神麗 魂の 導き神
 宇宙総帥アリヒト

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【疑 問】
以前から、人間界を彷徨う幽霊は、死後肉体を離れた顕在意識だと言っていた。
故に、とり憑かれても殆ど害はないとも言っていた。
しかし、霊が視える、と云われる霊能者は、ご相談者の周りにいるこの顕在意識を視て、霊にとり憑かれている、と云うようだ。
また、霊障がでている、とも。
しかし、顕在意識にとり憑かれたからと言っても霊障はでない。

所謂、前世の因縁、怨霊にとり憑かれているから霊障が出ているのだ。

顕在意識にとり憑かれている殆ど全ての方々には前世の因縁、怨霊がとり憑いている。

その怨霊の出す霊障を顕在意識の霊障と勘違いしているのだ。

だから、幾ら顕在意識を除けたからと言って霊障が治まると云うものではないのだ。

霊障の原因は全て前世の因縁にあるからだ。

その誤解の原因としては、霊能者と云われる方々は人間界を彷徨う霊(顕在意識)は視えても怨霊は視えないからなのだ。
それはなぜ、と云えば、怨霊は人間界に姿を現す事は出来ないからだ。

しかし、稀に怨霊が人間界に姿を現すこともある。

それは、人間界に出る、と想像することにより、自分の姿が人間界に、さも『出ている』ように装うからなのだ。

そして、異常現象(ラップ音・物体移動)等々も想像することにより、起こすことができる。
(顕在意識とは、身体の周りに陽炎のようにして纏わり付いているブヨブヨとした透明の被膜らしきもの)

私の疑問はここからなのだ。

私は幽霊屋敷と云われる各家々の玄関前に立ち、一歩中に足を踏み入れようとする、と一瞬でドーンと2、3メートル程突き飛ばされる。(その後、私を突きだしたもの全て倒す)

この、私を有無を言わず突き飛ばす霊が何か分からないのだ。

それに、コヤツらは私との会話は一切できない。

また、顕在意識も私との会話ができない。

土地に棲む数百年前の持ち主や怨霊はどうか?

と考えるが、数百年前の持ち主や怨霊は私とは会話ができる。

また、顕在意識は害がなかった筈だ。

それが集団になると変わってくるのだろうか。

何十、何百となると・・・・

人間界を彷徨う霊は顕在意識以外に居るのだろうか?

いや、神々や魔物なども人間界に棲んでいる。

しかし、私には絶対逆らう事はない。

故に、今のところ、私を突き飛ばすヤツは顕在意識しか思いつかない。

謎謎謎謎・・・・・・・

 

 

続く

「背中合わせと云うより、ずーっと上の方に繋がっておりますネー」

「そうか、良く分かった。では其処に座っておれ」

「ははい・・・」


魂と肉体は、次元を超えて背中合わせになっているのではないか?

 

と思っていたがそうではないようだ。

だが向こう側も、こちら側の人間と同様に魂と肉体に関してはハッキリした事は分からないのだ。

では、即刻数百年前に亡くなった侍の霊的治療に入るとしよう。

私の体を使って異次元の世界に棲む存在に遠隔治療?を託すのだ。

この施術は、身体のキズを治すだけではなく、傷跡も完全に消してしまうのだ。  
 
今回の侍は”腸が出て血が吹き出ている”と云っていたが、その斬られた跡形も全て消えてしまう画期的な霊界の治療法なのだ。

 

が一つ難点をあげれば、斬られた時に感じる物凄い痛み、やけ火箸を体に押し付つけられたような激しい痛みが伴う事だ。

この激痛さえなければどれ程素晴らしい治療法だろうか。

人知を遥か超越した未来の手術方法をスクリーンの世界で垣間見るかのように。

だがこの時はまだ、その激しい激痛に見舞われる事など予想だにしていないだろう。

そしてこちら側では私の両手を大きく左右に広げ回転させる。

 

また、息を吐いたり吸ったり、胸の前で手印を組んだり、その組んだ印を頭上に掲げたり、と様々な動きをめまぐるしくやる。

この動きをする事により、向こう側では私の魂、光が跪いているニンゲンの体をまんべんなく覆い、キズを舐めるように優しく癒していく。

するとぽっかり開いた、腸が出る程の大きな穴が徐々に小さくなっていくのである。

それと同時にヘビのようにクネクネと誇らしげにはみ出していた腸も元の定位置に収まり、最後には跡形も無く綺麗な体に修復されていくのだ。

そうこうしていると、何時もの様に耐え難い叫び声があがる。

この叫び声があがると、治療も佳境に入った証である。

「ウッ!ウウッウワーッ!ウックワーッ!・・・タスケテ、タスケテクレ・・・た、タスケテ~もう我慢できません!グーッ!ウーッウワーッウワーッーーーーー」

と激痛に喘いでいたが、暫くたち少し和らいだのか、先ほどのうめき声が聴こえなくなった。

そこで

「どうだ、落ち着いたのか?」

と聴いてみた。

だがこのような事を聴くのも忍びないが、何しろこちら側に居る私にしてみれば、あちらの状況は、私の口をついて出る叫び声だけで判断するしかない。

”落ち着いたか”ともがき苦しんでいたモノに不用意な言動は控えるべきだが、何しろこの時は”宇宙総帥”になりきっている。

何を言っても全てが許される立場に居るのだ。

「な、なんか、体が楽になりました、、、、」

「体が楽になったか」

「楽になりました。ちょっ、ちょと腸が出ているか視てもいいでしょうか?」

「おう、みてみろ」

「あっ!あらっ・・・私腸が出てたんですけど、ちょ腸が、あらっ・・・ここれは私の体ですか?」

「そうじゃお前の体じゃ」

「いやっ・・・あらっキズが無いんですよ、アラッ!ち血も、血だらけやったんですけど、血が止まってますネーあらっ、ど、どうしたんですか?あらっ、首も首もキズが無いですネ~」

「そうだろう、全て治ったのじゃ」

「か、神様私、夢を視ているのでしょうか?神様とお会いした時から夢を視ているのでしょうか?」

「それは夢ではない、本物じゃ本物じゃ。お前の体は元の体に戻ったのじゃ」

「だだけど、本当に治る、治るわけない・・・ゆ、夢でしょうか?」

「お前の前を良く視てみろ。先ほどの女人(ご相談者)が居るだろう」

「ああっこれ、先ほどこの男の母親と云っていました。本当に母親でございますか?」

「さようじゃ、夢ではない証拠だ」

「いいえ、これが夢ではないんですか?は、腹がなんにも消えて、いない(腸)ですよ?」

「そうだ。だから治したと云っているだろう」

「だ、だったら私死んだのは夢だったんですかネー」

「死んだからそこに居るのであろう」

「さ、さようですネー死んだから私ここに居るんですか?で私眠っているんですか?起きているんですかネー」

「眠っているか、起きているか?お前はどのように思うのだ」

「私、起きているつもりですが、腹にキズがないから、眠っているんですかネー」

「眠っているのではない。起きている、夢ではないのだ。今我が治したのじゃ」

「さ、さようでございますかネ~治ったんですかネ、私」

「治ったのじゃ、嘘ではない」

「嘘ではないのならなんで私、治るんですか?」

「だから何度も言っているであろう、我は神じゃ、と」

「か神様、神様はそんな事、出来るんですか?」

「そうじゃ。今我の姿は視えるか?」

「いいえ、眩しくて、私今熱いのに、神様本当になんか、なんか居心地が悪くて悪くて、本当に治ったんですかネーこれ、眼が覚めないですかネー」

 

「目が覚めない?今は目が覚めているのだ」

「じゃぁ私、父上や母上にお会いできるんですか?」

「そうじゃ、お前の目の前に上に逝く道があるだろう。それを昇っていくとお前のご両親の居るところに逝けるのじゃ」(故郷)

「ああ、あります、あります。これを逝ったら、ずーっと逝ったら父上や母上の居るところに逝けるんですか?」

「そうじゃ、そこを走っていけるか」

「わ、分かりました。じゃ、じゃこの男はどうしましょうか?」

「その男はもう離せばいいだろう。お前が何時までもその男を掴んでいると、そこにずーっと居る事になるぞ。それでもいいのか?」

「いえいえっ、私こんなとこに居りたくないです。もうここ生臭くて、何か周りを視たら血だらけで、もう気持ちの悪いところです。こ、こんなところに居ったら、ほんと幽霊かと想われます」

「そうじゃ。幽霊と間違われるのじゃ。もう体が治ったのだから、直ぐ逝け!」

「わ、分かりました」

「ではもう二度とこの男の傍に戻ってはいかんぞ」

「わわ、わかりました。ほ本当に神様でございますか?」

 

疑り深いヤツじゃ!

「そうじゃ」

「わ、わかりました。ほんなら、そそれでは、こ、この男の母親か何か分からんが、まぁ治療代出したと云うのも本当かどうか分からん、、、」

「本当じゃ。だから礼を言って逝け」

「えっ!礼を言う訳いかんじゃないですか、この男に私殺されたんですから」

「ならばもう治ったのだからそれでいいだろう。では礼は言わなくても良い」

「で、では神様、父上や母上のところに今から走って逝きます。そそれじゃ神様、有難うございました、それじゃ神様・・・」

と云ってご両親の待つ故郷に喜び勇んで、先ほど言ったように飛ぶようにして走って逝った。

”さようなら、お元気で、幾久しく”と言って。



今回の、18歳の元侍の復讐は。

息子さんが家を出ると云ったのは、土地に潜む怨霊だけの仕業ではなかった。

前世からの因縁、怨霊も絡んでいたのだ。

更に、女房をタチユカンに近づけないようにしている、とも。

 

所謂、抱けないようにしている、と云うのだ。

 

以前はこのように三途の川に送る前に施術をしていたのだ。

 

そして、治っても直ぐには治った、とは信用しなかった.

 

だから、この頃の怨霊は呼び出しても一々面白かった。

さて次は”首の無い年配の女”が居ると言っていた。

 

この女の怨霊を呼び出してみよう。

次回、首の無い女を、お送りいたします。