山之介です。
「雄山」山頂から左手に「室堂平」を見ながら縦走路を歩く事、約20分。
「富山県」で1番高い所、「大汝山(3,015m)」山頂に到着。
連れもがんばって登頂。
「黒部湖」と「黒部ダム」が見えました。
「大汝山」までのログ。
「大汝休憩所」を通り過ぎて
向かうは3つ目のピーク、「富士の折立」。
10分ほどで到着。
少し登ってみましたが、ガレガレの岩場が崩れそうなので諦めました。
何だか登る意味も無さそうだし(雄山は神社あるし、大汝は「富山県」で1番高い所)、でも「富士の折立」は何にも無いし。
結局、今までてっぺんまで登った事がありません。
「富士の折立」までのログ。
景色だけ楽しんで戻る事に。
全然お腹が減っていないけれど「大汝山」で風を避けてお昼にしました。
おにぎりとカップ麺とおやつにおまんじゅう。
カップ麺だけにしときました。
連れは「今まで食べた中で1番うまいカレーラーメンだ。」と大感激。
そりゃそうです、曇りとは言え汗をかいて登って来ての塩っ気は最高です。
そして〆はいつものコーヒー。
「剱岳」はあとちょっとで見えそうなんだけど。結局この日は最後まで顔を見せてくれませんでした。
本当はあの気持ちのいい尾根歩きを体験させてあげたかったけれど、あそこから右下に見える「内蔵助氷河」を見せてあげたかったけれど、そしてあの「大走り」を下って周回出来る楽しさを体験してもらいたかったけれど、下にある雪渓で滑落事故も起きているから今回は諦め。
30分ほど休憩して「雄山神社」へ戻ります。
渋滞中
山頂周辺で見つけた「イワツメクサ」と
「ヒメクワガタ」。
500円納めて最前列中央でお払いしてもらってお神酒もいただきました。
「雄山山頂」」までのログ。
帰る頃には右下から吹き上げる風が強く冷たく、上着と手袋は持って来て良かった装備。
下りは渋滞も無くスタスタ。
30分ほどで
「一の越山荘」に到着。
連れは登りは得意だけど下りは膝に来て苦手なんだそうです。
自分は「下り」、「撤収」と言う言葉は大好きです。
雪の無い夏道は皆さん普段通りですが
雪道のトラバースや下りになるとすってんころりんと転ぶ方々が何名かいました。
15:10 赤丸の所まで下りて来ました。
ここまで今日6時間歩いているので、連れに「まだ歩けそう?」と尋ねると『全然平気』と言うから、赤線にそって「ミクリガイケ」周回コースを歩いて「雷鳥」探しの旅に出る事に。
1時間ほどで帰れると思うから最終の17:10のバスには間に合うでしょう。
と、ここで奇跡的に「立山」が全容を見せて下さいました。
「なんと神々しいお姿」。さすが「霊峰」です。
日本最古の山小屋「室堂山荘」と「立山」。
そして現在のオシャレな「室堂山荘」。
この辺りでも「雷鳥」の目撃が多いので周囲に注意しながら歩きます。
「別山」もそのお姿を現されました。
「ミドリガイケ」
反対側には「浄土山」もくっきり。
そして「神々が宿る立山」。
今朝はあれだけ雲が厚かった中で夕方の最後の時間に、「立山三山」が揃ってそのお姿を現されるとはなんと神々しい事でしょう。
ちょっぴり残念だったのはあの稜線を下れなかった事、黄色丸の裏側に厚い雪渓があるのだそうです。
「イワイチョウ」
「イワカガミ」
「ミヤマガラシ」
などを見ながら歩くと「ミドリガイケ」に写る「立山」。
「ハクサンボウフウ」
「ゴゼンタチバナ」
「ハイマツ」の赤ちゃん
などを見ながら歩くと眼下に先週雪が溶けたばかりの「血の池地獄」と
その奥に「山崎圏谷」の素晴らしい風景。
「みくりが池温泉」に着く頃にはあの独特の硫黄臭が立ち込め、
温泉の裏手には「地獄谷」。
ちょっと下って「ミクリガイケ」と「立山」。
曇りの日はこのあたりで「雷鳥」の目撃が多いのでゆっくり歩きます。
「居ないねぇ」と言っていたら、近くに居たカメラマンが今日は「ヒナを7羽連れた雷鳥とヒナを1羽だけ連れた雷鳥がずっと見られましたよ。昼頃は『室堂山荘」裏で別の親子が見られましたよ。』と。
やっぱり探す場所は2ヶ所とも合っていました。あとは出会う時間だけか。
残念ながら今回は「雷鳥」に逢えず。
ここで右手へ進んで「室堂ターミナル」へ。
16:00 無事帰着です。
「室堂ターミナル」までのログと
今日1日のログ。
「室堂ターミナル」の階段のホワイトボードに書いてありました。
帰りも待つ事なく16:20発のバスに乗車出来ました。
帰りのバスの運転手さんはファンキーな赤いフレームのサングラス。
何かい?「立山黒部観光」ではカラフルなサングラスが流行っているのかい?
奇跡的にケーブルカーも待ち時間0で乗車。
帰りは「グリーンハイツ吉峰(610円)」の温泉で汗を洗いました。
連れに「ビール飲んでいいよ」って言うと、コンビニで500ml買って『じゃ遠慮なく』とあっという間に飲み干して『今までで1番うまいビールやわ』。
満足してもらって良かったですわ。
山之介
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「雷鳥沢」にはもう雪が残っていないらしく、「別山」、「剱御前小屋」経由で周回する事も考えましたが、そうするとあと1時間30分ほど時間がかかり、最終バスに間に合わなくなる事も考えて今回は往路を戻って下山する事にしました。