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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第9話感想

2020年11月29日 | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 今話の名セリフ:「仲間だけど、ライバル。ライバルだけど、仲間!」(朝香果林)

 「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第9話「仲間でライバル」の感想です。


~ オープニング前 ~
「ここは、本当の弱い私を抱き締めてくれた、大切な場所・・・。でも、もっと・・・。もっと・・・。」
    
    
   
 ある日、果林は、2人の生徒からサインを頼まれました。果林は、快く書いて渡しました。
    
 ライブがあったら絶対行くと言って場を離れる生徒達。どうやら、モデルではなく、スクールアイドルとして注目されたようです。
 その直後、せつ菜が果林の元に。着替えている最中に他の生徒に見られそうになって、慌てて逃げてきたそうです。
「別にいいんじゃない? 生徒会長ってバレても。」
「それは困ります!」
   
「それに最近、正体を明かさないスクールアイドルって、変身ヒーローみたいでいいかもと思えてきまして・・・。」
「そうかしら?」
    
 気付いたら、多くの生徒達が、果林とせつ菜を注目していました。良い感じに同好会の人気が上がっている証拠です。

 少しして、部室では・・・、

「皆さーん! 可愛い写真が撮れたので、おすそ分けしちゃいますねー!」
    
   
「あら、可愛いわね。」
「えへへ! もっと褒めてくれてもいいんですよ!」
「パンダの方よ。」
「かすみんを見て下さいよ!」
    
   
 さすが果林先輩、かすみんのあしらい方が上手いなあ。「にじよん」でよく見る光景なだけに、心の中で「グッジョブ!」と叫んでいました。(笑)

 果林以外のメンバーも、同好会の人気上昇から、最近声をかけられるようになったそうです。

 それから少しして、彼方の妹・遥が同好会に。今日は、もう1人の人物と一緒に訪れました。
 彼女は、藤黄学園スクールアイドル部員「綾小路 姫乃」。
   
 藤黄学園といえば、先日の合同演劇祭で共演した学校。姫乃は、自分達と一緒にライブに出ないかと言いました。


~ Aパート ~
 姫乃が言ったのは「ダイバーフェス」の事。毎年お台場で行われている音楽イベントで、色んなミュージシャンが参加しています。
 今年は、スクールアイドル枠に藤黄学園と東雲学院が呼ばれましたが、姫乃は、遥と相談した末、虹ヶ咲学園も推薦したそうです。この前の合同演劇祭でしずくの歌を聞いたのが、きっかけだとか。

「皆さんがどんなライブをするのか、見たくなったんです。」
   
「特に、朝香果林さんは雑誌でよく拝見していましたし、人気の読者モデルがスクールアイドルをするなんて、すごく魅力的じゃないですか!」
    
 ダイバーフェスは、3,000人ほども来るイベント。それを聞いて、ダイバーフェスに出ようと、かすみは意気込みます。
 ただ、それには1つだけ問題があると、遥は言います。それは、スクールアイドル枠が披露できる曲が3つである事。
 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、ソロアイドルとしてステージに立つ方針なため、1人1曲歌うのは不可能です。
「でも、できたばかりの同好会にとっては、悪い話ではないですよね?」
   
「それは・・・。」
「確かに・・・。」
   
    

 それから少しして、ダイバーフェスの曲をどうするか話し合いました。
 エマはメドレー形式を考えますが、時間が10分を優に超えてしまうため、廃案に。一体どうすればいいのか?

「あれこれ考えるだけ無駄よ。今回のステージに立てるのは、この中の1人だけ。誰が出るか決めましょうよ。」
   
 皆、出たいと思ってはいますが、他人に譲る気持ちが強く、立候補する手が止まってしまいます。
 歩夢は、くじ引きはどうかと言いますが・・・、
「互いに遠慮し合った結果、運頼み・・・。そんなのでいい訳?」
「ですが、私達は・・・。」
「衝突を怖がるのは分かるけど、それが足かせになるんじゃ意味ないわ。」
    
「それで本当に、ソロアイドルとして成長したと言えるの?」
   
「遥ちゃんはともかく、綾小路さんは、好意だけで私達を誘った訳じゃないでしょうね。」
「え?」
「そうなの?」
   
   
「いずれにしても、今回は同好会が試されるライブになる。だから、本気でそれに立ち向かえるメンバーを選ぶべきよ。」
   
「今日は帰るわね。」
「果林ちゃん・・・。」
    

 その後日、果林はモデルの仕事に臨んでいました。
    
    

 仕事を終えて少しして・・・、
「また道1本間違えたかしら・・・。」
   
    
   
「はあ・・・。エマに助けてもらおうかしら・・・。」
    
 方向音痴な果林パイセンktkr! 何なら私に頼ったっていいのよ? 職場から20分程度歩けば、この辺りに到着する上、この辺りもよく散策しますから! お代は、膝枕3時間でお願いします!(相変わらず妄想が酷いな(笑))

 その直後、侑、歩夢、せつ菜から声をかけられました。目の前には、アニメやゲームを取り扱う店があるだけに、せつ菜は、果林もこういうのが好きだったのかと興奮します。
 その後、果林達は店の中に入り、せつ菜はすぐにラノベを購入。この店は、スクールアイドルに関するグッズも扱っているようで、侑と歩夢は、よくせつ菜に連れてきてもらっているそうです。
 東雲学院や藤黄学園のグッズはあるものの、虹ヶ咲学園のものはなし。ですが、いつかここに並べるようになりたいと、せつ菜は意気込んでいます。

 少しして、果林は用事があると言って、侑達と別れようとしますが、予定通りに着くのかと心配して、目的地が示されている地図を侑達に見せました。
 その場所は・・・、
   
   
「気付いてなかったんですか?」
「地図を見ても分からないなんて・・・。」
「もしかして方向音痴?」
   
「わ、悪い・・・?」
「意外だけど、可愛いです!」
   
「ダンス習ってるんですか?」
「たまたま仕事の先生に会ってね・・・。」
「さすが果林さん!」
「そうですね。陰で努力してるなんて尊敬します!」
    
「努力しなきゃ、ライバルに追い付かないからね・・・。あなた達の事よ。」
    
「なんていうか、手を抜けないのよ。せっかく部活に入ったんだから、楽しみたいって気持ちもあるんだけど・・・。」
   
「だから、昨日は言い過ぎたかもしれないわ・・・。ごめんなさい・・・。」
   
「謝らないで下さい!」
「果林さんは正しかったと思います!」
「私達はソロアイドルだもんね!」
「ええ! お互い切磋琢磨していかなくては成長できません!」
   
「それなのに私は、また皆さんに迷惑をかけたくなくて、遠慮してました・・・。」
「たぶん、同好会のみんなもね。」
   
「ちゃんと言っていただいて、ありがとうございました!」
「生真面目ね。」
    
「果林さんもだよね!」
「え?」
「なんだかんだ言って世話好きだし!」
「そうかも!」
「そうかしら?」
   

 直後、せつ菜は、誰がダイバーフェスのステージに立つか相談しようと言いました。
「果林さんの本気は、全員に届いているはずですから!」
   
「私達同好会が、次のステップに進むために必要な事だと思うんです! どうでしょう?」
「いいんじゃない。」
    
「では、皆さんに連絡しますね!」
   
    
   
「ソロアイドルで仲間だけど、ライバル。それが、私達の・・・。」
   
    
   
   


~ Bパート ~
 ダイバーフェス当日を迎えました。沢山の観客が集まり、熱狂の嵐です。
    
    
 同好会からは誰がフェスに出る事になったのか? 推薦の結果決まったのは、果林に。
「どう? 着心地は?」
「ええ、最高よ。」
    
「良かった! 果林ちゃんに似合うと思ったんだ!」
   
 スクールアイドル枠の出番はまだまだ先で、予定通りに進んでも夕方は過ぎるようです。

 その間に、侑と歩夢は会場を見学しました。
 沢山の観客がいる事や、色んな音楽が披露される事に感心する中、近くの観客からスクールアイドルの話題が出ます。虹ヶ咲学園は知らないという事も。ライブに出た事がなければ無理もない話です。

 その頃、果林は、ステージ後ろで出番を待っていました。
「朝香さんが出られるんですね。」
「ええ。虹ヶ咲学園の代表として、恥ずかしくないパフォーマンスをしてみせるわ。」
   
   
「モデルではなく、スクールアイドルの朝香果林としてね。」
    
「このフェスに来てる方は、みんながスクールアイドルに興味がある訳ではありません。いわば、アウエーのようなものです。」
   
    
「それでもスクールアイドルの魅力を知ってもらいたい。私は、1人でそこに立ち向かうあなたを尊敬しているんです。」
    
「お互い全力で頑張りましょう。では、後ほど。」
    
    
    

 しばらくして、スクールアイドル枠の時間に。まずは、東雲学院が先陣を切りました。
   
 しかし、果林は、準備スペースには来ておらず、メンバーは心配します。スマホが準備スペースに置かれたままのため、連絡がとれないので、探す事に。
 ですが、すくに発見する事ができました。
「どうしたんですか!?」
「具合悪いの?」
    
   
「ビビってるだけよ・・・。」
   
「我ながら情けないったらないわね・・・。こんな土壇場でプレッシャー感じちゃうなんて・・・。ホント、みっともない・・・。」
    
    
「あんな偉そうな事言ったクセに・・・。ごめんなさい・・・。」
    
「そんな事ないですよ!」
   
   
「大丈夫だよ、果林ちゃん。」
「でも、こんなんじゃ・・・。」
    
   
「大丈夫。」
「私達がいるじゃん!」
    
   
「そうですよ! ソロアイドルだけど、1人ぼっちじゃないんです!」
   
   
「なんで、そんなに優しいのよ・・・?」
「分かるでしょ? そんなの聞かなくたってさ!」
    
     
「うん、大丈夫。」
   
「果林先輩! ほら、タッチですよ! かすみんのエネルギー、分けてあげます!」
    
   
    
   
    
    
    
   
「行ってくる!」
    
   
「侑ちゃん、どこ行くの?」
「ちゃんと果林さんを応援したいんだ!」
    
    
   
「仲間だけど、ライバル。ライバルだけど、仲間!」
    
    
   

    
    
    
    
    
    
    
    
   
    
    

   
   
「素敵です・・・。」
   
「見られて良かったわね。果林さんのステージ。モデルデビューした時からファンって言ってたもんね。」
「もう! 美咲さん、からかわないで下さい!」
    
    
    
   


~ エンディング後 ~
 それから後日、かすみと愛は、自分もフェスに出たかったと嘆きますが、自分達のライブがあると、メンバーは盛り上がります。
 せつ菜は、ライブの話し合いも兼ねて合宿をしようと提案。皆、賛成しました。

 今回は、これで終了です。



【まとめ】
 大規模音楽イベント「ダイバーフェス」に、果林が虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の代表として出る事になったものの、出番前に、イベントの熱狂からプレッシャーを感じてしまいましたが、メンバーの励ましによって立ち直り、最高のライブを披露しました。

 さて、今回で、侑以外のメンバー全員のソロ曲が披露されました。そして、果林のソロ曲「VIVID WORLD」は、その最後を締めるにふさわしい圧巻のステージだったと思います。
 普段からクールで大人びてカッコ良い果林にしかできないライブだったと思いますね。アナタ、ホントウニ、スクールアイドルデスカ?(笑)
 あと、どうでもいいですが、ライブ前にプレッシャーを感じていた果林の「ビビってるだけよ・・・」というセリフは、ソロ曲のタイトルに合わせたと感じたのは私だけですかね? 「VIVID(ビビッド)」と「ビビって」をかけたという事で。愛さんなら、そういうのを思い付きそうですよね。(笑)

 ステージでは、カッコ良くて、キレのある動きを見せた果林でしたが、そうは感じられない一面があったところも、今回の見所だったでしょう。
 まずは、Aパートの方向音痴なところ。学校のトイレがどこにあるのか分からないくらいの迷子っぷりは、見ていてニヤニヤしましたね。「エマに助けてもらおうかしら」と言っていた事も含めて。
 人が困っているのにニヤニヤするとか、性格悪いなあ、私って。(笑)

 それよりも格段に印象的だったのは、ライブ前にプレッシャーを感じて弱気になっていたところでしたね。
 果林はモデルの仕事にこなれている感があり、モデルとしての知名度も高く、同じ年頃の女子達から大注目されるほどです。そのため、多くの人から見られる事には慣れっこで、多くの観客が集まる音楽イベントでも、何の問題なく演じられると思っていました。
 でも、イベントの熱狂に飲まれて弱気になっていたあたり、果林も決して完璧超人なんかではなく、本質的な部分は、同じ年頃の女子達となんら変わらないと思いました。ですが、それが悪いなんて事は決してなく、人間くさくて良いな、と思っています。
 それにしても、前話のしずくといい、誰かが守ってあげないと壊れてしまうくらい、内面を弱々しく描くとはな・・・。しっかり者を弱い子として描きたいSなスタッフ様が多いんじゃないかと疑ってしまいますね。(笑)

 だけど、プレッシャーに押し潰されそうな果林を皆が手助けしたのが、良いですよね。ライブ前にメンバー全員とハイタッチを交わしていたのは、すごく見応えありました。
 1人だけど1人じゃない。1人のためにみんなが。これまでの話で描かれていた事を、今回はより具体的に描写していたと思いますね。
 果林にとって、ニジガクは、冒頭で言っていた「本当の弱い私を抱き締めてくれた大切な場所」でしょう。メンバーに厳しい言葉をかけていた事も考えれば、尚更ですね。
 今後も、果林は、常にメンバーから頼られる良いお姉さんであり続けてほしいと思う一方、頼りにすべきところはニジガクメンバーをしっかり頼りにしてほしいと思います。

 あと、藤黄学園のスクールアイドル部員・綾小路姫乃も、結構味のあるキャラでした。
 初見時は、彼女はニジガクを蹴落としたいキャラだと感じていました。勢いに乗っているチームは、大きな芽が出る前に早めに刈り取っておこう、みたいな。
 果林への尊敬は建前で、「アウエーのようなもの」「『1人』でそこに立ち向かうあなたを尊敬している」と言っていたのも、果林にプレッシャーをかけさせ、身体をガチガチにさせる狙いがあるように見えました。

 ですが、果林のライブ後に語られていた事が真実を物語っており、果林への尊敬は本音だったのでしょう。果林がプレッシャーを感じる前に言っていた言葉にも、プレッシャーをかける意図はなく、思った事を素直に言っただけなんでしょうね。
 だけど、何か裏があるんじゃないかと感じたのは、普段の果林の見せ方が関わっているのでしょう。クールでカッコ良くて大人びている。それが、多くの人が抱く果林のイメージであり、姫乃も例外ではなかったと思います。
 そして、憧れの人のマネをしたくなるのは人の心理。姫乃は、少しでも果林に近付きたいゆえに、クールで不敵な感じを演じていたように思いますね。
 だから、姫乃の言動には裏があるように見えたんじゃないかと考えています。メインキャラではないものの、なかなか面白いキャラでした。

 さて、次回は、合宿の話。合宿とくれば、「ラブライブ!」「ラブライブ!サンシャイン!」では、笑えるシーンが多かっただけに、次回はギャグ感想が多くなるんじゃないかと楽しみにしています。(笑)


 今話の感想は、これで以上です。
 10月からニジガクアニメが始まって、物語の舞台であるお台場では、色んなイベントが行われています。私は、仕事場がこの近くにあるだけに、「これはもう見てくるしかない!」という事で、見て回ってきました。「聖地巡礼」ってやつですね。
 今話視聴前に、その内容を記事にして投稿しました。興味のある方は、こちらからご覧下さいませ。



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