

 

 

 

気の張った日々を過ごし

連休中もびっちりとお仕事。

 

というわけで

連休明けの火曜日1日だけ

ようやく休日のマダムでございました。

 

 

 

 

＊

 

 

 

みなさまの過行く日々に

多くの幸せの瞬間が

訪れますように！

 

あらんみらより

～愛をこめて～

＊

 

◆◆

この度の豪雨被害、義援金のまとめサイト

https://kurone43.com/3007nishinihongou-kihu/

７月１６日更新！

 

 

 

被災された方々が

一刻も早く

落ち着いた暮らしに

戻れますように！

 

 

心よりお祈りしています！