Msk-Mtnのブログ

プリキュアについて熱く語る一独身男性のブログ

ヒーリングっど♡プリキュア 第14話感想

2020年07月07日 | ヒーリングっど♡プリキュア
 今話の名セリフ:「ここは、すこやか市のみんなが作り上げたお祭り会場なの! 色んなトラブルにもめげずに歩んできた、この街の元気が詰まってる!」(キュアグレース)

 「ヒーリングっど♡プリキュア」第14話「元気発見! すこやかフェスティバル!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、病院で健康診断を受けたのどか。
 結果は、まったくもって健康で、元気過ぎるくらいだそうです。それを聞いて、のどかと両親は喜びます。

 病院を出てしばらくすると、大きな音が。今日は、すこやか市のお祭りだそうです。



~ Aパート ~
 その後、のどかは、祭りに行ってきました。色んなお店が出ていて、どれも美味しそうなものばかり。
    
   

 同じ頃・・・、

「え!? いいんスか!? でも、これ、グアイワル先輩の大事なおやつじゃないんスか!?」
「ああ、実は、その通り。オレがずーっととっておいた大切な菓子だ!」
    
「だが特別に、ものすごーく特別に! お前にやる。」
「んじゃ、遠慮なく!」
    
   
「んまーい! 最高っス!」
    
   
 おい、グアイワルパイセン。よだれ垂れてんぞ。よっぽど食いたかったんだろうな。「ものすごーく特別に」と言った事で、「いやいや、そんな大事なものいただけないっスよ」という返事を期待して、忠誠心を見たかったのかもしれんが、これは駄目なパターンだろ。まったく、バカなコントなんかせず、とっとと食えばいいのに。(笑)
 しかも、この薄暗い環境じゃ、食べ物が不味くなるのがかなり早そうな気がするんですが。まあ、それで身体の調子がおかしくなれば、ビョーゲンズらしくなって、「名前詐欺」なんて言われなくなるから、良い事だと思いますけどね。(笑)

「いいか、バテテモーダ! お前には期待しているぞ。」
「もう、任せちゃって下さいよ! グアイワル先輩のためなら、このバテテモーダ、たとえ、火の中、水の中、洗剤の中っスから!」
    
「けっ。なんつってな。」
「ん? どうした?」
   
「わっ! 感激の涙を拭いただけっス! じゃあ、グアイワル先輩のために、早速、地球、蝕んでくるっス!」
    
 そうは言っても、この愉快なコントを繰り広げられた後じゃ、地球さん、大笑いしてそうで、蝕める気がしねぇ・・・。むしろ、約2か月間の放送休止期間中の方が蝕めたんじゃないかと思います。(笑)

 少しして、のどかは、ひなたと会いました。ワゴンカフェもこの祭りに出店していて、のどかはパンケーキをご馳走になりました。
「ふわあ~、とっても美味しい!」
「ホント!? 実はそれ、さっき、アタシが焼いたんだよね!」
    
「へー、ひなたちゃんが・・・。すごく上手に焼けてるね!」
「甘くてふんわりラビ!」
    
「めっちゃ嬉しい!」
   
 その後、姉のめいが、店はもう大丈夫だと声をかけてきました。ひなたは、店の手伝いは終え、のどかと一緒に祭りを見て回る事に。
 ちょうどその時、ちゆの姿が。ちゆも、家の旅館の仕事をお手伝いしていたとの事。
    
 手伝いがあらかた終わって、ここに来ました。という事で、3人で祭りを見て回る事になりました。
    
    
    
    

 少しして、のどか達は足湯につかりながら、「すこやかまんじゅう」をいただきました。この街の名物なだけあって、皆、美味しいと感じます。
 また、のどかは、今日の健康診断ですごく元気だと言われた事を打ち明けました。ちゆ、ひなたも喜びます。
 のどかは、この街に来て、さらにパワーアップしているようだと感じていました。それは、プリキュアによるものなのか? 温泉によるものなのか? 原因は分かりませんが、元気なのは良い事。

 その後も、のどか達は色んなお店を見て回ります。
   
    
    

 そんな中、ラビリン達は別行動をとっていました。ラビリン達はコンテスト募集のチラシを目にし、優勝すれば、すこやかまんじゅう100個だとか。
 一方、のどか達は、すこやかまんじゅうを売っている店の蒸し器が故障した事を聞きました。このままでは、すこやかまんじゅうを出す事ができないため、お客さんはガッカリ。のどかは何かお手伝いしたいと考えます。
 ちょうどその時・・・、

「ちょっとごめんよ。すこやかまんじゅう、色んな店で手分けして作ればいいさ。どの店にだって、小さい蒸し器くらいある。」
   
   
「でも・・・。」
「ほらほら。お客さんだって待ってるんだから! 私らだけじゃない。他の店も手伝うって言ってるんだしさ!」
   
   
「あの・・・、私にもお手伝いさせて下さい!」
「私達も! ね?」
「もっちろん!」
   
「よーし! みんなやるぞ!」
『おーっ!』
   
「みんな・・・。ありがとう・・・。助かるよ!」
   

    
    
   
    
   
「みんなの力で、あっという間に解決しちゃうんだもん・・・。」
「そうね。」
   
「あら。こんなの大した事じゃないよ。すこやか市はね、そもそも、そういう街なのよ。」
   
「そういう?」
「ええ。昔から、病気やトラブルに見舞われるたびに、この街は、みんなで協力して困難を乗り越えてきた・・・。」
    
「だから、すこやかまんじゅうが作れないなんてトラブル、この街のみんなが力を合わせれば、何て事ないよ。」
「ふわあ~、そうなんですね!」
   
「確かに、すこやか市って、そういう街かもしれないわ。何かあった時は、みんなで乗り越えるっていう。」
「そういうパワフルなとこ、あるかもね!」
   
「そっか・・・。温泉や食べ物だけじゃなく、そういうみんなのパワーを、私はもらってるのかも・・・。すこやか市の元気のパワー!」
    
「だから、のどかっち、めっちゃ元気になったんだ!」
「うん!」

    

 同じ頃、バテテモーダが、この街に来ていました。バテテモーダは、道端に落ちていたハンディ扇風機をメガビョーゲンに。
   


~ Bパート ~
 少しして、のどか達は、ラビリン達と合流し、プリキュアに変身。

 バトルスタート。メガビョーゲンの両手にある大きな扇風機でプリキュア達は山まで吹き飛ばされます。すぐに、メガビョーゲンが素早く移動。
 そして、再び強風を起こしてきました。プリキュア達はまともに動けなくりますが、フォンテーヌが、風の届かない場所を動き、キックを浴びせます。
 メガビョーゲンがバランスを崩し、強風を受けなくなったところで、反撃開始。スパークルも蹴りを入れ、グレースがキュアスキャン。
    
 捕らわれているのは、風のエレメント。エレメントを助けるために、3人は一斉に攻撃しますが、メガビョーゲンは地面に強風を放ち、その反動で空中に。
 そこからの落下の勢いで攻撃。またしてもプリキュア達は吹き飛ばされ、メガビョーゲンは祭りの会場へ。
「おっかえりー! メガビョーゲン! さあ、どんどん蝕んじゃって!」
   
   
「ダメ!」
   
 両足跳び蹴りを顔面にもろに入れるとか、グレースさん、容赦ねーっす。まあ、普段おとなしめの性格を考えれば、良いギャップが生まれて、おいしいですけどね。(笑)

「ここは、すこやか市のみんなが作り上げたお祭り会場なの! 色んなトラブルにもめげずに歩んできた、この街の元気が詰まってる!」
    
「そうよ! それを蝕むなんて、私達が許さない!」
   
「えー、そこをなんとか許してやって下さいよー!」
   
 お前、そこで、いつもの調子で「許してくれ」って何だよ。まったく、正義の味方がカッコ良く決めたのに、緊張感だだ下がりじゃい!(笑)
 つーか、お前、戦えよ。初出撃の時はガシガシ肉弾戦かましてた上、戦うのが楽しいって言ってたんだからさ。まあ、そうなったらそうなったで、「全然バテバテじゃねー。やっぱ名前詐欺だわ」とツッコみますけどね。(笑)

 その後、スパークルは、雷のエレメントボトルを使った攻撃で、メガビョーゲンに大ダメージ。
 そして、ヒーリングオアシスでメガビョーゲンを浄化。風のエレメントを救い出し、ラテの具合も回復しました。

 風のエレメントは、プリキュアに会うのは久しぶりだと言います。
「私が前に会ったのは、ずっとずっと昔でしたから。」
   
「昔?」
「それは、伝説のプリキュア! のどか達の前のプリキュアラビ!」
    
「テアティーヌ様から聞いたラビ。昔、のどか達みたいに、人間の女の子達がビョーゲンズ達に立ち向かい、力をもらってプリキュアになったって・・・。」
    
「そのプリキュアは、テアティーヌ様のパートナーだったラビ・・・。」
   
「ラテのお母さんの・・・。」
「その女の子は、この街に住んでいたんですよ。」
『この街に!?』
   
「はい。遥か昔、この土地に住む1人の少女が、音楽を奏でる事で、人間のみならず、動物やエレメントの病を癒していたのです。」
   
「その少女は、あなた達の前のプリキュアです。」
   
「ふわあ~・・・、そうなんだ・・・。この街でプリキュアが生まれたんだ・・・。」
    
「のどかっち?」
「あ・・・。ううん。それも、すこやか市の元気の秘密なのかなーって・・・。」
    
    
「私も、いつかそんな風に、みんなを元気にするプリキュアになりたいな・・・。」
   
    
   
「うん! そうだよね! きっと、できるよね!」
    

 その直後、お祭り会場から大声が聞こえてきました。今は「大声コンテスト」が行われており、優勝賞品は、すこやかまんじゅう100個だとか。
「優勝頼んだぜ!」
   
「え・・・。」
『ええーっ!?』
    

   
「スマホ、新しいのほしいー!」
   
 中学生にスマホは贅沢だと思ってるのに、新しいのがほしいとか、どんだけ強欲なのよ。ま、新しいスマホは、ひなた推しの読者様が買ってくれるでしょう、きっと。(笑)

「『沢泉』の温泉、サイコー!」
   

   
「私・・・、すっごく、生きてるって感じー!」
    
   
   
    
    

「ちょっと元気過ぎじゃん?」
「夢みたいラビ!」
「じゃあ、いただくわね。のどか!」
    
   
「どうぞ、召し上がれ!」
    
    

 今回は、これで終了です。


次回:「初めてのケンカ・・・ すれ違うのどかとラビリン
 夜中に、ベットの下でこっそり何かを見ていたラビリン。
 その理由を聞いてみたら、ハーブ専門店のマスコット「ラベンだるまちゃん」のぬいぐるみが欲しかったとの事。スタンプを集めるともらえるようで、のどかとラビリンは一緒に頑張って集める事になりました。
 そして、ようやく、ぬいぐるみを手に入れましたが、ラビリンが本当は欲しくなかったと言います。その理由は一体?


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 すこやか市のお祭りを楽しんでいたのどか達は、名物の「すこやかまんじゅう」を売っている出店の蒸し器が故障した事を聞きましたが、周りの人達と一緒に店を手伝った事で、皆で助け合う事が特色のこの街で過ごしているから自分も元気になれたのだと、のどかは気付き、また、風のエレメントから、かつてのプリキュアの事を聞きました。

 さて、今回のポイントは「みんなで協力」ですかね。
 プリキュアは、多人数で力を合わせて戦うのが基本スタイル。そのため、「みんなで協力」というのは、プリキュアシリーズにおいて、ごくありふれた言葉ではありますが、大人数で力を合わせる描写は、いつ見ても素晴らしいもの。
 それに、約2か月間の放送休止期間があった事を考えると、一時視聴離れした人達に、プリキュアシリーズにおける大事なものを思い出させたように思え、良いタイミングで「みんなで協力」に焦点を当ててきたと感じました。

 しかも、蒸し器が故障した店を多くの人達でフォローするという、街ぐるみでの「みんなで協力」が、アニメでの出来事とはいえ、すごい事だな、と感心しました。
 沢山並んでいる店の中の1店にしか過ぎず、少しの間店を閉めたとしても、祭りの雰囲気を大きく損なわないとはいえ、周りの人達が協力して店を続けさせるなんて、そうできる事ではありません。しかも、このような協力が「何て事ない」と、この街に長く住んでいる人が感じてるあたり、この街は、損得勘定ではなく、「情」で動ける素晴らしい場所なんだな、と感じました。
 すこやか市は、「地方」「田舎」という感じがして、高層マンション、高層オフィスがひしめく都会と比べると、効率性の低さを感じる部分は多くありそうですが、その欠点を「みんなで協力」で補っているように思いますね。人は決して1人だけの力では生きられないと思うと、「みんなで協力」を特色とする地方も捨てたものじゃないと思いますし、今後の話でも、そんなすこやか市の魅力を出してほしいと期待したいです。

 そして、のどかは、「みんなで協力」を魅力としたこの街に、すごくいい感じに溶け込んできたと思いますね。
 店の手伝いを申し出たり、大声コンテストで優勝したのは、もう立派なすこやか市民という感じがします。特に、後者は、周りが笑顔で拍手して、のどかを称えており、周りに元気を与えていた事がうかがえるでしょう。
 いつか、みんなを元気にするプリキュアになりたい。のどかは、そう言っていましたが、もうなれてるんじゃないかな、と私は思いますね。今後も、これまで通り元気に振舞って、周りの人達を大いに元気付けさせてほしいと期待しています。

 また、今話は、風のエレメントから語られた、昔のプリキュアについても見逃せないところ。
 これは、公式ホームページでも語られている追加プリキュア「キュアアース」登場の伏線でしょう(変身前の姿も公開されており、名前は「風鈴 アスミ」)。回想シーンに出てきた人物シルエットがキュアアースのビジュアルに似てますし、昔のプリキュアが使っていた楽器も、キュアアースの浄化アイテムもハープですしね。となると、キュアアースは、昔のプリキュアの子孫なのかも?

 それに、キュアアースのパートナーが未公開なのも気になるところ。未登場キャラならネタバレのインパクトは低く、併せて公開してそうな気がしますので、既に登場しているキャラがパートナーになるんじゃないかと予想しています。こちらも、子孫絡みで、ラテになるのかも?
 ラテは、メガビョーゲンが現れるたびに毎回具合が悪くなっているのが気の毒なように思え、それを最後まで続けるのは、メインターゲットの女の子達の事を思うと、やってはいけない事だと思いますので、その解消のために、キュアアースのパートナー化に繋げるのかな、と考えています。
 また、パートナー化する事で、聴診器を使わずとも言葉を話せるようになる事も予想しています。会話できた方がパートナーとの意思疎通はとりやすいですし、精神年齢が女の子達に近い事を思うと、最後まで心の声でしか話せないというのはもったいない話。パートナー化により、しゃべれるようになって、女の子達の好感度アップに繋げそうな気がしますね。

 とまあ、長々と追加プリキュアについて長々と語りましたが、登場するのはもう少し先の話。
 キュアアースの浄化アイテム「アースウインディハープ」がもう発売されているあたり、今月中に登場しそうな気配はしますが、次の回に登場するという事ではないのなら、変に気にし過ぎず、次の回に集中したいと思います。

 そして、その次回は、タイトルに「ケンカ」「すれ違う」と不穏なワードが・・・。
 「『初めての』ケンカ」とはあるものの、運動ができない事からパートナー解消を言い渡されたり、別々に現れた複数のメガビョーゲンをどう対処するかでも意見が異なったりと、考えの食い違いについては、それほど珍しい事ではありません。ラビリンはしっかり者、のどかはマイペースという性格の違いを考えれば、互いの異なる考えから生じる衝突は、よくある事なのかもしれません。
 しかし、だからと言って、さすがに、すれ違ったまま話が終わるなんて事はないでしょう。当然、仲直りすると思いますが、どのようにして仲直りに至るのかが気になるところ。
 それに、気持ちのすれ違いが発生した事で、2人とも、自分にはない相手の良いところに気付くかもしれません。そこからの相互成長も期待でき、次回は、のどかとラビリンの間の絆がさらに深まる事に注目したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年6月の人気記事 | トップ | にじよん シーズン3 感想P... »
最新の画像もっと見る

ヒーリングっど♡プリキュア」カテゴリの最新記事