The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ラファヌス・ラファニストゥルム Raphanus raphanistrum

2022-11-09 10:01:50 | ポルトガルの野の花

アブラナ科、Brassicaceae、ダイコン属、ユーラシア原産の1年草又は2年草、

学名:Raphanus raphanistrum、

和名:セイヨウノダイコン(西洋野大根)、

英名:Wild Radish、Jointed Charlock、葡名:Saramago、Cabrestos、Nabo bravo、Rabanete de cavalo、

2014年10月20日、11月16日、2018年1月30日、2019年12月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

 

ラファヌス・ラファニストゥルム Raphanus raphanistrum の花。ユーラシア産の雑草で、黄色、藤色あるいは白の花と莢に似た果実を持つ。

 

葉は暗緑色で羽 状に切れ込む。

 

枝分かれした総状花序に黄色の花が咲く。花弁が黄色~乳白色(脈が暗褐色~紫色)。

 

根生葉は羽状複葉(全裂、深裂ではない)。茎は高さ30~120cm。

 

根生葉は大根に似て羽状に分裂。花は径1.5~2cm、十字形花で淡黄色が多いが、 白色や淡紫色もある。属名の Raphanus はギリシャ語の「raphanos(早く割れる)」からきて いる。発芽の早いことから名づけられた。ラファヌス・ラファニストゥルム Raphanus raphanistrum でした。 

©2022 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)和名は外来種の野生ダイコンの意から。属名は rapahnos(=早く割れる)に由来し、発芽が早いことから。種小名も属名と同じ語源による

セイヨウノダイコンはアブラナ科の1・2年草である。草丈は20~70㎝程度となる。全草有毛。葉は互生する。根生葉並びに茎下部の葉は、羽状に深裂し、頂片は円形~楕円形で特に大きくなる。茎上方の葉は広披針形で、粗い波状の鋸歯を持つ。5~9月頃、茎頂に総状花序を出し、径1,5~2㎝程度で白色の十字花をつける。花弁には青紫色の脈状紋が走る。原産地では、白花以外にも淡黄色・淡紅色・淡紫色等も存在する。果実(長角果)は長さ4~6㎝、幅2,5~5㎜程度で3~8個の種子(赤褐色~褐色)を内包する。果実は種子の間で深くくびれ、先端は細まり、長い嘴状となる。果実は、熟しても裂開せず、くびれ目より横に切れる。本種は、食用ダイコンとして栽培される種(Raphanus sativus)の祖先と看做されている。本種は世界各地に帰化状態と化している。(GKZ植物事典より)

 

 

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