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先月、熊本にいる知り合いと馬刺しをつつきながら、このような話を聞きました。
自分の前に出る壁って、そこを乗り越えないとずーっと追いかけられる
言い換えると、
『壁から逃げると、その時はラクだけど、いつかまた同じ壁が現れる』
ということ。
熊本来て、早くも『もう辞めようかな・・・？』とチラッと思ったり、やってらんねーよなんて感情が出てくることがありました。そんなとき、知り合いと飲む機会があったんです。
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その知り合いは、ご自身の例を出して話してくれました。勤務地や職種が変わったとき、それからしばらくは苦しみの連続だったそうです。チームの仲間と喧嘩したりしたこともあったそう。さらには、ウツになりかけていたかもしれない、ということも話していました。
しかし、そのとき
『今、ここから離れたとしても、また同じことが自分に降りかかるかもしれない。だったら今のうちに乗り越えておこう！』と考え、そこから逃げずに走り抜いたそうです。
今、そのときを振り返ると『あのとき、逃げなくて良かった！』って仰っていました。
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いっとき、私が辞めようかな？と思ったことは事実ですが、しかし今辞めたとしても、いつかまた近いうちに同じ壁が現れることは十分にありえます。
後になればなるほど、乗り越えるときの苦痛って以前の何倍マシになってること、あるものです。私も何度か体験したし、今まさに痛感しています。
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追いかけられて、今があります。たとえ逃げおおせたとしても、近いうちに同じ（それ以上の）苦しみを味わうのでしょう。
だったら、苦しいけれど今のうちに味わい、乗り越えておくほうがラクだと思うんです。若いうちにできるだけ壁を経験し、乗り越えるほうが乗り越えやすいんだと思うんです。
今が一番若いので、逃げずにぶつかり続けます。すでに何度か跳ね返されてますが、あきらめずにぶつかります。
破れない壁はない、壁は破れるものばかりなので。
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