11・12月の振り返り | なんなんすかる

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マダガスカルの企業マラザ・ソシエテ・ジェネラル社でのインターンシップブログでしたが、今はフランス・ブルゴーニュ大学の留学を綴るブログとなっています。

ブログを書くのがまた久しぶりになってしまいました。

大学は冬休みに入っており、1月6日まで授業がありません。

自由な時間がたっぷりあるので、この期間を生かして授業の復習やフランス語や英語の勉強、読書をしています。

おとといはリヨン(フランス第二or第三の都市)で日帰り旅行をしてきました。

 

大体の学生は家族と一緒に年末年始を過ごすようで、3人の同居人もそれぞれの実家に帰ってしまいました。

家に自分一人で少し寂しいですが、一人だとなんて快適なんだと実感しているところです(笑)

 

さて、11・12月は授業と試験勉強でなかなか落ち着けませんでした。

この間の授業は、Financement de la culture(文化施設における資金調達)、Droit des biens culturels(文化財に関する法律)、Construire un budget(文化施設の予算)、Analyse et gestion financière(財務分析)、Droit de l'entreprise(会社法)、La danse(ダンス)、Anglais(英語)、Brigade(前のブログで書いています)です。これとは別に留学生向けのフランス語の授業を週一で受けています(3か月で50ユーロと安いです)。

経営と法律と芸術が混ざった感じで、日本で同じような学部を探すのは難しいのではと思います。フランスではこういった細かい分野の学部が揃っているのが良いですね。

 




冬休み前に5つの試験がありました。そのうち3つは会計に関するもので、私は大学で簿記と財務分析を学んでいたためそれほど難しく感じませんでした。ただ他の初見の学生にとっては難しいものだったらしく、試験前は悲鳴をあげていました(笑)確かに試験範囲が広く、授業のスピードも速かったです。

私にとっては残り2つの社会法と社会学の方が厄介でした。特に社会法は今まで見たことのない専門用語の連続で、何度資料を読んでも覚えられません。試験は全て20点満点。1学期のすべての試験の平均点が10点以上なら進級できるというシステムなので、3つの会計の試験で貯金を作り、他2つは半分を目指すという作戦で臨みました。社会法の試験は案の定難しく、半分取れてたらいいなという感じです。社会学は1つの題に関して自分の意見を書く論述形式の試験でした。こちらは2時間の試験で頑張ってA4用紙3枚分書きました。教授は留学生に優しいので、きっと半分以上取れているはずです(笑)

11月の労働契約の試験で見事9点を叩きだしてしまい、しばらく精神的に辛い時期があったのですが、今回は何とか乗り切ったと思います。


勉学以外では、Beauneというワインで有名な地方に住んでいる方の家でご飯をご馳走になったり、オペラを見たり、将棋クラブに行ったり、デモに巻き込まれたりしました。もう夜の11時になってしまったので、後日また書きたいと思います。