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チェンマイ最大の高級のショッピングセンター「セントラル・フェステバル」

チェンマイのセントラルフェステイバルの概観 スーパー、デパート、ショッピングセンター
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郊外にあるけどアクセス手段は豊富

市の北東部のスーパーハイウェイ(国道11号線)沿い、チェンラーイ方面へと向かう国道118号線とのサーンデック交差点の北東角にある、おそらく現在チェンマイでは最も大きくかつ最も高級なショッピングセンター。

市内からトゥクトゥクやソンテオなどで向かう場合は「センタン(セントラルのタイ語読み)・フェスティバン(同)」と言えば通じるだろう。

なお、お店では市内各所とを結ぶ無料のシャトルバスを運行している。

下に時刻表と立ち寄り場所を書いたチラシの画像を添付しておくので、参考にしてほしい。

また、荷物が多くなって帰りはホテルなど目的地に直接戻りたい場合は、車止めにトゥクトゥクなどが客待ちしているのでそれを利用するとよい。

また、正面入り口脇にはGrabがブースを出していて車を手配してくれることもある。

余談だが、交差点の斜め向かいは長距離バスが発着するアーケード・バスターミナルなので(徒歩7~8分)、バスの出発まで時間がある場合の暇つぶしにも使える場所だ。

セントラルフェステイバルの無料バス時刻表(1)
セントラルフェステイバルの無料バス時刻表(2)

チェンマイ最大の高級ショッピングセンター

セントラル・フェスティバル・チェンマイの建物は正面がスーパーハイウェイに向かって作られ、オレンジ色の波打つようなフォルムとコムローイ(天灯:ローイクラトン祭りの時に空に上げられる熱気球の一種)を象った白い円柱がいくつも張り付いた壁が印象的だ。

チェンマイのセントラルフェステイバルの外観

実際のビルディングは地上5階、地下1階建てでL字型をしており、上の写真のスーパーハイウェイに面した部分からほぼ直角に国道118号線に沿うように伸びている部分のほうが正面の数倍の大きさがある。

エアポートプラザ、カードスアンケーオなど他の大型ショッピングモールと同様、売り場は大きくテナント集合体部分とセントラルデパート部分とに分かれている。

前者は、正面玄関に掲げられた案内板をカウントしたところ、全部で229のショップやレストランなどがあり、その中にはチェンマイではここにしか入っていないものが数多く含まれている。

なお、最も比率が高いのは飲食店で、60店舗(クーポン食堂を除く)と全体の約1/4を占めている。

以下、テナント集合体部分の各フロア、およびセントラルデパートの特徴などを記す。

チェンマイのセントラルフェステイバルの吹き抜け
L字型の建物の折れ曲がる部分にある吹き抜け

各フロアの特徴

地下1階

案内看板では“Ground Floor”と書かれている。

売り場として使われているのは正面に近いほうの一部だけでほとんどのスペースが駐車場になっており、上階に比べるとかなり狭い。

スペースはおおまかに観光客を対象にした土産物売り場、高級スーパーのセントラル・フードホール、さらには7軒ほどの小さなクーポン食堂に分けることができる。

ブランドものの衣料品などでなく、北タイの食べ物やバラマキ用のお土産を購入することができるのはここだけなので、いつも大声を張り上げてやかましい中国人観光客が大勢買い物をしている。

クーポン食堂は席数も少なく落ち着かないが、ピン川右岸を走るファーハーム通りに本店を構えるカーオソーイの有名店ラムドゥアンが入っているので、もしここに来てチェンマイ料理が食べたいなら立ち寄ってみるといいだろう。

チェンマイのセントラルフェステイバルの土産物店
チェンマイ名物のお菓子や食品がたくさん揃っているので便利
チェンマイのセントラルフェステイバルのスーパーマーケット
高級スーパーのセントラル・フードホール
チェンマイのセントラルフェステイバルのミニフードコート
さくっと食事するには便利だが、上階にはさらに大きなフードコートもある
1階

スーパーハイウェイに近い側には飲食店が、奥に進むとファッション系のショップが固まっている。

前者は、ケンタッキー・フライドチキン、スターバックス、アイスクリームのコールドストーン・クリーマリーといった日本でもなじみのある店舗のほか、Muteki(無敵?)という名前の(たぶん)なんちゃって日本食レストラン、ピッツァやパスタをはじめ割とリーズナブルな価格でイタリア料理が楽しめるWine Connectionなどがある。

後者は、日本でも人気の高いH&M、zara、現在タイで大人気のオニツカタイガー、マークス&スペンサー、ユニクロのほか、リボンバッグで有名なナラヤやジムトンプソンなどお土産ものが買える店もある。

ユニクロは、日本でもこれだけの店はなかなかないと思われるくらい売場面積を広く取っているが、エアリズムの男性向けアンダーシャツが390THB(約1,480JPY )、ウルトラライトダウンベストが1,990THB(約7,560JPY)など日本の通常価格と比較するとかなり高い感じがする。

商品も基本的に日本とまったく同じなので、日本から来た旅行者がわざわざ何かを探しに来たりしてもあまり意味はないかも。

ちなみに、このモール内で一番袋を持っている人を多く見かけるのがこのユニクロで、タイ人の経済的な豊かさが実感できる。

チェンマイのセントラルフェステイバルのユニクロ
かなり広い売り場面積を誇るユニクロ
チェンマイのセントラルフェステイバルの1階のモール
見渡す限り店舗が続く
2階

スポーツファッション&用品店が多いフロアだ。

サロモン、コンバース、アシックス、ノースフェイス、アディダスなどが軒を連ねているほか、セントラルグループの総合スポーツ用品店スーパースポーツもある。

さらにはラングラー、リー、リーバイスなどのジーンズショップ、スーツケースのサムソナイトのほか、日本のメガネ量販店のオンデイズが日本の店舗そのままで開業している。

また、日本の100円ショップ「Watts」の店舗もある(たぶんチェンマイではここだけ)。

スーパーハイウェイに近い側は、家電のパワー・バイ、書籍と文具を扱う日本でいえば紀伊國屋書店のようなB2Sなどがある。

チェンマイのセントラルフェステイバルのスーパースポーツ
セントラルグループのスポーツ総合ショップ、スーパースポーツ
チェンマイのセントラルフェステイバルのオンデイズ
ほぼ日本とまったく同じスタイルのメガネ店、オンデイズ
3階

携帯ショップ、カメラ屋、電気店などが多数を占めており、関連してサムスン、ファーウェイ、シャオミなどの電器メーカーの直営ショップがある。

バンコク銀行、カシコーン銀行、サイアム・コマーシャルバンクといった銀行もこのフロアに集中している。

また、4階も含めた正面部分は「Sub-Zero IceSkate」という、現在チェンマイで唯一のアイススケート場になっている。

リンクは50*25mほどでそれほど大きくはないが、平日でも結構な人が遊びに来ている。

もし、日本でアイススケートが趣味、というような人がいたら他流試合(?)でここのリンクで滑ってみてはいかがだろうか?

チェンマイのセントラルフェステイバルのアイススケート場
滑っている人は、子供も含めかなりうまい人が多い
4階

メインのエリアは、美容室、エステ、スキンクリニック、美容・化粧品店などが並んでいる。

こういうモールに入っているお店なので当然のことながら料金はかなりのもので、シャンプーで300THB(1,140JPY)、カット&ブローで600THB(2,280JPY)などという設定になっている。

また、中には日本人美容師がいるお店もあるとかで、カット800THB(3,040JPY。要予約)という価格設定らしい。

スーパーハイウェイ沿いの側には、100円(タイでは65THB≒250JPY)ショップのダイソーがある。

531平方メールの売り場面積は、おそらくチェンマイで最大。

またそのすぐそばはレストラン街とフードコートになっており、ビュッフェの日本料理店やステーキ店、韓国料理店などがある。

フードコートはそれほど大規模ではないが、地下1階にあるものよりははるかに店数も多いので、利用するならこちらのほうがおすすめだ。

チェンマイのセントラルフェステイバルのワトソンズ
タイではたいていのショッピングモールやスーパーマーケットに入っているワトソンズ
チェンマイのセントラルフェステイバルのダイソー
おそらくチェンマイでは最大の売り場面積を誇る
チェンマイのセントラルフェステイバルのフードコート
清潔感のあるフードコート。昼時はかなり混み合う
5階

このショッピングセンターを最も特徴づけていると言ってもよいと思う、日本食オンパレードのレストラン街。

規模はクルンテープ(バンコク)のスクムビットにあるゲートウエイ・エカマイとかを見てしまうとこじんまりとした感は否めないが、もしチェンマイで日本食が恋しくなったら、ここに来るのが一番手っ取り早いかもしれない。

やよい軒、オイシ・ラーメン、8番ラーメン、Sukishi、Shabushi、MKスキなどの定番に加え、Fumi、鉄板焼の宮崎(カウンター式で結構本格的に見えるが、自分が食べた感想としては「う~ん」って感じ)、チャブヤ豚骨ラーメン(219THB≒832JPY)、吉野家(牛丼89THB≒338JPY)、大戸屋(しまほっけ炭火焼定食349THB≒1,326JPY)などがずらりと軒を連ねている。

平日の昼時でも店によっては席待ちの行列ができている店がある一方で、客がほとんど入っていない店もあり、現に以前あったとんかつのさぼてんは撤退した。

ほかには、サンタフェ・ステーキ、シズラー(グリル&サラダバー)、ピザ・カンパニー、さらにはS&Pやブラックキャニオンといったカフェレストランもある。

また、スーパーハイウェイ側は10のスクリーン(一部3Dと4DX)を備えたシネコンになっており、雰囲気は日本のイオンなどのそれとまったく変わらない。

チェンマイのセントラルフェステイバルの大戸屋
大戸屋
チェンマイのセントラルフェステイバルの吉野屋
吉野屋
チェンマイのセントラルフェステイバルのシネコン
日本とまったく雰囲気が変わらないシネコンのロビー
セントラルデパート

建物の一番東の部分を占めている。

チェンマイ市内にある他のセントラル系のデパートよりもかなり高級感を打ち出した内装が施されている。

百貨店なのでアパレル、服飾雑貨、家庭用品など何でも揃っているが、入っているのは日本でよく見かける外国有名ブランドからタイローカルのアパレルメーカーまで幅広い。

また、スーツケースのサムソナイトはなぜかこちらにも店を構えている。

カニバリゼーション(共食いを意味するマーケティング用語)を起こさないのだろうか……。

チェンマイのセントラルフェステイバルのセントラルデパート
高級感あふれるセントラルデパートの入口(各階にある)

特筆すべきは3階に入っている無印良品だ。

チェンマイ初進出となる無印良品(MUJI)は、日本にある店舗に比べると規模はかなり小さいものの造りはまったく変わらず、売っている商品も日本で売られているものをそのまま持って来てタグの上からタイでの料金が印刷されたシールを貼っているだけだ。

そのためか、日本では420円のやわらか2面スポンジが229THB(約870JPY)、1,900円のネッククッションが1,180THB(約4,490JPY)、15,000円の33リットル・スーツケースが特売でも5,990THB(約22,760JPY)など、どの商品も日本よりかなり価格が高くなっている印象を受ける。

商品に付けられているタグやまとめ買い商品を束ねる紙の商品説明書き兼価格表示カバー(?)までタイ語にし、さらには買った商品を入れるビニール袋までタイ製になっているユニクロとの販売戦略の違いが際立っており、実におもしろい。

チェンマイのセントラルフェステイバルの無印良品
ここだけ見たらタイとは思えない無印良品の店

さいごに

2013年11月にオープニングイベントが開催された時、舞台には「タイ北部で最高&最大のショッピングモール 」と書かれていたが、確かに現在もそのキャッチフレーズに変わりはないと思う。

ただ、旅行者がチェンマイ(タイ)土産を買うとしたら基本的には地下1階の小さな食料品コーナーしかないので、もし手工芸品を含めて地場の土産物を買うのであれば、空港近くのエアポートプラザの中にあるノーザン・ビレッジに行ったほうがいいだろう。

ただ、ブランドもののアパレルやスポーツファッションなどを買うのであればこちらのほうが絶対におすすめだ。

また、日本食が恋しくなった、などという時にもレストランは選び放題なので、食事ついでに買い物……というような場合にも訪れる価値があるだろう。

住所:住所:99,99/1,99/2 Moo4 Superhighway Road T.Faham A.muang
TEL:053-998999
WEBSITE:www.centralfestival.co.th
営業時間:月曜から木曜が11時から21時30分、金曜は11時から22時、土日祝日が10時から22時
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