TOEFL ITPテスト公式教材 TOEFL ITP Practice Tests Vol.1の無料公開

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新型コロナウイルスの影響で地域によってはTOEFL ibtの試験会場は閉鎖が続いていて受験できない状況ですが、TOEFL ITPテスト公式教材 TOEFL ITP Practice Tests Vol.1 が無料で公開されました(PDFとオンラインのオーディオが無料、通常販売している冊子版は有料のままです)。もちろん練習用の教材ですのでスコアを留学等の目的に利用することはできませんが、解答と目安の換算スコアの一覧もセットになっていますので、しっかりをテストに取り組むことによって英語の実力把握にも役立てることができます。

TOEFL ITPテストとは

TOEFL ITPテストには馴染みのない方も少なくないと思いますが、TOEFL ITPテストについてはこちらに詳しくまとめてます。ざっくり言うと、TOEFL ITPテストは公開テストではない(=一般の受験は通常できない)団体受験専用のTOEFLで、大学入学後に英語授業のクラス分けテストとして実施されたり、交換留学や海外研修の選抜にも使われたりすることもある試験です。

Practice Testの活用法は

今回無料で公開されたPractice Testは前述の通りTOEFL ITPの練習問題です。従って、現行のTOEFL ibtの直接的な対策には利用できませんが、英語学習中の方にはいくつかの活用方法があると考えられます。

英語の実力把握

今回公開されたTOEFL ITP Practice Testは、解答と正解数から導かれる想定スコアの換算表がセットになっています。しっかり時間を測り試験に取り組むことで、今の自分の実力で何点くらい取得できるのかという想定スコアを確認することができます。試験はPractice Test A、Practice Test Bの2セットが掲載されていますので、2つとも受験することによって、より正確な実力把握ができることでしょう。

但し、解答は掲載されているものの解説は掲載されていません。間違えた問題については正解がどれかを知ることはできてもなぜそれが正解なのかといった解説を確認することはできません。英語の理解力を深めるといった目的には不向きかもしれません。(間違えた問題についてはしっかり外部のリソースを活用しながら確認する、といったしっかりした復習をされるばあいはその限りではありません)

TOEFL ITP対策

TOEFL ITPは団体受験用のテストで、公開テストのスコアのように留学の際の英語力証明とはなりませんし、履歴書等に書ける公式スコアは得られません。あくまで、大学入学後に英語授業のクラス分けテストとして実施されたり、交換留学や海外研修の選抜に使われる試験ですが、今後学内等で受験を予定している方は、無料で対策をすすめることができるチャンスです。

英語学習の幅を広げる

TOEFL ITP(含むPBT)をこれまで受験された方は、あまり多くないかもしれません。試験問題を見ると、文法や語法の間違った箇所を選択する問題といった、あまり馴染みのないと思われる出題形式も含まれています。そういった試験に取り組むことで、今まで自分が勉強を進めてきた英語学習からは、より幅を広げて学習をすすめるいい機会になるかもしれません。

 

地域によっては新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が解除されるなど緩和の動きが見えてきています(2020年5月23日時点)が、留学等を目指している方にとっては留学先の授業の問題、海外渡航の問題等、不透明な状況が続いていると思います。英語の勉強だけは自宅での自学自習でも進められるところはあるかと思いますので、目標の達成に向けて引き続き頑張っていきましょう!

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リンク:TOEFL ITPテスト公式教材 TOEFL ITP Practice Tests Vol.1

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