リコールのアンコール
エアバッグのリコールで、修理をしてもらったのは今年の春のこと(機能停止の作業は昨年にしてもらい、部品が入るのを待っていた)。
ところが、またまたリコールを告げるDMが先月末に届いた。
やれやれである。
今度はパーキングブレーキ。そして予想していた通り、当面修理工場は予約でいっぱい。
11月のあたまに作業をしてもらうこととなった。
それまでに、私が意図しない瞬間的な作動が起こりませんように……
さて、すでに合点承知之介の方も多いだろうが、「すばる」は、メシエの天体カタログではM45。おうし座の散開星団「プレイアデス(プレアデス)」の和名。
そろうことのない6人
クセナキス(Iannis Xenakis 1922-2001 ギリシャ→フランス)の「プレイアデス(Pleiades)」(1979)。
6人の打楽器奏者によって演奏される4部から成る40分ほどの作品。
以前、この記事でこの曲を取り上げており、そこにこう書いた。
クセナキスはこの曲について2つのことを試みていると述べているが、それは「1つはマリンバなどで演奏ができる、西洋的ではない音階をつくること」と、「2つ目は微分音による19の音高を持つSixxenという金属打楽器を作り、用いている」ことだそうだ。そして、6人の奏者はユニゾンになることはないという。
各楽章は、
1. メランジェ(混合)
2. メトー(金属)
3. クラヴェ(鍵盤)
4. ポー(太鼓)
となっている。
あれから7年たった今、これ以上書けることは私にはない。
長い人生、非西洋的数学的音楽のために40分という時間を費やしてみても損はないだろう(保証はしない)。
少なくとも、ジョギングするのと違って心臓麻痺を起こすリスクは少ないし、散歩と違って転倒する恐れもない。
前回もご紹介した、ローグイン/クロウマタ・パーカッション・アンサンブルの演奏を。
1990録音。BIS。
ところで、ウルトラマンたちの故郷はM78星雲とされている。
M78はオリオン座にある散光星雲だが、この星雲には名前がついていない。
『ウルトラ星雲』にすればおもしろ、くないか……
ありがとーごぜぃやす!
MUUSAN
がしました