今話の名セリフ:「私達がもっと一生懸命に努力できますように! そして、ミラクルキラッツでもっともっと沢山の『キラッと』を届けたい!」(桃山みらい)
「キラッとプリ☆チャン」第32話「気になるウワサ追ってみた!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、口笛を吹いた人が通ると、周りの人達には色んな幸せが訪れました。探していたものが見つかったり、プロポーズが成功したりなど。
どうやら、その人は「ホイップさん」と呼ばれているようです。ホイップクリームのような帽子を被っていて、口笛を吹きながらいつもスイーツを食べているとの事。
その姿を見かけると、願い事が叶うそうです。ウワサではありますが。
みらいと妹のひかりは、そんな話をして登校。その直後、みらいの母に電話がかかってきました。かなり久々の相手で、今日家に訪れるとか。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
学校でも「ホイップさん」のウワサは広がっていました。本当かどうかよく分からない街のウワサ話や超常現象や怪奇現象を目撃した話、すなわち、都市伝説だと、りんかは言います。
「か・・・、怪奇現象・・・?」
「世界征服を狙う秘密組織とか・・・。」
「へ・・・、へえ・・・。」
「これから起こる大事件を予言する謎の未来人とか・・・。」
「ほお・・・。」
「子供をさらってしまうひょろ長い男の人とか・・・。」
「ひぃー・・・。」
ああ、もう。怪奇現象にビビってるえもがえもくて、たまんねーな。え? ここ最近「えもい」という言葉を適当に使ってるんじゃないかって? 「えもい」って、そういう単語じゃなかったの?(ちげーよ(笑))
めるによると、「ホイップさん」は世界のあちこちで目撃されているとか。
めるも「ホイップさん」の話に加わろうとしますが、あんなとさらが、次は理科室で実験だからと連れて行こうとします。しかし、めるは、幼い頃にやった実験で退屈だと、行く気はありません。
そこで・・・、
「いつまでもそんな調子じゃ、今日のおやつは抜きですわよ。」
「おやつ?」
「今日は赤城家特製スイートセレブリティードーナツでしたのに!」
「ハリーアップ! あんあん、遅れちゃうよ!」
お、珍しくあんなが頭を使った。ここ最近、世間知らずの脳筋お嬢様だと感じてましたし、うん、良かった良かった。それなりに良識あるお嬢様で。(お前、あんなの事、ディスり過ぎや(笑))
そして、メルティックスターの3人は退室。
「結局、めるちゃんの事は、あんなちゃんが一番よく分かってるんだね。」
直後、みらいは、「ホイップさん」の事について番組にしようと考えました。
しかし、プリズムストーンに来る子達の間でもウワサになっており、どこに行けば会えるとか、はっきりとした事も分かっていません。
「叶えたい願い事とかあるの?」
「え?」
「『ホイップさん』を見たら、願い事が叶うんでしょ?」
「あ、そっか・・・。番組の事ばっかり考えて、自分達のそういうの考えてなかった・・・。」
「お願い事・・・。」
「私は・・・。」
「私は、ミラクルキラッツが、もっともっと沢山の『キラッと』を届けられますようにってお願いしたい!」
「みらい・・・。」
「みんなに届く番組を作れるかどうかは私達の努力次第って事は分かってる・・・。でも、私は、えもちゃんやりんかちゃんとのキラッツが最高だって思ってるから、もっともっとそれを知ってもらいたいの!」
「私達がもっと一生懸命に努力できますように! そして、ミラクルキラッツでもっともっと沢山の『キラッと』を届けたい!」
「プリチャンアイドルとしての欲が出てきたって訳ね! 良い事だわ!」
「常に今以上を目指す。それでこそ、プリチャンアイドルよ!」
「でも焦る必要はないわ。ミラクルキラッツはミラクルキラッツらしく。みらいちゃんはみらいちゃんらしく頑張るのが一番なんだから!」
「私らしく?」
「そう! だから、まずは、今のプリチャンを全力でね!」
「はい!」
『はい!』
その後、ユヅルは、ついさっき、見かけると幸せになるというウワサを聞いたばかりだと言います。
ですが、ユヅルが案内した先はアンジュ。といっても、みらい達が、彼女がアンジュだと気付いていないのは変わりませんが。
とはいえ、アンジュは先程「ホイップさん」に会ったようです。クレープができるまでの間に会ったとか。
アンジュは、「ホイップさん」の吹く口笛が素敵だと言ったら、「ホイップさん」は旅の途中で何となく思いついたもので、気に入ったらその曲をくれると言ったそうです。
「私の願い事は、キラッと素敵なものを見つけたいっていう事。だから、『ホイップさん』は、私が気に入ったその素敵な曲をプレゼントしてくれたかもしれない・・・。」
直後、アンジュは、「ホイップさん」が吹いていた口笛を吹きました。すると・・・、
そして、アンジュは、この曲をミラクルキラッツにプレゼントすると言いました。ミラクルキラッツに歌ってもらった方がもっとキラッとすると、アンジュは感じています。
「私、この曲を素敵な歌にしてみんなに届けたい! この曲なら、ミラクルキラッツの素敵をもっともっと届けられるような気がする!」
そして、みらい達は、新曲を作る事になりました。
~ Bパート ~
しばらくして・・・、
「私は、3人でいる時のワクワクするような、ときめく気持ちを届けたい!」
「だよね! 3人ならダントツ無敵で魅力的だもん!」
「1人じゃできない事も、3人だったら乗り越えていける!」
「そうだよ! みんなに届けたいのは、みんな、私達3人の気持ちなんだよ!」
「そうか・・・。これを歌詞にすればいいんだね!」
『そっか!』
「あたし達らしいえもい歌詞になりそう!」
「私ね、実はあんなちゃん達を見てちょっと悩んでたんだ・・・。」
「え?」
「みらいちゃん・・・。」
「メルティックスターは、誰にもマネできないメルティックスターらしさがあって、私達、とてもじゃないけど、もう敵わないんじゃないかって・・・。」
「でも、私達だって負けてない! ミラクルキラッツだって、誰にもマネできないミラクルキラッツらしさがあるんだから!」
「よーし! あたし達らしい歌詞に、あたし達の気持ちを全部詰め込んじゃおう!」
しかし、いつの間にかアンジュはいなくなっていました。アンジュが作った曲は、3人のプリキャスに送られていました。
「いいね」も溜まっていて、多くのフォロワーから新曲でのライブが期待されています。そして・・・、
「ミラクルキラッツらしさを・・・、わたしたちの素敵を、みんなに届けよう!」
『届け! 私達の『キラッと』!』
『ミラクルキラッツです!』
「今日のコーデは、ホイップいちごコーデ!」
「ケーキみたいにデコレートされたイチゴや生クリームが美味しそう!」
「さあ、あたし達のライブ、」
『はっじまるよー!』
曲は「乙女アテンションプリーズ」。
「せーので・・・、やってみた!」
『みんな大好き! ワンダフルパティシエール! めしあがれ!』
その直後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
『キラッとルーレット!』
『いっけー! キラチケ!』
それからしばらくして、みらいは帰宅しました。ちょうどひかりも、習い事から帰ってきたところです。
家に入ってみると、みらいのライブを祝うケーキが用意されていました。
これを作ったのは、みらいの父親。今日突然帰ってきましたが、すごく忙しいようで、ケーキだけ作ってすぐに出てしまいました。
「私達が帰ってくるまで待っててくれればいいのに・・・。」
「まったく! パパってば、いっつも気まぐれなんだから!」
「仕方ないわよ。昔から、フワッと掴みどころのない、ホイップクリームみたいな人だったからね!」
「フワッと? ホイップクリーム?」
「パパ・・・、見ててくれてたんだ・・・。」
『美味しい!』
今回は、これで終了です。
次回:「さらちゃんがモフモフしてみた!」
ミラクルキラッツとメルティックスターは、可愛いマスコットが溢れるキュートフェスティバルの応援サポーターに任命されました。
人気キャラクターのイベントでそれぞれテンションが上がるメンバーですが、なぜか、さらだけ元気がありません。不思議に思ったみらいが思い切って事情を聞いてみると・・・。
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
すれ違えば願いが叶うという「ホイップさん」のウワサを追ったみらい達は、「ホイップさん」の口笛を曲としてプレゼントされたアンジュと会い、そして、その曲を歌にして、多くの人達に自分達らしさを届けました。
さて、今話のポイントは「想いの伝播」でしょうか。
その姿を見かけると願い事が叶うというウワサの「ホイップさん」こと、みらいの父親でしたが、その姿を実際に見なくても、実際に見た人の想いから願い事が叶うというところが大事なところだったように思います。
「ホイップさん」からアンジュ、アンジュからみらい達、みらい達から新曲を聞いた人達と、何気なく吹いた口笛を媒体として想いが伝わっているというのが、面白かったですね。
特に興味深かったのは、アンジュからみらい達への伝播。ここ最近の感想では、アンジュは可能性を託すにふさわしい者達を探しているんじゃないかと書いていますが、今話でもそんな節があるように思いました。
アンジュは、「ホイップさん」が吹いていた口笛を曲としてプレゼントされ、そして、みらい達にプレゼントしましたが、アンジュは誰彼構わずプレゼントするような事はしないでしょう。素人に曲が渡り、作られた歌が不評だったら、彼の想いを汚してしまう事になりますし。
だったら、自分が歌を作成してライブを披露すれば、というところもあるでしょうけど、「今の」自分には、もっと素敵にできる自信がないのでしょう。トッププリチャンアイドルを目指して自分の可能性を信じ続けていた頃だったら、歌にして届けたいという意欲に満ちていたかもしれません。
だけど、29話を見た感じでは、今はそんな自信がないように思いますね。それだったら、可能性のある者達に託して、より素敵な歌を披露してもらいたい。そんな想いから、ミラクルキラッツに曲をプレゼントしたんじゃないかと思いますね。29話で見せたみらい達の笑顔も影響していたでしょう。
29話からわずか3話後に再びミラクルキラッツに接近したアンジュですが、今後も近いうちにミラクルキラッツに近付く機会はあるかもしれません。
そのたびに、アンジュは、ミラクルキラッツに対してどんな印象を抱いていくのか、これからもしっかり見ていきたいところ。また、みらい達も、今は「キラキラのお姉さん」という認識でしかないですが、いつ、彼女がアンジュだと知り、そして、その時にどう動くのかも気になるところです。
まあ、とりあえずは、次の1話ですね。次回は、普段は男の子のようにカッコいいさらが、可愛いもの好きという特徴を隠すのか晒すのかというところがポイントになるのかも?
「自分らしさ」という点では考察要素を濃くしてくれそうで、期待したいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キラッとプリ☆チャン」第32話「気になるウワサ追ってみた!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、口笛を吹いた人が通ると、周りの人達には色んな幸せが訪れました。探していたものが見つかったり、プロポーズが成功したりなど。
どうやら、その人は「ホイップさん」と呼ばれているようです。ホイップクリームのような帽子を被っていて、口笛を吹きながらいつもスイーツを食べているとの事。
その姿を見かけると、願い事が叶うそうです。ウワサではありますが。
みらいと妹のひかりは、そんな話をして登校。その直後、みらいの母に電話がかかってきました。かなり久々の相手で、今日家に訪れるとか。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
学校でも「ホイップさん」のウワサは広がっていました。本当かどうかよく分からない街のウワサ話や超常現象や怪奇現象を目撃した話、すなわち、都市伝説だと、りんかは言います。
「か・・・、怪奇現象・・・?」
「世界征服を狙う秘密組織とか・・・。」
「へ・・・、へえ・・・。」
「これから起こる大事件を予言する謎の未来人とか・・・。」
「ほお・・・。」
「子供をさらってしまうひょろ長い男の人とか・・・。」
「ひぃー・・・。」
ああ、もう。怪奇現象にビビってるえもがえもくて、たまんねーな。え? ここ最近「えもい」という言葉を適当に使ってるんじゃないかって? 「えもい」って、そういう単語じゃなかったの?(ちげーよ(笑))
めるによると、「ホイップさん」は世界のあちこちで目撃されているとか。
めるも「ホイップさん」の話に加わろうとしますが、あんなとさらが、次は理科室で実験だからと連れて行こうとします。しかし、めるは、幼い頃にやった実験で退屈だと、行く気はありません。
そこで・・・、
「いつまでもそんな調子じゃ、今日のおやつは抜きですわよ。」
「おやつ?」
「今日は赤城家特製スイートセレブリティードーナツでしたのに!」
「ハリーアップ! あんあん、遅れちゃうよ!」
お、珍しくあんなが頭を使った。ここ最近、世間知らずの脳筋お嬢様だと感じてましたし、うん、良かった良かった。それなりに良識あるお嬢様で。(お前、あんなの事、ディスり過ぎや(笑))
そして、メルティックスターの3人は退室。
「結局、めるちゃんの事は、あんなちゃんが一番よく分かってるんだね。」
直後、みらいは、「ホイップさん」の事について番組にしようと考えました。
しかし、プリズムストーンに来る子達の間でもウワサになっており、どこに行けば会えるとか、はっきりとした事も分かっていません。
「叶えたい願い事とかあるの?」
「え?」
「『ホイップさん』を見たら、願い事が叶うんでしょ?」
「あ、そっか・・・。番組の事ばっかり考えて、自分達のそういうの考えてなかった・・・。」
「お願い事・・・。」
「私は・・・。」
「私は、ミラクルキラッツが、もっともっと沢山の『キラッと』を届けられますようにってお願いしたい!」
「みらい・・・。」
「みんなに届く番組を作れるかどうかは私達の努力次第って事は分かってる・・・。でも、私は、えもちゃんやりんかちゃんとのキラッツが最高だって思ってるから、もっともっとそれを知ってもらいたいの!」
「私達がもっと一生懸命に努力できますように! そして、ミラクルキラッツでもっともっと沢山の『キラッと』を届けたい!」
「プリチャンアイドルとしての欲が出てきたって訳ね! 良い事だわ!」
「常に今以上を目指す。それでこそ、プリチャンアイドルよ!」
「でも焦る必要はないわ。ミラクルキラッツはミラクルキラッツらしく。みらいちゃんはみらいちゃんらしく頑張るのが一番なんだから!」
「私らしく?」
「そう! だから、まずは、今のプリチャンを全力でね!」
「はい!」
『はい!』
その後、ユヅルは、ついさっき、見かけると幸せになるというウワサを聞いたばかりだと言います。
ですが、ユヅルが案内した先はアンジュ。といっても、みらい達が、彼女がアンジュだと気付いていないのは変わりませんが。
とはいえ、アンジュは先程「ホイップさん」に会ったようです。クレープができるまでの間に会ったとか。
アンジュは、「ホイップさん」の吹く口笛が素敵だと言ったら、「ホイップさん」は旅の途中で何となく思いついたもので、気に入ったらその曲をくれると言ったそうです。
「私の願い事は、キラッと素敵なものを見つけたいっていう事。だから、『ホイップさん』は、私が気に入ったその素敵な曲をプレゼントしてくれたかもしれない・・・。」
直後、アンジュは、「ホイップさん」が吹いていた口笛を吹きました。すると・・・、
そして、アンジュは、この曲をミラクルキラッツにプレゼントすると言いました。ミラクルキラッツに歌ってもらった方がもっとキラッとすると、アンジュは感じています。
「私、この曲を素敵な歌にしてみんなに届けたい! この曲なら、ミラクルキラッツの素敵をもっともっと届けられるような気がする!」
そして、みらい達は、新曲を作る事になりました。
~ Bパート ~
しばらくして・・・、
「私は、3人でいる時のワクワクするような、ときめく気持ちを届けたい!」
「だよね! 3人ならダントツ無敵で魅力的だもん!」
「1人じゃできない事も、3人だったら乗り越えていける!」
「そうだよ! みんなに届けたいのは、みんな、私達3人の気持ちなんだよ!」
「そうか・・・。これを歌詞にすればいいんだね!」
『そっか!』
「あたし達らしいえもい歌詞になりそう!」
「私ね、実はあんなちゃん達を見てちょっと悩んでたんだ・・・。」
「え?」
「みらいちゃん・・・。」
「メルティックスターは、誰にもマネできないメルティックスターらしさがあって、私達、とてもじゃないけど、もう敵わないんじゃないかって・・・。」
「でも、私達だって負けてない! ミラクルキラッツだって、誰にもマネできないミラクルキラッツらしさがあるんだから!」
「よーし! あたし達らしい歌詞に、あたし達の気持ちを全部詰め込んじゃおう!」
しかし、いつの間にかアンジュはいなくなっていました。アンジュが作った曲は、3人のプリキャスに送られていました。
「いいね」も溜まっていて、多くのフォロワーから新曲でのライブが期待されています。そして・・・、
「ミラクルキラッツらしさを・・・、わたしたちの素敵を、みんなに届けよう!」
『届け! 私達の『キラッと』!』
『ミラクルキラッツです!』
「今日のコーデは、ホイップいちごコーデ!」
「ケーキみたいにデコレートされたイチゴや生クリームが美味しそう!」
「さあ、あたし達のライブ、」
『はっじまるよー!』
曲は「乙女アテンションプリーズ」。
「せーので・・・、やってみた!」
『みんな大好き! ワンダフルパティシエール! めしあがれ!』
その直後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
『キラッとルーレット!』
『いっけー! キラチケ!』
それからしばらくして、みらいは帰宅しました。ちょうどひかりも、習い事から帰ってきたところです。
家に入ってみると、みらいのライブを祝うケーキが用意されていました。
これを作ったのは、みらいの父親。今日突然帰ってきましたが、すごく忙しいようで、ケーキだけ作ってすぐに出てしまいました。
「私達が帰ってくるまで待っててくれればいいのに・・・。」
「まったく! パパってば、いっつも気まぐれなんだから!」
「仕方ないわよ。昔から、フワッと掴みどころのない、ホイップクリームみたいな人だったからね!」
「フワッと? ホイップクリーム?」
「パパ・・・、見ててくれてたんだ・・・。」
『美味しい!』
今回は、これで終了です。
次回:「さらちゃんがモフモフしてみた!」
ミラクルキラッツとメルティックスターは、可愛いマスコットが溢れるキュートフェスティバルの応援サポーターに任命されました。
人気キャラクターのイベントでそれぞれテンションが上がるメンバーですが、なぜか、さらだけ元気がありません。不思議に思ったみらいが思い切って事情を聞いてみると・・・。
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
すれ違えば願いが叶うという「ホイップさん」のウワサを追ったみらい達は、「ホイップさん」の口笛を曲としてプレゼントされたアンジュと会い、そして、その曲を歌にして、多くの人達に自分達らしさを届けました。
さて、今話のポイントは「想いの伝播」でしょうか。
その姿を見かけると願い事が叶うというウワサの「ホイップさん」こと、みらいの父親でしたが、その姿を実際に見なくても、実際に見た人の想いから願い事が叶うというところが大事なところだったように思います。
「ホイップさん」からアンジュ、アンジュからみらい達、みらい達から新曲を聞いた人達と、何気なく吹いた口笛を媒体として想いが伝わっているというのが、面白かったですね。
特に興味深かったのは、アンジュからみらい達への伝播。ここ最近の感想では、アンジュは可能性を託すにふさわしい者達を探しているんじゃないかと書いていますが、今話でもそんな節があるように思いました。
アンジュは、「ホイップさん」が吹いていた口笛を曲としてプレゼントされ、そして、みらい達にプレゼントしましたが、アンジュは誰彼構わずプレゼントするような事はしないでしょう。素人に曲が渡り、作られた歌が不評だったら、彼の想いを汚してしまう事になりますし。
だったら、自分が歌を作成してライブを披露すれば、というところもあるでしょうけど、「今の」自分には、もっと素敵にできる自信がないのでしょう。トッププリチャンアイドルを目指して自分の可能性を信じ続けていた頃だったら、歌にして届けたいという意欲に満ちていたかもしれません。
だけど、29話を見た感じでは、今はそんな自信がないように思いますね。それだったら、可能性のある者達に託して、より素敵な歌を披露してもらいたい。そんな想いから、ミラクルキラッツに曲をプレゼントしたんじゃないかと思いますね。29話で見せたみらい達の笑顔も影響していたでしょう。
29話からわずか3話後に再びミラクルキラッツに接近したアンジュですが、今後も近いうちにミラクルキラッツに近付く機会はあるかもしれません。
そのたびに、アンジュは、ミラクルキラッツに対してどんな印象を抱いていくのか、これからもしっかり見ていきたいところ。また、みらい達も、今は「キラキラのお姉さん」という認識でしかないですが、いつ、彼女がアンジュだと知り、そして、その時にどう動くのかも気になるところです。
まあ、とりあえずは、次の1話ですね。次回は、普段は男の子のようにカッコいいさらが、可愛いもの好きという特徴を隠すのか晒すのかというところがポイントになるのかも?
「自分らしさ」という点では考察要素を濃くしてくれそうで、期待したいと思います。
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