お台場チームラボボーダレスは小学生でも楽しめる?

科学館・水族館・その他遊び場

<追記>この施設は2022年8月31日に閉館し、都心部に新たなチームラボの施設ができるそうです。

デジタルアートミュージアム、チームラボボーダレスに小学生の娘と行ってきました。2018年6月にオープンしてからずっと行きたかったのですが、混んでいるということで敬遠していました。今回平日休みがあったのでふと思い立って行ってみました。
今回はうちの子の反応が良かった「子どもも楽しめる展示」を中心にご紹介したいと思います。

チームラボボーダレスってどんなところ?

お台場パレットタウンにあるデジタルアートミュージアムです。

アクセスは「りんかい線 東京テレポート駅」や「ゆりかもめ 青海駅」から歩いて行けます。

暗い館内の至るところで極彩色のデジタル映像作品が流されており、幻想的で不思議な世界にどっぷり浸ることができます。

(話が逸れますが、極彩色=ごくさいしきって知ってましたか?私は大人になるまで「ごくさいしょく」だと思ってました)

ここにはちゃんとした館内マップも順路もありません。「境界なくつながっていく一つの世界」を楽しむということで「ボーダレス」という名前がつけられているようです。

いくつかの部屋は奥まったところにあるので、暗闇を探検している気分にもなれます。
一度の訪問では全ての展示を回れないくらい、けっこう広くて複雑です。

チームラボボーダレスのチケットの買い方

チケットは事前予約が安心です。eチケットを購入し、QRコードを表示する形になります。

入場ゲートでコードを表示して読み取る際は、画面の明るさを最大にすると読み取りやすいです。

チームラボボーダレスの展示の紹介

1階は見て楽しむタイプの作品が多いです。鏡などが効果的に使われていて綺麗です。

1階の展示の中でおすすめなのは、「くぼみにある宇宙」です。立体感と映像の迫ってくる感じがすごいです。

「クリスタルワールド」というLEDが大量に使われている作品も綺麗です。

あと、「トランスペアレント」という展示は独自の世界観がありました。おばけみたいなのが苦手な子どもはこわがるかもしれませんが…。

2階は1階より能動的に楽しむ展示が多くなっています。お子さんは2階を中心に見て回るといいと思います。

ティールーム

2階にあるティールームでは、500円で緑茶などを飲むことができます。

お茶を飲むだけでなく、その器に映るデジタル映像も楽しむことができます。

このお茶のチケットは、入場チケットを買う際に一緒に申し込めます。

お茶一つ=一席確保ということなので、親子で一杯しか飲まない場合は席を共有してください。

滑り台

キラキラの映像が流れる滑り台です。うちの子が気に入って何回もやっていました。

子どもは2歳までは抱っこで滑り、3歳以上なら1人で滑れます。

けっこうスピードが出てスリルがあります。

写真を撮りながら滑るのは危ないので禁止されています。

街づくり

床のブロックを動かすと街が変化します。

(移動したブロック同士をつなぐように、線路などが変わる)

治水や輸送という点からの都市作りをテーマにしているそうです。

アスレチック

アスレチックは身長100センチまでの「キッズコースと」それ以上の人向けの2種類があります。

大きい人向けはけっこう混んでいました。

自分の塗り絵がデジタルアートになるコーナー

塗り絵をスキャンしてもらったらデジタルアートとして出て来ます。

塗り絵の素材はオオサンショウウオ、ミヤコヒキガエル、ギフチョウなどのレッドリストの生物になっています。

トランポリン

宇宙のような空間でトランポリンができるところです。

映像は星の一生をテーマにしています。

大人と子どもは安全のために一緒に跳ばないので、親子は別々になる(親も跳ぶなら子どもを待たせないといけない)点ご注意ください。

色の変わるボール

大小のさまざまなボールがあります。

そのボールをそっと触ったり、揺らしたりすると色が変わります。

小人のコーナー

このコーナーは色の変わるボールの奥にあります。

マグネットを壁に貼り付けるとデジタル映像が出たり、デジタルの小人たちが反応するのでそれを楽しみます。

子どもに人気のコーナーでした。

この他、2歳までの赤ちゃんスペースもあります。

チームラボボーダレスは今でも混雑してる?

入場は平日ならそれほど待たずに入れました。午前11時頃にはまだ当日券もありました。

ただし、「浮遊する巣」(網に寝転がって見るプラネタリウム的なもの)は平日でも1時間待ちだったので諦めました。

2番めに人気の「ランプの森」という展示は15分待ちだったので見ることができました。

チームラボボーダレスの注意事項

・今回うちが行ったのはお台場のチームラボボーダレスですが、他にも類似施設があります。
例えば一番近くの豊洲にあるものは「チームラボプラネッツ」という名前がついています。間違えないようにご注意ください。

他にはららぽーと富士見などに「チームラボ学ぶ未来の遊園地」というのもありますよね。うちも行ったことがあり過去に記事にしています。
デジタル遊園地?に行ってきました。

・チームラボボーダレスは再入場不可です。中で食事ができないので、腹ごしらえをしてから入ることをおすすめします。入場口の前にファーストキッチン(ハンバーガーやパスタ)ならあります。

・館内は飲食不可です。ただし、緑茶などを飲めるティールームや自動販売機コーナーはあります。

自動販売機ではチームラボパッケージの水も売っています。150円です。

・作品は全て撮影が可能ですが、カメラのフラッシュは使用不可です。

・チームラボボーダレスに行く日は運動しやすい服装がおすすめです。
ハイヒールでは一部展示が体験できません。

館内には山や谷のような起伏のあるところもありますし、けっこう運動になる展示もあります。

・自撮りで写真映えを狙うなら、白っぽい服がおすすめです。

・館内は暗いので子どもとはぐれないようにご注意ください。

・館内には座って休む場所はあまりありません。お年寄りには辛いかもしれません。

チームラボボーダレスをより楽しむための情報

・触ると変化するデジタル展示は、反応までに少し時間がかかるので気長に待ってください。

・狭い展示室の中に入る際は、カバンを前に抱えてください。

・授乳室は2階の運動の森のところにあるそうです。

・同じ場所でも時間によって映像が変わるので、時間があればもう一度同じ場所を見てもいいと思います。

・チームラボ公式アプリを使えば解説を見たり作品に変化を加えることができます。
事前にアプリをダウンロードし、現地でチームラボのWi-Fiにつないでください。

チームラボボーダレスの感想

来館者は外国人が多かったです。チームラボボーダレスは私の日系アメリカ人の友達が日本で一番行きたがってる場所なので、日本より海外での評判が良いみたいですね。

チームラボのデジタルアートは、和風モチーフなどを最新の技術やセンスで最先端アートに仕立ててるので、確かに外国人ウケしそうだなと思いました。

もちろん日本人が行っても楽しめる場所です。

まだ行ったことのない方はよかったら行ってみてください。

その技術に驚き、感性が刺激されること間違いなし!?です。