不登校・登校拒否相談:1.卒業式に行かせたい先生母親。行きたくない子ども。。。どうしたらいいの? | 不登校・登校拒否・登校しぶり、別室登校・保健室登校、通信制高校、ひきこもり、カウンセリング

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(一部添削、再掲)
 
 
おはようございます。
 
 

卒業式に行かせたい先生、母親。行きたくない子ども。。。どうしたらいいの?

 

学校に行ったり行かなかったりを

繰りかえす五月雨登校、

登校しぶりのお子さんの場合と、

ぜんぜん学校に行けない

お子さんの場合の対応は少し異なります。

 

小学生、中学生、高校生のお子さんは、

それぞれ置かれている

ステージ(段階、状況)が異なりますので、

一概に考えない方がいいでしょう。

 

また通信制高校のお子さんの場合は、

更に異なる感情をもっています。

 

今回はそれぞれの場合において

お子さんはどのように思い、

考えているのかについて

簡単に書かせていただきます。

 

お母様のご参考に

していただければ幸いです。

 

 

① 五月雨登校・登校しぶりの子どもにとって「卒業式」は「苦痛の場」

 

学校の先生やお母様が、

登校を嫌がるお子さんを

半強制的に車に乗せたり、

電車に一緒に乗って

学校まで送っている場合、お子さんは

「卒業式には出席したくない」と

思っているでしょう。

 

それでも母親がなんども強く促したり、

勧めたりされたりした場合は、

お子さんは卒業式に

出席するかもしれません。

 

問題はその後です。

 

お母様は親心と愛情から

「せめて卒業式だけは

出席させてあげたい。大事な節目だし。

卒業式に出れば、

その先は登校できるかも。。。」

などとお考えになり、

強く出席をお子さんに勧めるわけです。

 

でも、申し訳ございませんが、

それは大人目線、親目線の

お考えであって、お子さんの

気持ちや思いから

ぜんぜんズレてしまっている

場合が多いです。

 

五月雨登校・登校しぶりを

繰り返している自分にとっては

卒業式は何の意味もない、

ということにお母様は

気づいていらっしゃいません。

 

お子さんは、

行きたくない学校、

行くのが恐い学校、

死んでも顔を合わせたくない

クラスメート、部活の仲間、

先生などに「卒業の挨拶」など

全然したくなどありません。

 

それに「卒業式」は

普通に登校しつづけた子どもたち

にとっては「晴れの場」ですが、

五月雨登校・登校しぶりの

お子さんにとっては

「苦痛の場」でしかありません。

 

そのようなお気持ちをもっていて、

卒業式に行きたくないお子さんを

無理に卒業式に出席させても

「百害あって一利なし」です。

 

かえってお子さんの心の傷を

悪化させ、いっそう学校に対する

拒絶反応・嫌悪感をつのらせ、

お母様に対する不信感を

悪化させるだけです。

 

五月雨登校・登校しぶりの

お子さんが卒業式に

出席させても良いのは、

「本人自ら希望している場合のみ」です。

 

お子さんが穏やかな表情や笑顔で

「卒業式には出たい」

と言っている場合には、

出席の準備をさせてもいいでしょう。

 

なお、学校からは

「良い思い出もあったでしょうから、

お子さんに感想文を

書いてもらってください」などと

要求する鈍感な先生もいます。

 

あるいは

「集合写真を撮りますので、

その日だけでも登校させてください」

と無理な注文をしてくる先生もいます。

 

そのような場合は、お子さんに

「先生がそのように仰って

いるけど、あなたはどうしたい?」

と軽い調子できいてみて、

お子さんの希望通りに

されるといいでしょう。

 

まちがっても

先生や学校への義理立てで、

感想文を書かせようとしたり、

集合写真をとるために

お子さんを無理に学校に

行かせようとしてはいけません。

 

お子さんに強く指示したり

強制したりしますと、後日、

お母様はひどい後悔を

することになります。

 

五月雨登校・登校しぶりの

お子さんと書いてきましたが、

別室登校・保健室登校・放課後登校を

しているお子さんも同じような

気持ちや思いを持っています。

 

 

<次回に続きます>

 

② 完全に不登校・登校拒否の子どもにとって「卒業式は無意味」?

 

③ 大切なのは「卒業式」ではなく、その先の「未来」!

 

 

 

 

 

希望をもって、信じて、

待ってあげれば、

いつかきっと

奇跡が起きます。

 

「この子が元気になる日は

信じて待てば、必ず来る!」

 

と信じ切って

勇気と希望をもって

今日も元気に

がんばっていきましょう!!

 

 

 

 

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お母様たったお一人でも

お子さんを決して見捨てないで、

 

とことん守るお気持ちを

しっかりお持ちいただければ、

 

お子さんは、早晩、必ず復活します。

 

お子さんの心の傷が癒やされれば

学校に行くのが恐いトラウマも消えます。

 

そうなれば

 

お子さんの笑顔も元気ももどり

誰からも促されなくてもお子さんは

自ら喜んで学校に、

勉強にもどっていきます。

 

苦労知らずの他の子どもたちよりも

精神的にたくましく、愛情豊かな

夢と希望と生きがいを持った

素晴らしい大人に成長して行くでしょう。

 

 

 

わが子の復活を

勇気と希望を持って

信じて待てば

 

お子さんは復活し

笑顔で元気に

自ら喜んで再登校する日が

必ず訪れてきます。

 

お母様、大丈夫です!

 

必ずお母様もお子さんも

近い将来、笑顔で

今の苦悩と辛さを

懐かしく振りかえる日がきます。

 

今日も元気に

頑張って行きましょう!!

 

 

 

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