2018年8月7日火曜日

自転車日本一周8日目 ウィンチしない

おかしななことが、身近に起きる。

一つ
靴下が次々消えてゆく。
それも片方だけ。
最初の一つ目は、納得の紛失。
生乾きを荷物に括り付けて落とす。

二つ目。
金木の町営温泉で洗濯をした。
樹木に斜めにベルトを通して干し置いた。
次の朝見当たらない。

そう言えばそれ相当な値段の座布団付き
インナーパンツも荷物に括り付けで落としている。
括り付けに要注意。

金木での朝は雨。
大きな樹木下に張ったテント。
洗濯物は、樹木の枝に2時位の角度で張ったベルトに掛けた。
上にコンサドーレの赤いポンチョをかけていた。

いつでも出発できるように荷物は撤収。
洗濯物は生乾きどころではなく、濡れの度合い強し。
体温で乾かす。

まるで濡れたままの靴下は、パス。
裸足でいる。
その朝、金木コンビニで再度ビジネスソックスを購入しそれを履いていた。
洗い終わって脱いで一緒に洗ったはずの片方がない。
コテージのどこを探してもない。

2階で脱いだ覚えは、まったくない。
が、一応確認してみた。
やはりない。



もうひとつ金木宿泊で夜食の材料を揃えた。
寒天の水ようかんもそれのひとつ。

和菓子屋が作るような洗練されたものではない。
10cm四方の発泡トレイに2段に重ねられている。
甘み控えめ。
うまい。
疲れた体がもっと寄越せとねだる。
全部を平らげた。

次の朝に大変が起きる。
分身のなんと粘質なこと。
紙資源の無駄遣いを何遍も繰り返すが一向にきれいになる気配なし。
入っているトイレは、ローソン様。

なぜ様がつくか?
コンサドーレにチケット売上の一部を補助してくれている。


横をみるとノズルから温水の噴出する装置付き。
使うか。
人生初めてケツをノズルに狙わせてみた。
やつが辺りを適当に移動してきれいにしてくれるものと考えていた。
違う。
自分で的を変えてやらないばいけない。

ノズルにケツを振る。
ヌーと出てきたノズルが固定されている。
公園に備えついた上向きの蛇口みたいなもの。
細かな場所移動は、どうぞ使用のあたたが調整ください。
便利なのか間抜けな図なのか。

とはいいつつキレイと温水の適度な刺激が悪くない。

帰ったら買うか?
いや、自分ちではいらない。
あれは、人のケツにはいいかも知れないがお掃除をする方には面倒が増える。

作朝、朝ごはんを食べて8時には出発したいと予定していたがだめ。

小雨が降っている。

天気予報をTVデータ放送で何度も確認。
山形では、短時間豪雨の警報もでている。
深浦方面は、間もなく上がる予定。

向かう秋田市も同じような予報。
ただし風に注意が、出されていた。

スタートをできるようにパッキング。
干していた洗濯物もとりこんで。

前の晩に乾ききらなかった靴下も片方だけのものも干している。

おんや金木のコンビニ靴下がでてきた。
脱いだあと2枚を重ね置いた。
そのままくっつき干したときまで重なっていた。

靴下紛失問題は解決をみる。


行ってきた、竿燈さ観に。
先に結論を言う、思った通り。
わくわくが起きない。

278竿だそうな。
そりぁ圧巻よ。

そも起源は、暑い夏場の病気や邪気を払うためのまつり。
ねぶたの名前の由来にもなっているであろう悪さをねぶる行事だ。
ねぶり流し。
記録では、200年以上前から存在しているという。




青森県ねぶたは、弘前を倣ったもの。
地域が隣接していることからも、
秋田竿燈まつりとねぶたは、兄弟でないか?

バッテン十字の竿に幾段にも提灯をぶらさげる。
七夕飾りのように願い事を短冊にしたためこれも下げる。
その竿を先頭に立て皆で囃し立て地域を練り歩き川に流す。
これが現在の秋田竿燈まつりに発展したのだそうな。

高いもので12m。
重さ50Kg、提灯の数46というから一竿だけでも結構な迫力。
昨日は、278丁。
確かに夏の夜空に赤々と燃え上がったその列は、
周りが明るい現代でも圧巻ではある。


が、観ているこちらは燃えない。
エネルギーが伝わらない。
青森県ねぶた、四国よさこいなど
観客のエネルギーをも掻き立てる。
それがない。
地元のひとは小さい頃から竿を上げる練習をして育つ。
太鼓や笛のお囃子を聞くと胸が踊るのだそうな。



演舞を終えて各地域に
戻るにもお囃子は、続く。
その後に
横倒しになった竿が、続く。

靴下とうんちと観客を巻き込む;ウィンチの話でありました。


このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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