サウジアラビアの遺跡巡り、この日もAl Joufから
Hail迄のバス移動で、盛り沢山のスケジュール
サウジアラビアには未だ未だ世に知られて無い
遺跡が沢山有りました。
最初に訪れたのは山の天辺に建てられた
Sakaka Fort (城塞)です。
屋上迄上がるとSakakaの街が一望出来ます。
上の塀の部分は今修復中でバングラデシュ人が
鉄パイプを運んだり仕事をしています。
ツワーの仲間が「ステキなカフェレストランが
あったよ」と言うので下を見るとグリーンの
テラス席になったサウジアラビアにしては
と、言っては失礼ですが、とってもオシャレな
カフェで皆んなの希望で後で寄る事にしました。
3つに区切られているのは右上が男性のみ
その左側が女性ですが子供もOKです。
そして右下がファミリーのコーナーです。
城塞を下ってバスに戻る途中に若い女性達と
会ったのでお互いに写真撮影しました。
顔は隠していますが、サウジアラビアの方々
写真撮るの大好で自撮りしているのを良く
目にします。
場所を移動しこちらはSisura Well (井戸)と
言われる昔の古い井戸でここも今修復中で
命綱を手にしながら作業してました。
この後偶然見つけたオシャレなレストランへ
立ち寄りました。
大人数なので交渉して女性用のコーナーに
入れてもらいました。
城塞を見上げながらのレストランで外観も
とっても素敵です。
女性用のコーナーへ行くと突然外国人が大勢
来たので皆さんびっくりしていました。
でも直ぐにお互い写真の撮り合いで束の間の
交流会となりました。
今この周辺は殆ど工事中、今年からツーリスト
ビザが解禁となったばかりなので、是迄の間
地元の人達数人以外、他の観光客に会った事は
有りません。
サウジアラビア政府は2023年迄に歴史遺跡や
建造物のメンテナンスを終え本格的な観光事業が
始まる予定なのでこれからこの周辺はホテルが
建ったり大きく変わると予想されます。
女性がお食事していたのでどの様に食べるのか
見ていたら、口元の黒い布を食べ物を口に
入れる度に持ち上げて食べていました。
「面倒だろうなぁ」と思いながら見ていましたが
小さい頃からその様に育っているので不便に
感じて無いのでしょう。
ただ一度ヨルダンのレストランで、見かけた女性
最初は手で布を持ち上げながら食べてましたが
そのうち面倒になったのか口元の布を外して
しまったのを見ました。
基本手を使ってお食事するので、ナイフと
フォークは使えませんね。
女性の座っているテーブルの後ろに在る小屋は
ファミリー様のお部屋です。
帰ろうとした時男性2人が入り口でタバコを
吸っていて片言ながらお話ししました。
サウジアラビアの男性は濃い顔で皆髭を
生やしています。
それに真っ白な服に頭には赤と白のチェックの
布を被っていてとても素敵に見えます。
でもガイドのアリーがTシャツにトレパン姿で
現れた時は誰か分からず、只のおっさんにしか
見えませんでした。
こちらは歴史遺跡で4000年前のAl Rajajil
(Standing stones)です。
誰が何の為めに建てたのかは未だ不明だそうです。
この後は 延々と砂漠地帯が続きます。
ランチタイムはミュージアムになった施設へ。
でもここでもそうですが、おトイレの使用が
チャレンジで、長いアバヤを捲り上げるのに
一苦労、もう少し綺麗なおトイレにならないと
昔の中国の様に顰蹙買います。
こちらはHail一帯に在る岩山に刻まれた
世界遺産のロックアート(岩絵)の場所へ。
周辺はこんな形の奇岩が並んでいます。
Jubbah (岩に描かれた絵)は古いのだと
一万年前のもあるそうです。
動物のラクダやライオンの絵も有りました。
最後はCamel House (ラクダの家)へ行き
ラクダの飼育場へ。
このラクダが歩いて行ったり、来たりしながら〜
この水車の様になった仕掛けで水を水路に
流します。
飼育場には10頭ほどのラクダがいました。
ラクダさん、近くで見ると結構可愛いです。
砂漠地帯には無くてはならない動物なので
今でも重要な役目をしてマーケット等で
高値取り引きされています。
手の平に乗せてエサを上げたけど私はちょっと
恐々気分でした。
こうしてホテルに戻ったのは8時頃、幸い
2時間で仕上げてくれるエキスプレスの
ランドリーサービスがあったので溜まった
洗濯物出せてスッキリしました。
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