ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「かまいたち」 宮部みゆき 読了!

2018年08月16日 22時32分24秒 | 作家 ま行
かまいたち (新潮文庫) 2018.8.16読了。
宮部 みゆき (著)

夜な夜な出没して江戸市中を騒がす正体不明の辻斬り“かまいたち”。人は斬っても懐中は狙わないだけに人々の恐怖はいよいよ募っていた。そんなある晩、町医者の娘おようは辻斬りの現場を目撃してしまう…。サスペンス色の強い表題作はじめ、純朴な夫婦に芽生えた欲望を描く「師走の客」、超能力をテーマにした「迷い鳩」「騒ぐ刀」を収録。宮部ワールドの原点を示す時代小説短編集。



宮部みゆきさんは後になって、時代小説を書くようになったのかと思っていましたが、原点の作品集に時代物があるのだから、最初から書いていたのですね。「かまいたち」が文句なく面白い。人物描写も謎解きの楽しさもほんとよく出来てます。デビュー前の作品とは信じられん。…7点。


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