意味を理解する犬たち | 今までの「犬のしつけ」は間違っている!日本式「犬の育て方」!

今までの「犬のしつけ」は間違っている!日本式「犬の育て方」!

犬と人の関係とは。本物の愛情とは。そして本当の幸せとは・・・・。間違いだらけの犬の育て方を完全否定し、正しく心通う命との接し方を紹介しています。

犬にコマンドを教える。・・・・まったくもってアホらしい(笑)

そんなもんは、日々の生活の中で覚えてしまうこと。ですから私は一切教えていません。

 

教えていないけど・・・・、

 

こんな感じ。

 

まあ、超歩きにくいんですけどね(笑)

 

犬ってね、人の存在理由をしっかりと理解すると、人の事を理解しようとするんですね。

 

ですから、会話が成立するんです。

 

人って自分の気持ちや伝えたい事が、しっかりと伝わるんだ。ってね、理解させる事。

 

それには、最初はすべてを受け入れること。寄って来たら抱きしめる。

 

触れあいの中から、そのことに気づくんです。

人って自分の気持ちや伝えたい事が伝わるんだ。

 

っていうことね。

 

するとね、人が伝えて来ていることに、何を伝えて来ているのかってね、理解しようとする。

 

ウチにね、IBD回復しているクラマがいる。

 

毎日の食事に食物繊維が他の子よりも大量に必要なんですけど、

 

サイリウムっていう食物繊維を食事に混ぜると食べてくれない。

 

だから、シリンジを使って口の中に入れ込むんです。

 

これをやらないと、たちまち体調を崩してしまう。

 

まあ、結構な量を押し込んでいるんですが、

 

クラマは超嫌がるんですよね・・・・・。でもこれをやらないと先が見えてしまうわけでね。

 

ですから食事後、すぐにドロドロにしたサイリウムをシリンジ使って飲ませているんです。

 

まあ、嫌がって口から吐き出そうとする。

 

それを真剣にね、お前がこれ食べないと、すぐに死んでしまうぞ!だから飲みこめ。

 

ってね、毎回やっていたら、

 

シリンジで口の中に入れたサイリウムを、

 

「ほら、クラマ、ゴックンして」

 

っていうと、ゴックンってね、私に分かり易いようにじっと見つめて大げさにやってくれるんです。

 

「ほら、口の中に残っているやろ、ペロペロして」

 

すると、口をペチャペチャして、

 

「ほら、ゴックンは?」

 

私を見つめて、大げさにゴックンする。

 

ゴックンしたよってね。

 

それで私がつい嬉しい表情がでるでしょ、

 

それを見て、嫌がらずにちゃんと飲み込んでくれるようになったんですね。

 

まあ、これは私しかできない。他の人がやると、ちゃんと飲み込まずに口元からドロドロのサイリウムを垂らしてしまうんですね。

 

それがつたってきて、クラマの胸の毛はパリパリ・・・。

 

自分の気持ちを理解してくれるって理解しているクラマは、他の人が何を伝えて来ているのか、よく理解していない。

 

ですから、こっそり飲み込まずに口元から垂れ流すんですよね・・・。

 

「そんなことやるな、ちゃんと飲み込まないと、お前死ぬぞ!そうなったらオレは生きていけんやんか!悲しませるなよ」

 

そうやってね、悲しい顔して気持ちを伝えると、理解してくれるんですね。

 

理解した以降は、一切出さなくなってね。

 

「ほら、口の中綺麗にして」

 

そう伝えると、ペロペロと口を動かす。

 

「ほら、ごっくんして」

 

大げさにゴクリと喉を動かす。

 

飼い主の気持ちを理解した子ってのは、とにかくもっと理解しようとしてくる。

 

最初、理解してきているときは、吠えて知らせてきたりする。

 

クラマがトイレに行きたい!って吠えて知らせてきた。

 

「バカ、吠えんな、吠えなくても解るから、ちゃんと教えろ」

 

そう言ってトイレに連れて行く。

 

すると、次は、私に体をくっつけてきて、真っ直ぐ目を見てくる。

 

「クラマ、お前トイレに行きたい?」

 

すると目を輝かせて行きたい!ってね、伝えてくるようになった。

 

らーこさんのときは、

 

ワン!吠えて知らせてくるようになったけど、

 

「お前、吠えるな、ちゃんと伝えて来い」

 

っていうと、次からは、歯をならすようになった。

 

「カツ!」ってね(笑)

 

そうやって相手のことをちゃんと理解しながら、より深い会話ができるようになるもんなんですよね。

 

ツケ、フセ、マテ、スワレ、コイ・・・・・・・とっても恥ずかしくない??

 

まあ、会話ができるようになったらさ、知らない人から見られたら笑われるんだよね(笑)

 

「わ、あの人犬に話しかけよる」

 

ってね(笑)

 

 

聞こえてんぞ~~って思いながら、ウチの子らに話しかける。

 

「ほら、ゼファー、お前寝とこう」「花火、そこに寝てなさい」

 

ってね、一人一人にね。

 

するとさ、リードの範囲内でさ、みんな寝てしまうんです。

 

一緒に休憩するんですね。

 

主に、公園の喫煙できるところでね、話しかけるんですね。

 

それを見たら、お利口さんだってね、言われる。

 

驚かれるんですよね、わ~伝わっている~ってね。

 

・・・犬を何と思っているんでしょうね(笑)

 

犬をバカにしてんじゃねえか??

 

ってね、いっつも思う。

 

犬に対しての思い込みがあるからこそ、ごく短い言葉で、同じ口調で声をかける。

マテ!!!・・・とかね(笑)そんなに支配したいのか?犬はお前の奴隷か???

 

そんなことやらなくても、会話出来るってこと、ウチではごく普通に見れる光景なんですよね。

 

よくやってこられる人達は、昔から同じように話しかけている。それがみんなちゃんと伝わっているんですよね。

 

ケージに入れるな。室内で飼う。ずっと一緒にいる。

 

最初はたったこれだけのことを伝える。

 

愛犬が近寄って来たら、手を休めてでも、触れあうこと。自分を優先しないこと。

 

たったこれだけなんですね。

 

これができてからこそ、

 

「ちょっと待て、今は手が放せん」って言うと、ちゃんと待っているんだよね~・・・・。

 

だんだんと深い会話ができるようになってくるもんなんですよね。