100均で買ってきたカラフルキラキラ折り紙を、木工用ボンドで空き箱に貼って実験する。
どんな感じになるかしら!?
日本人の骨盤は後傾していることが多い。
おしりの方側が下に落ちている状態です。
このために年を取ると背中が丸くなってきます。
人間の、いや、筋肉を持つ生物は地球の重力に反発するためにあります、と言っても過言ではないでしょう。
筋肉がなければ重力によって体は潰れてしまいます。
しかし、常にずっと筋肉を使いっぱなしではすぐにダメになってしまう。
できるだけ筋肉を使わないように立つこと、そこに【バランス】というものがあります。
何という名前か知らないが、河原のいろいろな形の石を接着剤を使わず不思議なバランスで積み上げていく。
やったことないが難しいのは分かる。
どのような物質にも、必ず【軸】というものが存在するのだろう。
その軸を探し、地に対して垂直に(もしくは地球の中心に対して真っすぐに)積み上げていけば立たせることが出来る。
人間の骨格、つまり骨のバランスも同じだと思います。
骨のブロックを地に対してどのように積み上げていくかが姿勢につながる。
足の裏から、足首、膝、股関節、腰そのまた上へ。
外人の骨盤は日本人とは逆で【前傾】です。
試しに坐骨を後ろに引いてみるとわかりますが、前腿の筋肉が緩みます。
これだけでは「出っ尻(でっちり)」になってしまうので、背中は逆に後ろの方へ引っ張る。
なぁ~んてことをやってくと、踊りの姿勢に近づいていきますが、そうすると身体のいろいろなところがキツくなってきます
それでは逆にもう一度「後傾」をしてみましょう。
後傾すればするほど、バランスをとるために背中が丸くなってきます。
このため、日本のご老人は背中が丸い人が多いのです。
さて本番
スタジオにあった木の箱。
角をガムテープで補強してペタペタと。
3D折り紙と書いてあったカラフルなタイル模様を側面に貼り
出来上がり
最後に、剥がれないように透明テープでカバー
座っていて、どうじても腰がずり落ちてしまう利用者さんように作ってみました
ちょいと派手だったかな。。。