受け継がれるもの 5年前の今日書いた記事 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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今日はフィギュアスケーターズプラスが届きました。

表紙は大輔さんの900DAYS 裏表紙は昌磨君の全日本四連覇表彰お写真です。

 

ほぼこのお二人の写真で構成されているのですが、真ん中あたりにネイサン・チェンのGPFと全米の記事と写真が8ページ挟まれています。

 

大ちゃんは写真を中心に40P、そしてバンクーバー五輪の写真が真央ちゃんと合わせて10ページでした。

 

昌磨君は58ページから85ページまで、こちらの方が私としては未見の写真が多かったかな。

フレンズオンアイスの抽選会での大ちゃんとのツーショットで1ページ。

 

記事はほとんど既出みたいなものでしたが、全体に写真が大きく掲載されているのでとても見やすいし、すでに他の媒体でアップされていたショットもこうして一つの雑誌にまとめていただくのはとてもありがたいです。記念に買っておくのは正解でした。

 

 

アメーバのマイページでは過去にどんな記事を書いていたかをお知らせしてくれるんですが、今日は5年前の2月17日に書いた記事をピックアップしてきました。日付が去年というのはよくあるのですが、5年も前のは珍しいのでその頃はいったい何を書いてたのだろう?と開いてみました。

 

といっても2015年ですから私にとってそんなに昔という気はしないのですけどね、当時の記事はほとんどアメ限にしてるんで自分でも読み返すことはあまりないんです。

 

皮下に流れるもの

https://ameblo.jp/momokamo1995/entry-11990960388.html

 

あーー弱虫ペダルのこと書いてたーー

 

丁度今、弱虫ペダルの再放映?をやってて我が家は録画したのを毎回大盛り上がりで観てるんです。

つまり5年経っても何の変りもない

 

ある意味ショックだわ~~(^^ゞ

 

そして私ったらこんなこと言ってます。

 

私は大ちゃんが女の子とペアを組むのは微笑ましくて嫉妬しないけど、

高橋大輔が自分の中にも宿ってると感じることができる彼ら後輩たちを羨望します。

 

ははは、全然変わってないわあ自分ww

 

2015年2月13日の大阪日日新聞にフィギュアスケート企画としてこの二人のスケーターのエピソードが掲載されました。

五年前の記事に貼ったリンクは切れていますので、こちらにも一部抜粋させていただきます。
 

「衣鉢相伝 磯崎大介 吉野晃平」上より

 

一方、吉野もプログラムをセルフプロデュースする。選曲、曲の編集は自身で手掛け、振り付けは荒屋真理氏とともに一から作り上げる手法をとっている。「1人だけで作ると、どうしても自分が動きやすいものに偏ってしまうから」と、吉野はセカンドアイの必要性を説いた。

 今シーズンはショートに『ミッション:インポッシブル2』を選んだ。今シーズンからアイスダンスに転向した村元哉中が2011~12年、ショート で滑ったフラメンコに影響を受けたのが理由だという。「当時から、この曲で滑ってみたいとずっと憧れていた」と吉野。選曲のポイントは「自分の滑りたいも の」と「気持ちよく滑れるもの」。その視点で選んだフリーが『スローダンス』。格好良さとおとこ気が光る、独自の世界を確立した。

 自分をよく知り、自身の待つ知識やスキル、感性をつなぐことで個性ある作品を生み出した磯崎と吉野。2人に共通するのは独創的なアイデア、明確なビジョン、そして固い信念を宿していることだ。その姿勢も徹底している。

 

吉野さんは当時から自分でセルフプロデュースされていたんですね。奇しくも村元哉中さんのフラメンコに影響受けてたとは。

 

「衣鉢相伝 磯崎大介 吉野晃平」下より

 

国体直前にもその関係を象徴するエピソードがあった。大会1週間前、磯崎は右足にけがを負い、痛さで満足に練習できず気持ちが落ち、演技構成を落 として臨むべきかと悩んだ。「そんなときに町田さんに相談したんです。そしたら、全力で挑戦しろと喝を入れてくれて。戦いに向かう気持ちをまた勉強させて もらった」と磯崎。逆境に立ち向かい、戦い続けてきた町田の言葉が胸にしみたようだ。「これからは僕がチーム最年長なので、みんなを引っ張っていけるよう に頑張らなくては」と気持ちを引き締めた。

吉野は昨年10月14日、チームのけん引者、高橋大輔の引退発表を朝の報道で知った。「当日の朝は泣きました」とその喪失感の大きさを表す吉野。「今までどんなに引っ張ってもらっていたか痛感した」と。

 吉野の虚脱感は深く、葛藤は全日本まで続いたという。しかし、確かに受け継いでいるものに気づく時が来る。「高橋さんの練習の仕方や姿勢を正すところ、そして呼吸法が僕の中にあるんです」。

 高橋に伝授された一つ一つが吉野を支えた。肝に命じているのは観客へのアピール法だ。「演技中に気を抜くと観客の気持ちが離れてしまうので、最後まで魅せる気持ちを保つこと」。音楽的な身体の使い方もまた高橋譲りだろうか。影響は計り知れない。

 磯崎と吉野にはほかにも類似点がある。磯崎が大西勝敬コーチ、吉野が長光歌子コーチという指導者のオーソリティーに師事していることだ。「もう一つだけ」と前置きして質問した。「今までコーチに教わったことで大きいと感じることは」と。

 「スケーティングが強化したことと、スケートへの愛を教わりました」と照れた様子で答える磯崎。吉野は「精神的な支え。どんな指導を受けても成長 できると心から感じられること」と前を向いた。そして「国体の5日前に長光先生がフリーを手直ししてくれたんです。そのおかげで自信を持って滑れました」 と最後に言い足した。

 

 

先輩の引退に衝撃を受けて、全日本まで引きずっていたというエピソードからも吉野さんにとって大ちゃんがいかに大きな存在だったのかわかります。そして自分に受け継いだものに気が付くことによってふたたび情熱を取り戻す。

 

私はどんなに願っても彼らにはなれない。皮下に落とし込めるほど映像を見たって、その力をわが身に取り込むことはできない。

 

今はうらやましいというよりも、彼らの存在をひたすら愛おしく思います。受け継いだものをこのままできるだけ長く育んでいってほしい。

 

その後磯崎さんは振り付けを一から学んでいるそうですし、吉野さんはプリンスのメンバーとして活躍中。

PIW広島公演での共演はさぞかし嬉しかったんじゃないでしょうか?

 

 

こうしてみると5年というのは短いですね。少なくとも我が家も自分も良くも悪くも変化なし。

でも5年くらいのスパンで考えたら日々平穏無事でありさえすれば大概の人がそうじゃないですかね?

 

でもスケーターにとって5年は確かに長い。大ちゃんなんてこの間いったいどんだけ変貌を遂げたのやら、数えるだけで気が遠くなりそう。

到底同じ時間を過ごしたとは思えません。ほんとに彼はスーパーマン!

 

そしてその影響力もまた計り知れません。後輩が大ちゃんのようになる必要もないし、それぞれの道を歩んでいくのは当たり前だけど、どんな道を選んでも人に “見せる” “魅せる”という意識を持とうとすれば、その手本の一つに高橋大輔先輩が選ばれるのは必然だと思います。

 

実際に国の内外たくさんのスケーターからリスペクトされてますものね。

 

アイスダンスがどうなるかは全く未知数ではありますが、私はジグソーパズルのピースを埋めるようなものではないかと解釈してます。

 

これだけやってきてなお、彼は完結はしない。失ったピースもあるけど代りに新たなピースを探し出し、これからも尚、誰も見たことのない絵を創り上げていくんだと思います。

 

 

私の皮下に流れるもの

 

それは頑張る姿を尊いと思い、共感し、沸き立つ血

 

5年後もちゃんとよどむことなく流れているのだと確認できた振り返り記事でした。

 

 

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