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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  科学・数学 >  関連する専門知識がなければ理解できないはずなのに、陰謀論者は・・・

    関連する専門知識がなければ理解できないはずなのに、陰謀論者は・・・

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    本日のキーワード : 専門知識、コミュニタリアン、フランクフルト学派



    専門知識(せんもんちしき) : その分野を深くしりつくしていないと分らないような物事の知識。 

    本日の書物 : 『賢い人ほど騙される 心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて』 ロブ・ブラザートン  ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 カルト的環境は、すべての論理が一時的に通用しない風変わりな反科学のおとぎの国ではない。そもそも、証拠に基づいて現実にアプローチすることを完全に否定する人はあまりいない。科学者というものは【邪悪な爬虫類人(レプティリアン)の陰謀】の手先だと聴衆にたびたび訴えかける【デイヴィッド・アイク】のような人でさえ自分のテーマにたまたま合っている科学的研究を引用する

    これ 女性

    デイヴィッド・ヴォーン・アイク
    デイヴィッド・ヴォーン・アイク

    太田竜 2
    太田竜

    アイヌ&沖縄活動家の思想の素(もと) ~ 「人類が爬虫類人に支配されている」と信じていた「おバカ」な陰謀論者・太田竜

    人類は爬虫類人によって支配されている!? ~ 「おパヨク」は陰謀論がお好き💗

    緑の党って、どうなの?

     カルト的環境は、次第に複雑になっていく世界で、知的な自主性を持ちたいという願望現実の生活とぶつかるときに生じる。ジェーンとフレミングは、【偉大な啓蒙主義の思想家が生きていたころ】は正当な知識が主に教会から生まれていて【世界の技術的、科学的、哲学的知識のすべて】は【比較的薄い百科事典の中に楽に収まっていた】、と指摘している。つまり、【17世紀】には【自分こそが正説を否定し、物事を正しいと判断できる人物だと考えること】【非現実的な目標ではなかった】

    Modern Conspiracy: The Importance of Being Paranoid 



     そのころから、世界に対する私たち集団としての科学的理解は急激に【複雑】になり【特殊化】していった【専門家でない人】――私たちはみなたいていのことの専門家ではない――にとって、【何が真実で何がばかげているかを知るのは、ますます難しくなっている】。「実験によると」という言葉は意味のない決り文句となった。科学的論文は、しばしば壁の向こうの有料コンテンツの中にあり、いずれにせよ、【関連する専門知識がなければ理解できない】。食料品店で普通の冷凍食品のラベル本当に理解するだけでも化学、工学、生物学、栄養学【大学院レベルの極育が必要】だ。私たちは徐々に自分で考えないようにさせられ、専門家に従うよう強制されている。』

    日の丸

    コミュニタリアンとかフランクフルト学派といった左翼の妄想 “わかり合える”


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「この世界は噓八百」「世界は嘘塗(まみ)れ」「真実(過去・現在・未来)を追求する」などと言って、「おバカ」丸出しの妄想SNS上で繰り広げるような陰謀論者らについて、そんな陰謀論にハマってしまう仕組みとその手口を、最新の科学的知見に基づいて明らかにしている書物で、

    無知なewkefc116

    過去が分かれば自動的に現在が分かりさらには未来まで分かるなどという短絡的な思考(縄文時代が分かれば昭和や令和の時代が分かるし、さらに数千年後の未来も分かるのだそうでw)しか持ちえない「おバカ」な陰謀論者らが、必死になって主にネットでかき集めた情報(?)に基づき無い知恵を絞りに絞って考え出した“陰謀の真相”とやらが、実は本人の意識とは無関係にその脳ミソが勝手に作用することで生み出される“幻想”に過ぎないものであるということが理解できる良書になります。

    読書 10-057

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 192,616(191,567)÷6,430,860(6,390,840)=0.0299・・・(0.0299) 「2.99%(2.99%)」
    bkjndgs1.jpg

    イタリア : 35,597(35,587)÷284,796(283,180)=0.1249・・・(0.1256) 「12.49%(12.56%)」
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    日本 : 1,428(1,416)÷74,558(73,955)=0.0191・・・(0.0191) 「1.91%(1.91%)」
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    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動の最中に、“ワクチン陰謀論”“ワクチン有害説”などの類の「疑似科学(pseudoscience)」

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    あるいは、「マルクス主義の背後にいるのはユダヤ人」などという珍説を、恥ずかしげもなく主張あるいは妄信する「おバカ(=“デュープス(Dupes)”)」について書かせて頂いているところになります。

    無知なewkefc114

    「無知なるマルキストのewkefc」
    「おバカ」な「おパヨク」という“塵芥”と、ヒトラーの「青写真」

    ポイント

    キリスト教世界である西洋社会の根底には、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統があるわけですが、あのマルクス正真正銘の「反ユダヤ主義者」で、その意味で、ヒトラーと同類でした。

    ヒトラーとマルクス

    そんなマルクスは、ヘーゲルの目指していたものを全く理解できず誤解・曲解した挙句それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で、

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えることになるわけですが、それにも関わらず

    これ 女性

    『 マルクス主義の背後にいるのはユダヤ人 』  by ewkefc

    などと戯(たわ)けた珍説を唱える「おバカ」が実在していたり、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりします(笑)



    で、マルクスと同じく「反ユダヤ主義」著名ドイツの哲学者マルティン・ハイデッガーは、ナチスとの関わりが深かった(ハイデッガー自身がナチス党員でしたw)ことで知られますが、

    マルティン・ハイデッガー
    マルティン・ハイデッガー

    ハイデガーとナチズム 

    そのハイデッガーとその弟子たちの「危険な哲学」について、それが現代にまで脈々と受け継がれているある種の病気(伝染病みたいなモノ)である、ということを御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。

    これ 女性

    『 共同は善である、分離は悪である、と考えるこれ多くの哲学者がかかる病気の徴候である。とりわけ左派系の哲学者はこういう病気にかかりやすい。マルクス主義者とはいえないアーレントやハーパーマスにしてもそうした傾向と無縁ではない。そのあたりの心理の一端をのぞいてみよう。』

    『連帯の甘き幻想 ~ マルクーゼからコミュタリアンへ』 堀川 哲
    『連帯の甘き幻想 ~ マルクーゼからコミュニタリアンへ』 堀川 哲

    それでは昨日の続きを見て参りましょう。

    『 近年ではコミュニタリアンがこのリベラリズムを攻撃するテイラーマッキンタイアーウォルツアーそしてサンデルといった人々がコミュニタリアンと呼ばれるが、とりわけテイラーマッキンタイアーといった元トロツキスト系のマルクス主義者たち(両名とも『ニュー・レフト・レビュー』の中心メンバーであった)はもろ「共同体主義」と呼んでよいようなリベラリズム批判を展開する(だからサンデルのような若い世代はこれに若干警戒感を示している)。』

    チャールズ・テイラー
    チャールズ・テイラー

    アラスデア・マッキンタイア
    アラスデア・マッキンタイア

    マイケル・ウォルツァー
    マイケル・ウォルツァー

    マイケル・サンデル
    マイケル・サンデル

    『 リベラリズムは個人主義だ利己的な個人を肯定しているというリベラリズムの社会では無責任な人間が生産され社会連帯を失うというのである。人間は(タブラ・ラサ的な)「個人」ではないすでに社会(共同体)に媒介された存在であるという

    女性 ポイント これ

    だからどうした、とリベラリストは反撃するだがコミュニタリアン善を共有した人々の連合体を構想するのである。政治道徳を語れ道徳問題での合意を目指せというのである。そしてその種の合意は可能なのだとみる。この点では理想的コミュニケーションを構想するハーパーマスと似ているどちらも私たちは「わかり合える」と信じているのである。』


    ホルクハイマー(左)とアドルノ(右)。背後にハーバーマス。
    ホルクハイマー(左)とアドルノ(右)。背後にハーバーマス。

    ユルゲン・ハーバーマス
    ユルゲン・ハーバーマス



    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。






    続きは次回に♥




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