相模太夫の旅録=Tabi Log

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「願成・黒眼の祖師」と称される日蓮上人像「大光山中道寺」

2020-12-04 13:42:07 | 寺院
杉並区荻窪、永福川そばに房州小湊誕生寺末、区内でも古刹級に入る日蓮宗寺院「大光山中道寺」(千葉院)はある。大光院日道が当地に天正10年(1582)に草庵として建立。その弟子日法が元和2年(1616)に「大光山中道寺」とし寛永13年(1636)当地に土着していた千葉氏の家臣宇田川氏より寺地の寄進を受けて堂宇を整えた。天正10年(1582)、当寺の本尊は日蓮上人像で「願成の祖師」、玉眼作りの目が特徴的「黒眼の祖師」と称され崇敬されている。又、伝教大姉の作の「鬼子母神像」も祀られている。「松渓公園」や「善福寺川」の住宅地の一画に構えられている「寺号標(寺門)」を入ると区内では珍しい建物の一つ鐘楼と山門を兼ねた重厚な「鐘楼門」(安永2年=1773)がある。正面に入り母屋造りの「本堂」、右に「庫裏」がある。境内北側に「不動尊石碑」(宝暦6年=1756銘)が祀られている。本堂の西に「鬼子母神堂」、並びに「稲荷祠」、境外仏堂として「荻窪不動堂」がある。(2011)
 
 
 
 
 
 
 





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