革命家 ② | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 高円寺にも革命家のようなグループがいます。その連中の一角を僕が通ると、誰かと間違えて手を広げてとうせんぼをするのです。「何をやっているのだろう?」と思ったものです。革命家の連中は、「他派のやつは通さないぞ!」ということをやっているのです。

 革命家というものは閉鎖集団だから、必ずリンチが行われるのです。新左翼の活動家・連合赤軍中央委員会副委員の永田洋子の山岳ベース事件では、同志12名がリンチで殺害されました。あれも山にこもって、リンチで12人も殺したのです。革命家は仲間内をどんどん殺してしてしまうのです。

 革命というものは、殺すことによってでしか成り立たないのです。組織内で必ず造反が行われて、始末するのです。始末することによって組織を維持するのです。

 共産党が政権を取った場合は、みんなぶち殺して粛正をするのです。ポル・ポトは、600万人しか人口がいないのに、300万人も殺したのです。子供に親を殺させたのです。銃弾がもったいないので、銃床で頭を殴って殺したのです。殺しによって、クメールルージュの組織が維持できたのです。

 毛沢東も同じです。毛沢東は、6000万人殺したと言われているのです。どうやって、6000万人も殺したのでしょうか? 一つの革命をやって、最初にやることは住民を殺すのです。粛清というのです。

 「資本主義の垢が頭の中についた奴は、役に立たない。だから、粛正しろ!」と、命令を出して、粛正してしまうのです。すると、怖いから権力ができてしまうのです。粛正すると権力ができてしまうのです。

 そのままにしておくと、権力が増大します。だから、第二の権力を作るのです。権力をとった集団と、次の集団をぶつけるのです。そこで憎みあって、殺し合いが始まるのです。

 そのようにぶつけていくと、権力の一番上にいる連中は安泰なのです。そこで、第3番目の連中が出てくるのです。これが紅衛兵です。最初の人殺しの集団、二番目の勢力までは、結構年配者が多いのです。第3段階で、紅衛兵という若者が出てくるのです。

 中学生ぐらいの若い子たちに、「毛沢東語録」という小さい赤い手帳を胸のポケットに持たせたのです。「造反有理」です。造反有理は、「反乱することに意味があるのだ」というのです。

 そのような造語を掲げて、紅衛兵のガキどもに、学校の先生、資本家、長老などをすべて粛清させたのです。これは恐ろしいことです。それで毛沢東は、紅衛兵の組織を自分の直轄として握ったのです。

 「毛沢東の裏には、紅衛兵がいる」と言われたのです。現実的に次から次へと殺すのですから、紅衛兵は怖いのです。どのような殺しをするのかというと、資本家や学校の先生に三角帽をかぶせて校庭に集めて、「さあ、これから反省してもらおうではないか。お前が反省しろ!」といったのです。

 資本家は三角帽をかぶせられて「すみませんでした」と懺悔するのです。それで終ると思ったら終わらないのです。その日の夜、ついに「ぶっ殺せ」と始まるのです。謝罪したのだから、反省して済むのかと思ったら終わりません。

 それから今度は包丁で首を切って、腹を裂いて、その上に飛び乗るのです。すると臓物がドバッと出るのです。それを我先にと「憎たらしい革命分子を食ってしまおう」と手を伸ばして人肉を食べてしまったのです。あるいは飯盒をもってきて、臓物を引きちぎって家に持ち帰ったのです。中国人はそのようなことを平気でやるのです。

 反乱分子を食べたことは誇りなのです。紅衛兵は、毛沢東の子飼ひですから、他の連中はさわれません。紅衛兵は、第三の革命です。第一の革命は、毛沢東の同士が天下を取ったのです。すると次の革命分子を作ってぶつけたのです。それで、殺し合いをやらせたのです。

 勝ったほうは、権力が付いてしまうから、もう一度殺し合いをやらせるのです。最後は紅衛兵が仕上げに入るのです。毛沢東は、紅衛兵を誰にも渡しません。紅衛兵は毛沢東の私兵であるから、「紅衛兵に触るな!」といえば、誰も触れなかったのです。

 「紅衛兵に触るということは、俺の権力を奪うということだな」と毛沢東に言われてしまうので、みんな引いてしまったのです。すると、毛沢東と紅衛兵にみんなお伺いを立てるようになったのです。

 そして、権力ができてくるのです。恐ろしいでしょう。殺すことによって権力ができるのです。共産革命の第一次が出てきてみんなをぶっ殺して粛清して、「うまくいった萬世!」と言っていたのでは、権力はできません。

 そこで握った革命分子は人殺し(粛正)を行うのです。その粛正によって恐ろしさがわかってくるのです。「うわー、恐ろしい組織だ!」と思って、みんな黙ってしまうのです。革命の陰には必ず虐殺あり。虐殺なくして革命は成立しません。

今、日本にいる共産党の連中も、その日が来るのを待っているのです。「早くその日が来ないかな。そうしたら俺が虐殺の一番だ! 虐殺しまくって、みんなを恐れさせてやるぞ!」という気持ちです。民衆のための幸福など何も考えていません。

 権力をにぎった毛沢東は、大失敗を行うのです。農業改革を行ったのです。今まで鉄製品は工場で作っていたのです。それを「工場で造るのを止めろ。村の中で鉄製品や自動車、米もすべて作れ。」といったのです。だから、中国の農業は弱くなってしまったのです。

 全国的にやるから米が収穫できるのです。「それではだめだ。とにかく、各村ごとで必要な物はすべて作れ。自給自足するのだ。米も作り、鍋釜も造り、武器も造り、何もかも自分たちで作るのだ!」というから、農業がおろそかになってしまい、大変な餓死者が出たのです。

 革命というものは、民衆のためのものではありません。革命家と称する連中のために革命を起こすのです。それを本当に骨身にしみて分からないと、だまされてしまいます。

 そうでないと権力を取ったら革命家は我々に牙をむいて、国民を大虐殺しようと襲いかかってきます。これは恐ろしいことです。しかも戦後、ソ連のコミンテルンと称する共産党革命を起こした連中は、自分たちの手を汚さないで革命を組織して、日本の共産党組織に金を配ったのです。

 日本共産党はソ連からお金をもらい活動資金ができたので、共産革命をやったのです。それが火炎瓶事件です。日本人が日本人の手で殺しあって、革命をやって得た成果は、親分を処刑して自分が直接権力を握るということです。どこまでやってもこの争いは終わりません。

 仲間同士で仲良くできません。何処まで行っても権力争いです。人殺しをすることによって、15億人の中国共産党は成り立っているのです。日本の中核派も散々、人殺しをやって来たのです。殺す者がないときには、仲間同士で殺し合うのです。共産党はこのような恐ろしい連中です。皆さんもこのことは、よく知っていかないといけないと思います。

 

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