ごきげんさまです。
やましたひでこ公認断捨離トレーナーの丸山ゆりです。
実家の母は、昭和8年生まれ。
戦前、戦中、戦後を生き抜いてきた人です。
いわゆる、昭和一桁生まれの母に育てられた私は、
物心がついた頃から、「もったいない」という言葉をよく言われてきました。
ごはんを残したら、もったいない、バチが当たると言われた。
頂き物の包装紙やリボンも「何かに使える」からとっておく。
タオルは擦り切れるまで使って、それから雑巾として使い切る。
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数え上げるとキリがないくらい、
毎日「もったいない」と言われ続けたのです。
何万回も言われ続けたこの言葉が、
私がその後、手に入れたモノをすべて、整理・収納することが良いことだと、
思いこむようになった原因の一つかもしれませんね。
確かに、戦前は、今の時代のようにモノが大量に生産されてはいませんでした。
戦争中は、言わずもがな、モノが不足していた時代です。
当時の主婦のお悩みには、
「片づけられない」というものはなかったはずです。
片づけるモノもなかったでしょうから。
それよりも、「いつ、物資が配給されるのか?」と、
母が小さい頃には、祖母が心配していたと聞いています。
戦後も、モノが思うように手に入らなかったことはよく聞いていました。
それから75年、時代は大きく変わり、
今や大量生産、流通の時代になっているのです。
質の良いモノが安価で売られている日本では、
好きなモノを好きな時に手に入れることができます。
買い物の方法も様々あって、家に居ながらでもモノを購入できます。
つまり、今はモノが簡単にお家に入ってきやすい時代になったのです。
「不足」で困る経験をした母は、
今では、「過剰」で困っているという時間の変化に
適応できていないのです。
なので、今もって、家じゅうにモノがあふれているのに、
「もったいない」「ないと困るから」とモノをため込んでいます。
で、それらを活用していたらいいのですが、毎日、何かしらのモノを探し、
住まいの空間はモノで占領され、その中で暮らすことに疲れてしまっているのです。
「今」という時代、時間を認識できず、
75年前の不安や恐怖の記憶の中を生きている母にとっては、
過剰であふれている状態がひょっとしたら、
「安心」だと勘違いしてしまっているのかもしれません。
今、ここで生きている、私が、
困っている問題の原因は何なのか?
大切なのは、何なのか?
「今」と「未来」をどのように生きてゆきたいのか?
を考える機会をもらいました。
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