イギリス視察④ | おおこし農子のブログ

イギリス北部で、食品ロス削減に取り組む運動を展開するTHE REAL JUNK FOOD PROJECTの代表である、Adam Smith さんにお会いし、取り組みを伺ってきました。食品ロス削減にに対する情熱は並々ならぬもので、言語の壁を超えて伝わってきました。
写真の通り、国内外のスーパーマーケットやパン工場、お菓子工場、農家などから、おびただしい量の食ロスが良好な状態でここに集められ、フードバンクや近くの学校などに配分されています。
実はAdamさん、最近子供が生まれたため、一度代表から抜ける予定だったそうですが、辞めないでほしいという声が強く、引き続き代表として残ることになったそうです。
Adamさんに、何がその情熱を支えているのかとお尋ねすると、貧しい人を救うため、ということもありますが、それ以上に、環境問題という観点が大きいようです。
日本では、私も含めて、福祉の面からの必要性を感じて取り組まれている方が多いと思われますが、今後もっと推進していくためには、環境問題というアプローチが必要なのだろうと考えさせられます。