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2020.08.04
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カテゴリ:次男くん
次男くんの塾の話です。
先月、体験に行き、その後の継続は難しそうでした。

先週、一度話をしたとき、
次男くん「体験に行くって言ったから、7月いっぱいは塾に行くけど、8月の夏期講習は、聞いてないから、行かない!」と言っておりました。

実は、私も体験は7月の1ヶ月で、8月の夏期講習の話はしておりませんでした。
1ヶ月の間に行く気になってくれたらいいなぁと思っていたのですが、
お友達と遊びたい。
塾に行くと遊べなくなるのがイヤだ。
宿題の量が多すぎるから、イヤだ。
チャレンジをがんばるから、どこの塾にも行きたくない。
中学になったら塾に行く。
と言うのが、彼の主張でした。

一方、私は、
「確かに夏期講習の話はしてなかった。ごめん。
遊びたい気持ちは分かる。
けど、塾に行くのは週2日だけ。
しかも、その内の1日は、塾に行く前に1時間くらい遊べている。
塾のない日は毎日のように遊べている。
あなたは、集団塾に行くから、個別はもう行かない。と言ったから、
個別の方はもう辞める電話をしてしまった。
約束が違うよね?
3教科がつらいなら、1教科だけでもいいから続けてみては?」
と提案しても、

「そうやって、俺の意見は聞かずに、自分の意見を押し付けるんだ!」
と、聞く耳持たず。

「ママもパパも、押し付けるのはイヤだし、
あなた自身が行きたくないのに行ったって、
時間もお金も無駄なだけだし、先生にも失礼だし、
誰も得しない。
でも、中学になったら、今よりももっとやること増えるのは事実。
今できないって言ってる人が中学になったらやる。って言っても、
信用できないよね?
3教科がつらいなら、1教科だけでも。」
と言っても、
「そうやって、やっぱり、押し付けるんだ!」
と、話は平行線のまま。

でも、このまま次男くんだけの意見で塾を中途半端に辞めるなんて、
私は納得できない。
パパも納得できない。
塾の先生にだって失礼だ。
どの面下げて、中学になったら入れてくださいなんて言えるんだ。
・・そんなこと、私にはできない。

「そこまで言うなら、塾の先生に自分の口でちゃんと説明しなさい。
ママも一緒に行くから。
みんなで話し合って、みんなが納得した形で辞めるなら辞めよう。」
と言ったら、
「じゃあ、そうするよ!行ってやるよ!」
と、ご立腹の次男くん。

というわけで、塾に電話して、急きょ塾長に時間を作ってもらって、
3人で話をしてきました。

塾長は、まず次男くんの意見を聞き、
同調し、
現状の良い点や苦手な点を明確に話し、
今辞めるのはもったいないと思うこと。
将来大人になってからの厳しい現実、
親の気持ちの代弁など、
次男くんに分かりやすく丁寧に話してくださった。
そして、友達と遊びたいなら、1教科だけ、
次男くんが続けてもいい教科を選んでみる?と尋ねたら、
最初は、英語だけ。と話していた次男くんですが、
最終的に、「全部やりたいです。」って!

思わず、「え!!!!!」って、
「無理しなくていいんだよ」って言っちゃったよね。

塾長は、喜んでくれて、
でも、家に帰ったら、やっぱり行きたくないって気持ちになっちゃうかもしれないし、
続けてるうちに、やっぱり友達と遊びたいなーって思ったり、
宿題つらいなーって思うこともあるかもしれない。
そしたら、それは、我慢せずに話をしてください。
先生も、お父さんもお母さんも、みんな次男くんの味方だから、
我慢しないで話してください。
そしたら、やっぱり1教科減らして様子見るということもできるし、
宿題を減らすこともできるから。って、フォローも忘れない。

塾長、すげー―――!!
さすがプロっす。

塾を出た次男くん、「あー、言っちゃったなぁ」って呟いたので、
「きっと、がんばりたいって言う気持ちもあなたの本心なんだと思うよ。
だから、口から出たんだと思う。
お友達と遊びたい。勉強したくない。っていう気持ちももちろんあるけど、
それだけじゃない。
それだけじゃいけない。
がんばりたい。って気持ちがあなたの心の中にあるんだよね。」って話をしました。

説得してもらおうと思ったわけではなく、
純粋に、みんなが納得できる形にまとめたくて提案したのですが、
プロの力は偉大でした。

同じことを言っても、
親よりも第三者の言葉の方が胸に響くみたいです。

塾長の「今、塾にいるから「全部やりたい」って気持ちになったのかもしれない。
塾にいたら、がんばろうって気持ちになれるんだよね。
塾って不思議なところだね。」って言葉がずっと頭に残ってます。

次男くん、学校とは違うお友達と、切磋琢磨しあい、刺激を受けて、
がんばってほしいと思います。

ま、順風満帆に行くとは思ってませんが、
まずは彼の口から、全部やります。と言った事実は大きい。
後は彼の波に合わせながら、私もうまく舵を切っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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最終更新日  2020.08.05 05:57:32
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