● これからの成功の大原則。 | たいやき社長、書く。

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これからの成功の大原則という話ですが、あらゆる職種、職業の分野において、めまぐるしく、日々、新しいものが生み出されています。

新しい発想や、新しい視点、新しい切り口、新しい手法、新しい味、新しい形といったものが、日夜、生み出され続けている時代であり、これからは、一層その勢いが増してくると思います。

ですから、これからの成功の大原則というよりは、「これから正念場となる成功の大原則」というのが正しいと思うのですが、新しいものが次々と出てくる時代が増長・激化してくると、それだけライバルは広範囲に、多岐にわたってくるということです。

世の中は最終的に、個人が稼いで手にした、「自分のお金を何に使うのか」ということになります。そこに来て、たとえば私の(なりわいはたい焼き屋ですが、たい焼き屋にお金を使うよりも、ゲームにお金を使いたい、アイドルにお金を使いたいと思われたら、敗けであると思わねばならないのです。

たい焼きかたこ焼きか、たい焼きかドーナツかというような次元の話ではなく、世に存在するすべての職種、すべてのエンターテインメントと戦うつもりでいなければ、生きのびていくことは出来ない、あるいは成功することは出来ないのだということを知らねばなりません。

ですから、まずは、他の一切のものはそっちのけで、自分の提供する商品なりサービスに飛びついてもらえるようなものを発明しなくてはなりません。そして、限りある自分の手持ちのお金を使うなら、これに使いたい、ここに使いたい、この人に使いたいと思われるような、果てしない魅力のあるものを創造することが、これからの時代の成功のルール、成功の大原則なのです。

現在、わたしの本を、店頭にサンプルとして置いているのですが、求めている人には、非常に響くようで、まず自分が読んでから、子どもに読ませたい、また、孫に読ませたいから売ってほしい、アマゾンで買うより、できれば店長さんから直接買いたいのだけれど、ここでは売ってないのかという要望があるので、予備として買い置きしておいたものをお売りするのですが、たい焼きは買わずに本だけ買うのです。

笑い話のようですが、これなどは、お金を使うならば、たい焼きに使うよりも本代として使いたい、つまり、たい焼きの魅力よりも本の魅力の方に軍配が上がったという例です。

このように、究極は「魅力勝負」となります。ですので、何をおいても、いかにして、これにお金を使いたい、ここにお金を使いたい、この人にお金を使いたいと思われるものを発明・創造し、提供できるかということが、これからの成功の大原則であるといえるでしょう。


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