未熟なカメラマン さてものひとりごと

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歴史と文化の香る町 備中の小京都・高梁市を訪ねて その2 天空の山城・備中松山城 と猫城主・さんじゅーろー 令和元年(2019)5月7日(月)

2019-05-23 21:13:17 | 城郭
前回:頼久寺周辺を歩く のつづき
頼久寺と石火矢町の武家屋敷を訪ねたあと、明治22年県下最古の教会である高梁基督教会堂に行こうかどうしようかと迷いましたが、早く松山城に行きたいと思う気持ちが勝り、今回、教会堂は断念することにしました。
ナビに従って進むと、山あいに鯉のぼりが見えました。田んぼには田植えの準備でしょうか、水が張られ、とても癒される里山の景色が広がっています。



田植えの準備でしょうか。田んぼに水が張られています。


山あいで泳ぐ鯉のぼり

車はすぐに、城見橋公園駐車場に到着。係りの人が誘導してくれます。ここから、マイカーでは進めません。代わりにマイクロバスがピストン運行しています。運賃は往復400円です。連休中はすごい人出だったと思いますが、当日のこの時間、バスに乗ったのは10人弱でした。
細い坂道を進むと、すぐに‘ふいご峠’に到着です。
実は、ここからが大変なのです。舗装されていない山道を徒歩で歩かなければなりません。距離にしてたったの700m、時間にして20~30分程度ですが、これがなかなかの勾配なのです。峠に備えてある竹製の杖は遠慮なく使用すべきかと思います。



中腹から見る高梁市街


石垣が見えてきました


美しい石垣、NHK大河・真田丸のオープニング映像でも使用されました


ツツジにチョウ


息を切らしながら登ると、天守まであと何百メートルと標識が教えてくれます。この松山城の標高は430m、現存12天守の中では一番高いところにある唯一の山城です。秋の雲海はテレビ放送されるほど有名です。
登るにつれて山並みが広がり、眼下には高梁市の市街地が見えて、なかなかの眺望です。
そして、大手門跡に到着。天然石の上に築かれたみごとな石垣群です。NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニング映像にも使用されたことで知られています。
本丸に近づくにつれて、満開のツツジの生垣が迎えてくれます。



美しい天守


美しい城郭です


いざ、本丸へ 入城料300円


固い岩の上に建つ天守


別角度で見る天守


見事な梁です

そして、やっとのこと、二の丸に到着です。木陰にテーブル付きのベンチが用意されています。水分の補給をし持参のおにぎりを食べて小休止です。

ここから見る天守は、快晴の青空に映えてとても美しく見えます。そして本丸へ、入城料は300円でした。一見すると三層に見えますが、実は二層です。現存12天守の中では、高さ11mと一番小さな天守ですが、固い岩盤の上に建てられているのと、半地下のように付櫓が附属しているので、なかなかの存在感があります。



抱かれてもおとなしいさんじゅーろー


なかなかのイケメンです


すぐに眠ってしまいました

天守から、場内を覗くと、猫城主・さんじゅーろーの姿が見えました。数奇な運命からこの城にたどり着き、住み着いた猫ですが、今や全国区で注目の的。集客アップに大いに貢献しています。
とてもおとなしく、愛らしい猫です。抱かれても抵抗することなく体を預け、まったく嫌がる様子もありません。お城とセットで撮影しようと思いましたが、なかなかうまくいきませんでした。
そのうち椅子に置かれた厚めの座布団の上に飛び乗り、眠ってしまいました。



やはり美しい天守


天守の後につづく二重櫓


素晴らしい眺望です


備中松山城の遠景


さらにアップで。雲海の頃は、天空の山城と表現されます。



帰りの駐車場で見る高梁市街


こうして、本日の目的を終え、帰途につきました。
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