● 自己啓発の要諦。 | たいやき社長、書く。

たいやき社長、書く。

書きたいことを、書きます。



自己実現、自己研鑽、自己鍛錬、自己啓発、これらの要諦、つまりポイントとは、尽きるところ、こうなりたいという理想の自分と、ただ今の現実の自分とのギャップ・落差を埋めることにあります。

ですから、当然、自分の思い描く理想像以上の自分にはなれません。それだけに、いかに大きく、広く、高い理想と志を抱くかということがすべてなのです。

そして、こうなりたいという理想の自分像を鮮明に思い描いたならば、あとは、理想の自分と現在の自分との距離、高低差を埋めるために、一途一心に、最大の努力、最高の努力をして行くことです。自己啓発とは、シンプルに言えばこういうことなのです。まさに、努力論なのです。

自己啓発、成功哲学、成功法則、宇宙法則といった、人生の成功に関するカテゴリーは、結局のところ努力論を説いているのです。ですから、根本は人生論の最高峰である、サミュエル・スマイルズの自助論や、日本においては幸田露伴の努力論などにあるように、努力なのです。人生の根本、成功の根本は努力なのです。理想の自分と、現在ただ今の自分とのギャップを、持てる力のすべてで埋めていくという努力の道が本筋なのです。

したがいまして、努力や苦労、奮励、刻苦、勤勉、苦心、精進というもののない成功法則や、自己啓発は、あくまでも、娯楽や気晴らし、気休めの領域であって、そこには本物の自己実現や自己啓発、本物の成功はないのだということを知ってください。