三菱ジープ互助会

たしかにおっしゃる通りかも知れません。長期にわたりあちこちに圧力がかかりっぱなしになっている訳ですからね。純正幌の帆布は天然素材なので多少の縮が発生します。なので正規寸法で製作された純正幌本体を購入して装着すると時間の経過とともに馴染んでくるという訳ですね。EV帆布10号（別名クラレクレモナビニロン帆布）は経年劣化が殆どなく、縮みも伸びもすることがありません。ではどうするか。まず車両を持ち込める地域に限定して、実車をもとに製作するしか方法はなさそうですね。
本日、幌生地の供給商社に確認していた結果が判明しました。皆さんからもご意見が聞きたいので、商社からの回答内容を少し引用しておきたいと思います。


①三菱ジープ互助会　塩井様
　この度は弊社HPにお問合せのご連絡を戴きまして有難うございました。
　貴殿よりお問合せ戴いた件について、当方で判る範囲内でご連絡致します。
　自衛隊パジェロで使用されていますEV帆布10号を探しています。
　⇒EVが何を指しているのかは不明ですが、10号帆布の場合には一般的に綿素材となるので、
　　防水性等の点で幌等には向かないと思われます。
　どうもナイロン/ビニロンの帝人タイフーンという素材が一番このEV帆布10号に近いと考えています。
　⇒帝人タイフーンについては現在廃番商品となっている模様です。
　　またナイロンとビニロンとでは水分に対して真逆の特性となる為、組み合わせる可能性は低いと思われます。
　もし御社で取扱いがございましたら是非ご連絡を願いたくよろしくお願い致します。
　当方は、三菱ジープの愛好会を運営しております
　⇒現在弊社でトラック荷台のカバー等に推奨している生地は以下の大一帆布HPからご覧下さい。
　　https://www.dihp.co.jp/tent/472.html

②株式会社〇〇商会 〇〇工場　ご担当者殿
　早速のご連絡を頂きましてありがとうございます。
　実は、EV帆布10号というのは、クラレクレモナ帆布
　ビニロンである可能性が高いというところまで確認作業
　が完了しております。帝人タイフーンという銘柄は、
　その筋の専門家集団の方から教えて頂いたもので
　実際に使用されていたようです。現在は廃盤ということ
　了解致しました。クラレクレモナ帆布ビニロンについては
　お取り扱いはございますでしょうか？面倒なご依頼で
　本当に申し訳ございません。よろしくお願い致します。

③塩井様
　残念ながらクラレクレモナ帆布ビニロンについても、
　現在は廃番となっている模様です。

まだまだすんなりと諦めるわけにはいきません。

★三菱ジープ互助会★
　代表発起人J57改＠日野市
　当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。