「まあ、百万回言われてることなんだが……
アイドルって偶像の事だから、アイドルのファンってアイドルを崇拝する信者みたいなもんだよなぁ……」
「イエス・キリスト、ブッダ、ムハンマドが有名ですが……
うち２つは偶像崇拝を禁止していますね」
「キリスト教は、原点のユダヤ教に由来しているから偶像崇拝はしにくいな。
イスラム教は、聖地を偶像化してるから、禁止してるかは微妙だな……
イスラム原理主義は、シュメールの遺跡破壊する前に岩のドームにロケット砲ぶち込め！」
「うわぁぁぁ！
不特定多数の隣人に喧嘩売るようなこと言わないでください！」
「まあ、今ロケット砲をぶち込みたいのは爆弾少年団な」
「ひょっとして、防弾少年団のことですか？」
「それ」
「また、不特定多数の……隣国人を敵に回すような言い方を……」
「女子供に遅れを取るかよ……
この人達に文句を言いたい人は多いだろうけど……
僕は別にこの淫祠邪教に興味は無いけど、コイツラにナチスと原爆シャツをコーディネートしたやつに興味があってね」
「言うに事欠いて、淫祠邪教って……」
「ARMY共が声優アイドル界と喧嘩するってーなら、相手になるぞ！
まあ、とにかく、僕はシャツを作った奴と着せた奴が悪いと思ってる。
さて、こんなもんを作って世に出したからには、極左か反日拗らせた奴だろうし……
日本人として、反撃しないとなぁ……」
「お言葉は過ぎますが、今回の騒ぎに防弾少年団が関係ないと？」
「……僕は、そんなこと、ひとっことも言ってないよ？」
「え？……あ！！」
「あくまでも『犯人』を批難するって言ってるんだ。
もし、本人の意思で着たのなら、謝罪行脚しろって意味だからな？」
「防弾少年団から謝罪はありませんでしたからね。
……ファンに対して、心配かけたね程度のコメントしか出してないです」
「反省してなきゃ、またやるし……
その時、どうなるかが楽しみだよ」
「性格が悪いですよ……」
